ロンドン・ヒースロー空港
ロンドン・ヒースロー空港 London Heathrow Airport | ||||||||||
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ヒースロー空港全景 | ||||||||||
IATA: LHR - ICAO: EGLL | ||||||||||
概要 | ||||||||||
国・地域 | イギリス | |||||||||
所在地 | ロンドン・ヒリンドン特別区 | |||||||||
所有者 | ヒースロー空港ホールディング | |||||||||
運営者 | ヒースロー空港 | |||||||||
拠点航空会社 | ブリティッシュ・エアウェイズ | |||||||||
標高 | 25 m (83 ft) | |||||||||
座標 | 北緯51度28分39秒 西経00度27分41秒 / 北緯51.47750度 西経0.46139度 / 51.47750; -0.46139座標: 北緯51度28分39秒 西経00度27分41秒 / 北緯51.47750度 西経0.46139度 / 51.47750; -0.46139 | |||||||||
公式サイト | https://www.heathrow.com/ | |||||||||
地図 | ||||||||||
LHR/EGLL グレーター・ロンドンの地図を表示 LHR/EGLL イギリスの地図を表示 空港の位置 | ||||||||||
滑走路 | ||||||||||
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統計 (2015年) | ||||||||||
旅客数 | 74,985,748人 (前年比 2.2%) | |||||||||
発着回数 | 474,087回 (前年比 2.7%) | |||||||||
出典: UK AIP (NATS)、EUROCONTROL[1] 統計:民間航空庁[2] | ||||||||||
リスト | ||||||||||
空港の一覧 |
ロンドン・ヒースロー空港(ロンドン・ヒースローくうこう、英語: London Heathrow Airport)は、イギリスの首都ロンドンの西部にある最大規模の空港で、国際線利用者数では2013年まで世界一の空港だった[3]。所有・運営は、民間会社のイギリス空港会社 (BAA) である。空港コードはLHR (IATA) /EGLL (ICAO) 。ブリティッシュ・エアウェイズ、ヴァージン・アトランティック航空のハブ空港になっている。
目次
1 概要
1.1 ターミナル再編
2 歴史
2.1 開港
2.2 第二次世界大戦前後
2.3 ジェット機向け改修
2.4 ターミナル増築
2.5 ボーイング747とコンコルド就航
2.6 地下鉄開通
2.7 民営化
2.8 テロ未遂事件
2.9 ターミナル拡張
2.10 現在
2.11 将来
3 就航航空会社
3.1 主な航空連合別ターミナル
3.2 ターミナル1(閉鎖)
3.3 ターミナル2
3.4 ターミナル3
3.5 ターミナル4
3.6 ターミナル5
3.7 貨物便
3.8 過去に就航していた航空会社
4 アクセス
4.1 鉄道
4.2 タクシー
4.3 バス
4.4 自家用車・レンタカー
5 飲食施設
6 宿泊施設
7 映画
8 脚注
9 外部リンク
概要
1959年にクロイドン空港が閉鎖したことに伴い、ロンドンを代表する国際空港となった。滑走路は並行に2本あり、それぞれ3,902m、3,658mの長さを持ち、パリのシャルル・ド・ゴール空港、フランクフルトのフランクフルト空港と並び、ヨーロッパの大規模空港である。旅客ターミナル4つと貨物ターミナル1つを持つ。ロンドン市内などとのアクセスは比較的便利なものの、周辺を住宅地に囲まれていることから騒音規制が厳しいことでも有名である。
ターミナル再編
2015年6月をもって老朽化したターミナル1が閉鎖され、跡地には2014年6月4日に第一次建て替えが完了したターミナル2をさらに拡張する形で第二次工事が行われる予定である。それによりターミナル1は欠番となったが、利用者の混乱を招くことから今のところターミナルの番号を1を先頭に揃え直す予定は無い。また、同時に地下鉄の駅名やナショナルレールの副駅名は1を省いたものに変更されている。
航空ファンにヒースロー空港名物として親しまれていた「飛行機の踏切」は、ターミナル2の閉鎖後の道路の付け替えにより見られなくなった[4]。
- ターミナル2
- スターアライアンス加盟エアラインとエアリンガス、ユーロウイングス、ジャーマンウイングス、アイスランド航空 。
- ターミナル3
- ワンワールド加盟エアライン(マレーシア航空とカタール航空を除く)と一部のブリティッシュ・エアウェイズ国内線、デルタ航空、ミドル・イースト航空、ヴァージン・アトランティック航空、一部のアライアンス非加盟航空会社。
- ターミナル4
- スカイチーム加盟エアライン(ミドル・イースト航空、デルタ航空を除く)、エアインディア、マレーシア航空、カタール航空、大部分のアライアンス非加盟航空会社。
- ターミナル5
ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空で使用されている。
乗り入れ航空会社は航空連合別(#主な航空連合別ターミナルを参照)に各ターミナルに振り分けられる予定である。
航空会社や利用クラスに関わらず有料で利用できる空港ラウンジ(Plaza Premium Lounge)も設けられている[5]。
歴史
開港
1930年代に、「グレート・ウェスタン・エアロドローム (Great Western Aerodrome) 」という飛行場が出来たのが最初である。この飛行場はフェアリー・アビエーションの私有で、航空機の組み立ておよびテストに使用された。ヒースロー空港の名前の由来は、空港完成時に消滅した「ヒース・ロー(Heath Row、ヒース通り)」という道もしくは集落の名前からきている[6]。
第二次世界大戦前後
第二次世界大戦が始まると、ロンドンの南にあったクロイドン空港の代替として少量の商業空輸が取り扱われるようになったが、1944年に、イギリス空軍に接収された。1945年一本目の滑走路が建設完了した。第二次世界大戦終戦後の1946年1月には、イギリス民間航空局に返還され、1946年3月31日、民間空港として開港し、同年5月31日に商用飛行を開始した。
ジェット機向け改修
この頃の当空港の滑走路は、プロペラ機用の短いものであった。またあらゆる風の向きでも離着陸可能なように交差していたため、1952年に就航した初のジェット旅客機であるデ・ハビランド DH.106 コメットの就航を受けて、近代的な配置へと改良が進められた。
コメットが初就航した翌年の1953年に新滑走路が完成し、エリザベス2世女王が招かれて、新しい滑走路オープンの記念式典が行われた。
ターミナル増築
1955年にヨーロッパビル(旧ターミナル2)がオープン。すぐに、現在のターミナル3が開業した。そして、1959年にクロイドン空港が閉鎖したことによりロンドンを代表する国際空港となり、ボーイング707やダグラス DC-8、ビッカース VC-10などの大型ジェット旅客機の相次ぐ乗り入れや、インドやパキスタン、ジャマイカやマレーシアなど、1940年代から1960年代にかけて相次いで独立した旧植民地からの航空会社の乗り入れや、日本やブラジルなどからの長距離便の乗り入れも急増し、乗客が増加したことに対応して、1968年に旧ターミナル1が開業した。
ボーイング747とコンコルド就航
その後もボーイング747などの大型ジェット旅客機の相次ぐ乗り入れを受け、利用客数は増加を続けた。1970年にパンアメリカン航空がニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港からの初乗り入れ以来、BAはこの刺激を受けたことからニューヨーク、ロサンゼルス、そして当時イギリス領であった香港を経由して羽田へのフライトのために747を導入した。
1976年1月には世界初の超音速旅客機であるコンコルドがニューヨークとの間で就航を開始し、その後バーレーン - シンガポール線やバルバドス線にも就航した。
地下鉄開通
翌1977年にはロンドン地下鉄(ピカデリー線)が当空港とロンドン市内との間で開通した。
民営化
1986年に、サッチャー政権の民営化方針を受け、イギリス空港公団が民営化され、当空港の所有も委譲された。また、同年に南滑走路のさらに南側にターミナル4が開業した。サッチャー政権の産業構造改革により80年代後半から勢いを取り戻した英国経済に歩調を合わせるかのように、この頃のブリティッシュエアウェイズは、東京・成田空港以外の直行便就航地を精力的に拡大した時期にあたり、1990年代中盤まで名古屋空港(小牧空港時代)などにも当空港からの路線を開設していた。
それまでロンドン市内と当空港を結ぶ直通鉄道がなかったために、直通鉄道の必要性が議論されていたが、ようやく1998年にロンドン・パディントン駅 - 当空港を結ぶ直通鉄道であるヒースロー・エクスプレスが開通した。
テロ未遂事件
2006年8月にアメリカ行き便を狙ったテロ事件未遂が起こったため、セキュリティが強化され、液体や携帯電話、iPodの機内への持ち込みが禁止されるなど、厳しい制限が行われた。また、出発済みの便を除く当空港へ向かう全ての便が欠航になった(→ロンドン旅客機爆破テロ未遂事件参照)。
現在ではセキュリティ・アラートが1段階下げられ、手荷物一人当たり1個のみとなり、また電子機器類の持ち込みは許可されている。またアメリカとカナダ線を除いて、購入した免税品の機内持ち込みも可能である[7]。
ターミナル拡張
相次ぐ増築のために旅客ターミナル内の混雑や荷物の紛失が慢性化したことや、さらなる乗り入れ便数の増加やエアバスA380の就航開始などにより、今後も利用者数が増加することが予想されている。そのため、これまでの旅客ターミナルエリアから離れたA3044通り沿いにターミナル5(設計:リチャード・ロジャース)を建設することと、ターミナル2を建て替えることが決まった。
この拡張計画に対し、長年ヒースローを発着する旅客機の騒音に悩まされてきた近隣住人や環境保護団体が反対し、大規模な抗議活動が繰り広げられたものの、最終的に拡張計画が承認された。
現在
その後ターミナル5(通称:T5)の建設が進められ、2008年3月27日には第1期工事(Phase One)が完了し供用開始された。当初はイギリスのブリティッシュ・エアウェイズの専用ターミナルとして使用されるが、2011年の第2期工事(Phase Two)の供用開始以降は、日本航空やアメリカン航空などのワンワールド加盟航空会社も使用する予定である。なお、T5はイギリス最大の建築物となる予定。
ターミナル2(T2)の建て替え工事は2009年に開始し、2014年に第1期工事が完成した。ターミナル2はエリザベス2世女王にちなんで「ザ・クイーンズ・ターミナル」という新名称になり、スターアライアンス専用ターミナルとなった[8]。2015年のターミナル1閉鎖後に始まった第2期工事ではターミナル1(T1)の跡地にターミナル2を拡張し、ターミナル2(別称:ヒースロー・イースト・ターミナル)はT1を含んだ巨大ターミナルとなった。
またこの空港には通常のILSだけでなく、MLS(マイクロ波着陸装置)と呼ばれる航法施設も設置されている。
将来
2016年10月25日、3本目の滑走路の建設が政府から承認された[9]。2,200mの第3滑走路と第6ターミナル(T6)が建設される予定で、イギリス政府が正式に発表した。
就航航空会社
主な航空連合別ターミナル
ターミナル2:スターアライアンス
ターミナル3:ワンワールド(ブリティシュ・エアウェイズ一部を除く)
ターミナル4:スカイチームおよび航空連合非加盟航空会社
ターミナル5:ブリティッシュ・エアウェイズおよびワンワールド専用
ターミナル1(閉鎖)
2015年6月29日をもって閉鎖[10]。
ターミナル2
改装のため閉鎖されていたが 2014年6月に新たに"The Queen’s Terminal"がオープンし、スターアライアンス加盟航空会社専用のターミナルとなった。まずはユナイテッド航空が移転し、2014年10月までにスターアライアンス加盟各社が順次移転している[11]。
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
---|---|---|
エーゲ航空 | アテネ、ラルナカ | 2 |
エアリンガス | ベルファスト、コーク、ダブリン、シャノン | 2 |
エア・カナダ | カルガリー、ハリファックス、モントリオール/トルドー、オタワ、セントジョンズ、トロント、バンクーバー | 2 |
中国国際航空 | 北京/首都 | 2 |
エア・インディア | アフマダーバード、デリー、ムンバイ、ニューヨーク/ニューアーク | 2 |
ニュージーランド航空 | オークランド、ロサンゼルス | 2 |
全日本空輸 | 東京/羽田 | 2 |
アシアナ航空 | ソウル/仁川 | 2 |
オーストリア航空 | ウィーン | 2 |
アビアンカ航空 | ボゴタ | 2 |
ブリュッセル航空 | ブリュッセル | 2 |
クロアチア航空 | ザグレブ [季節運航] : リエカ、スプリト | 2 |
エジプト航空 | カイロ、ルクソール | 2 |
エチオピア航空 | アディスアベバ | 2 |
エバー航空 | バンコク/スワンナプーム、台北/桃園 | 2 |
ユーロウイングス | デュッセルドルフ、ハンブルク | 2 |
ユーロウイングス 運航はジャーマンウイングス | ベルリン/テーゲル、ケルン/ボン、シュトゥットガルト | 2 |
アイスランド航空 | レイキャヴィーク/ケプラヴィーク | 2 |
LOTポーランド航空 | ワルシャワ | 2 |
ルフトハンザドイツ航空 | フランクフルト、ミュンヘン | 2 |
スカンジナビア航空 | コペンハーゲン、オスロ/ガーデモエン、スタヴァンゲル、ストックホルム/アーランダ | 2 |
シンガポール航空 | シンガポール | 2 |
南アフリカ航空 | ヨハネスブルグ/タンボ | 2 |
スイス インターナショナル エアラインズ | ジュネーヴ、チューリッヒ | 2 |
TAP ポルトガル航空 | リスボン | 2 |
タイ国際航空 | バンコク/スワンナプーム | 2 |
ターキッシュ エアラインズ | イスタンブール/アタテュルク | 2 |
ユナイテッド航空 | シカゴ/オヘア、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク/ニューアーク、サンフランシスコ、ワシントン/ダレス | 2 |
ターミナル3
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
---|---|---|
アメリカン航空 | シャーロット、シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク/ケネディ、フィラデルフィア、ローリー/ダーラム | 3 |
ブリティッシュ・エアウェイズ | バンコク/スワンナプーム、ブカレスト、ブダペスト、ジブラルタル、ヘルシンキ、ラルナカ、リスボン、プラハ、シンガポール、シドニー、ウィーン、ワルシャワ | 3 |
キャセイパシフィック航空 | 香港 | 3 |
デルタ航空 | アトランタ、ボストン、デトロイト、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク/ケネディ、フィラデルフィア、ソルトレイクシティ [季節運航] : ポートランド | 3 |
エミレーツ航空 | ドバイ | 3 |
フィンエアー | ヘルシンキ | 3 |
ガルーダ・インドネシア航空 | ジャカルタ | 3 |
イラン航空 | テヘラン/エマーム・ホメイニー | 3 |
日本航空 | 東京/羽田 | 3 |
LATAM ブラジル | サンパウロ/グアルーリョス | 3 |
ミドルイースト航空 | ベイルート | 3 |
パキスタン国際航空 | イスラマバード、カラチ、ラホール | 3 |
フィリピン航空 | マニラ | 3 |
カンタス航空 | パース、メルボルン(パース経由)、シンガポール、シドニー(シンガポール経由) | 3 |
ロイヤルヨルダン航空 | アンマン | 3 |
スリランカ航空 | コロンボ | 3 |
ヴァージン・アトランティック航空 | アトランタ、ボストン、デリー、ドバイ、香港、ヨハネスブルグ、ラゴス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク/JFK、ニューヨーク/ニューアーク、サンフランシスコ、シアトル/タコマ、上海/浦東、ワシントンD.C./ダレス | 3 |
ブエリング航空 | ア・コルーニャ | 3 |
ターミナル4
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
---|---|---|
アエロフロート・ロシア航空 | モスクワ/シェレメーチエヴォ | 4 |
アエロメヒコ航空 | メキシコシティ | 4 |
アルジェリア航空 | アルジェ | 4 |
エア・アスタナ | アスタナ | 4 |
エールフランス | パリ/ドゴール | 4 |
マルタ航空 | マルタ | 4 |
モーリシャス航空 | ポートルイス | 4 |
エア・セルビア | ベオグラード | 4 |
アリタリア-イタリア航空 | ミラノ/リナーテ、ローマ/フィウミチーノ | 4 |
アリクエア | ラゴス | 4 |
アゼルバイジャン航空 | バクー | 4 |
ビーマン・バングラデシュ航空 | ダッカ | 4 |
ブルガリア航空 | ソフィア | 4 |
中国東方航空 | 上海/浦東 | 4 |
中国南方航空 | 広州 | 4 |
エル・アル航空 | テルアビブ/ベン・グリオン | 4 |
エティハド航空 | アブダビ | 4 |
ガルフエア | バーレーン | 4 |
ジェットエアウェイズ | デリー、ムンバイ | 4 |
ケニア航空 | ナイロビ | 4 |
KLMオランダ航空 | アムステルダム | 4 |
KLMオランダ航空 運航はKLMシティホッパー | アムステルダム | 4 |
大韓航空 | ソウル/仁川 | 4 |
クウェート航空 | クウェート | 4 |
マレーシア航空 | クアラルンプール | 4 |
カタール航空 | ドーハ | 4 |
オマーン・エア | マスカット | 4 |
ロイヤル・エア・モロッコ | カサブランカ、タンジェ、ラバト | 4 |
ロイヤルブルネイ航空 | バンダルスリブガワン、ドバイ | 4 |
サウジアラビア航空 | ジッダ、リヤド [季節運航] : マディーナ | 4 |
タロム航空 | ブカレスト | 4 |
チュニスエア | チュニス | 4 |
トルクメニスタン航空 | アシガバート | 4 |
ウズベキスタン航空 | タシュケント | 4 |
ベトナム航空 | ハノイ、ホーチミンシティ | 4 |
ターミナル5
航空会社 | 就航地 | ターミナル |
---|---|---|
ブリティッシュ・エアウェイズ | アバディーン、アブダビ、アブジャ、アンマン/クィーンアリア、アムステルダム、アテネ、アトランタ、大阪/関西、オースティン、バーレーン、ボルチモア、バンガロール、バンコク/スワンナプーム、バーゼル/ミュールーズ、北京/首都、ベイルート、ベルファスト/シティ、ベルゲン、ベルリン/テーゲル、ビルン、ボローニャ、ボストン、ブリュッセル、ブカレスト/オトペニ、ブエノスアイレス/エセイサ、カイロ、カルガリー、チェンナイ、シカゴ/オヘア、コペンハーゲン、ダラス/フォートワース、デリー、ドーハ、ドバイ、ダブリン、デュッセルドルフ、エディンバラ、フランクフルト、ジュネーヴ、グラスゴー、ヨーテボリ、グランドケイマン、ハンブルク、ハノーファー、香港、ヒューストン、ハイデラバード、インスブルック、インヴァネス、イスタンブール/アタテュルク、ジッダ、ヨハネスブルグ/タンボ、キエフ/ボルィースピリ、クラクフ、クアラルンプール、クウェート、ラゴス、ラルナカ、リーズ/ブラッドフォード、ロサンゼルス、ルアンダ、マドリード、マンチェスター、メキシコ・シティ、ミラノ/リナーテ、ミラノ/マルペンサ、モントリオール/トルドー、モスクワ/ドモジェドヴォ、ムンバイ、ミュンヘン、マスカット、ナッソー、ニューオリンズ、ニューヨーク/JFK、ニューヨーク/ニューアーク、ニューカッスル、ニース、オスロ/ガーデモエン、パリ/ドゴール、パリ/オルリー、フィラデルフィア、ピサ、レイキャビック/ケプラヴィーク、リオデジャネイロ、ローマ/フィウミチーノ、サンクトペテルブルク、サンディエゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、サンティアゴ、サンパウロ/グアルーリョス、シアトル/タコマ、ソウル/仁川、上海/浦東、シンガポール、ソフィア、ストックホルム/アーランダ、シュトゥットガルト、シドニー、テヘラン/エマーム・ホメイニー、テルアビブ/ベン・グリオン、東京/羽田、東京/成田、トロント、トゥールーズ、ヴェネツィア、ワシントン/ダレス、ザグレブ、チューリッヒ [季節運航] : ビアリッツ、ブリンディジ(2017年6月3日より就航予定)、ハニア、コルフ、ファロ、グラン・カナリア、イビサ、コス、カラマタ、マラガ、メノルカ、モンペリエ(2017年5月3日より就航予定)、ムルシア(2017年3月29日より就航予定)、ミコノス、ナント(2017年3月29日より就航予定)、オルビア、パレルモ、パルマ・デ・マヨルカ、ザルツブルク、サントリーニ、スプリト、タリン(2017年3月28日より就航予定)、ザキントス(2017年6月3日より就航予定) | 5 |
イベリア航空 | マドリード | 5 |
イベリア・エクスプレス | アストゥリアス、グラン・カナリア、パルマ・デ・マヨルカ | 5 |
- 2011年の2期工事完成後は、ブリティッシュ・エアウェイズや日本航空、アメリカン航空などが所属するワンワールドの各航空会社も使用する予定。
- ブリティッシュ・エアウェイズのファーストクラス専用ラウンジ『コンコルド・ルーム』がある[12]。名称はかつてコンコルドの搭乗客専用に用意していたラウンジと同じ。
貨物便
航空会社 | 就航地 |
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ブリティッシュ・エアウェイズ・ワールドカーゴ | アブダビ、アンマン、アムステルダム、バンコク/スワンナプーム、北京/首都、ブリュッセル、ブダペスト、カイロ、チェンナイ、シカゴ/オヘア、ダラス/フォートワース、デリー、ドバイ、フランクフルト、グラスゴー/プレストウィック、香港、ヨハネスブルグ、マンチェスター、メキシコ・シティ、ミラノ/マルペンサ、モスクワ/シェレメーチエヴォ、ムンバイ、パリ/シャルル・ド・ゴール、サンパウロ、ソウル/仁川、シンガポール、ソフィア、シドニー、台北/桃園、トロント |
キャセイパシフィック・カーゴ | フランクフルト、グラスゴー/プレストウィック、香港、ミラノ/マルペンサ、 |
DHL | アムステルダム、ブリュッセル、イースト・ミッドランズ、フランクフルト、マドリード、パリ/ドゴール |
エティハド航空・クリスタルカーゴ | アブダビ、フランクフルト |
エバー航空カーゴ | バンコク/スワンナプーム、ドバイ、台北/桃園 |
大韓航空カーゴ | ソウル/仁川 |
マレーシア航空カーゴ | クアラルンプール |
ロイヤル・エア・モロッコ・カーゴ | カサブランカ |
ロイヤルヨルダン・カーゴ | アンマン |
シンガポール航空カーゴ | ブリュッセル、シンガポール |
過去に就航していた航空会社
オーストリアン・アローズ
ルフトハンザ・シティーライン
ブルーワン
イエメニア
エールリネール
エア・トランザット
コンチネンタル航空
CSAチェコ航空
オリンピック航空
ロシア航空
セーシェル航空
アトラス・ブルー
チャイナエアライン
アクセス
鉄道
空港内には、ヒースロー・エクスプレスおよびヒースロー・コネクトといった空港アクセス列車、もしくはロンドン地下鉄ピカデリー線の列車が発着する。
このうち、ターミナル2~3にはヒースロー・セントラル駅(ヒースロー・エクスプレス、ヒースロー・コネクト)およびヒースロー・ターミナルズ2,3駅(地下鉄)が、ターミナル4にはヒースロー・ターミナル4駅 (BAA)(ヒースロー・コネクト)およびヒースロー・ターミナル4駅 (ロンドン地下鉄)がアクセス駅となる。ターミナル5にはヒースロー・ターミナル5駅(ヒースロー・エクスプレス、地下鉄)が最寄。
ヒースロー・エクスプレスはロンドン中心部のパディントン駅から15分間隔で運行されており、途中ノンストップで所要15分(運賃:Second Class 16.50ポンド(2009年11月現在))。また、途中のほとんどの駅に停車して所要25分、ヒースロー・エクスプレスよりも運賃が安いヒースロー・コネクトが30分間隔で運行されている。なお、ヒースロー・エクスプレスはターミナル5駅へ、ヒースロー・コネクトはターミナル4駅へそれぞれ向かうため、途中のヒースロー・セントラル駅で相互の乗り換えが必要となる場合がある。
ピカデリー線は所要約1時間、5分間隔(運賃:4ポンド)。なお、ヒースロー・コネクトのヒースロー・セントラル駅~ターミナル4駅の間は無料で乗車できる。ヒースロー・エクスプレスのヒースロー・セントラル駅~ターミナル5駅間も無料である。
ターミナル5の工事に関連して、2006年9月までピカデリー線のターミナル4駅は閉鎖され、ターミナル4へは一つ前の「Hatton Cross」駅(航空会社の事業所や関連設備が集中しているエリア)からの臨時バスを利用する形、またはヒースロー・ターミナルズ1,2,3駅で降車し、ヒースロー・エクスプレスに乗り換えてヒースロー・ターミナル4駅に向う形となっていた(ヒースロー・ターミナルズ1,2,3駅とヒースロー・エクスプレスのターミナル4駅は利用可能であった)。
タクシー
ロンドンタクシーが各ターミナルの乗り場に待機している。
バス
各ターミナルからロンドン市内の主要エリアやホテル、駅や、ガトウィック空港、シティ空港、ルートン空港、スタンステッド空港のロンドンの各空港へのバス路線が運行されている。
自家用車・レンタカー
各ターミナルには駐車場が完備されている。また、エイビスやハーツ、バジェットなどの主要レンタカー会社のカウンターが各ターミナル内にある。
ターミナル5から駐車場までは3km以上の距離があるため、ヒースローポッドと呼ばれる新交通システムが整備されている。4人乗りの小型車両は、随時運行されており、約3.8kmの距離を約5分で結ぶ[13]。
飲食施設
各ターミナルには、スターバックスやYo! Sushiなどの軽食やファストフード店を中心に、様々な料理のレストランやバー、パブが営業している。出国手続き後には免税店もある。
宿泊施設
空港敷地内には、ヒルトンとヨーテル(ターミナル4)、ソフィテル(ターミナル5)の各ホテルがある他、空港周辺にはホリデイ・インやシェラトン、マリオットなどの国際チェーンの高級ホテルから、B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)まで多数の宿泊施設がある。
映画
当空港を舞台にした映画が数本撮影されている。
予期せぬ出来事 (1963年)
ラブ・アクチュアリー(2004年)
脚注
^ “London Heathrow – EGLL”. Nats-uk.ead-it.com. 2011年4月21日閲覧。
^ “UK Airport Statistics”. Civil Aviation Authority. 2012年3月6日閲覧。
^ “国際空港、ドバイが世界一 旅客数で英ヒースロー抜く”. 日本経済新聞社. 2015年2月19日閲覧。
^ イカロス出版『月刊エアライン』通巻383号 p.79
^ “Discover A Plaza Premium Lounge”. 2015年9月13日閲覧。
^ “What's In A Name? (HTML)”. www.thisislongford.com. 2006年8月13日閲覧。
^ 参考 JALによるお知らせ)
^ 新ターミナル2、ロンドンヒースロー空港のスターアライアンスの新拠点ターミナル(スターアライアンス)
^ http://jp.reuters.com/article/britain-airports-idJPKCN12P1HU
^ ブリティッシュ・エア、6月末からヒースロー発着便のターミナルを一部変更FLY Team 2015年6月29日
^ ヒースロー空港の新ターミナル2、運営を開始 最初のお客さまが、スターアライアンスの新拠点に到着(ANAプレスリリース 2014年6月4日)
^ Firstラウンジ - ブリティッシュ・エアウェイズ
^ 『日経コンストラクション』2011年11月14日号p38
外部リンク
Heathrow Airport - 公式サイト《英語を初め、日・独・仏・中・伊・西など計12カ国語対応;英語以外の言語はヘルプページとして開設》
Heathrow Airport - Facebook - 公式アカウント(英語)
Heathrow Airport (@heathrowairport) - Twitter - 公式アカウント《当空港からの単なるつぶやき等も含む総合アカウント》(英語)
yourHeathrow (@yourheathrow) - Twitter - 公式アカウント《当空港に関する情報の伝達を中心とするアカウント》(英語)
Heathrow Airport - Google+ - 公式アカウント(英語)
heathrow_airport (heathrow_airport) - Instagram - 公式アカウント(英語)
Heathrow Airport - 公式YouTubeチャンネル(英語)
- 日本語解説サイト
- JAL国際線 - ヒースロー国際空港(空港情報)
- ロンドン-ヒースロー空港の施設案内│海外航空券│ANA国際線
- ロンドン・ヒースロー空港ターミナル5│空港情報│British Airways
- ヒースロー空港(ロンドン;記事更新日「2012年09月28日」) All About
- ヒースロー空港~『ロンドンナビ』より《「ターミナル3」以外は各館内写真一覧と基本情報のみ》
- ターミナル1(スポット登録日「2011-11-21」)
- ターミナル2(スポット登録日「2014-06-30」)
- ターミナル3(スポット登録日「2011-04-08」)
- ターミナル4(スポット登録日「2011-01-29」)
- ターミナル5(スポット登録日「2011-11-21」)
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