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第17回参議院議員通常選挙
	; ;
内閣;	; 村山内閣;
任期満了日;	; 1995年7月22日;
改選数;	126;
選挙制度;	選挙区制 76; 拘束名簿式比例代表制 50;
	; ;
	; 選挙後の党派別議席数;
; 参議院252議席（改選126議席）;

第17回参議院議員通常選挙（だい17かいさんぎいんぎいんつうじょうせんきょ）は、1995年（平成7年）7月23日に行われた日本の参議院議員通常選挙である。

概説

自民党以外の首相における大型国政選挙は1955年の自民党結党以来初めてであった。投票率は50パーセントを割り込むという前代未聞の記録的低投票率だった。福岡政行がこの選挙に関し「新進党の勝利というよりは創価学会の勝利といえる。」とテレビで断言するほど創価学会の組織票の強さを見せ付ける結果となった。

選挙データ

内閣

村山内閣（第81代）

公示日

1995年（平成7年）7月6日

投票日

1995年（平成7年）7月23日

改選数

126
- 選挙区　-　76
- 比例区　-　50

選挙制度

1994年の公職選挙法改正で参議院の地方区の8増8減が行われた。（増員区: 宮城県 2→4、埼玉県 4→6、神奈川県 4→6、岐阜県 2→4、減員区: 北海道 8→4、兵庫県 6→4、福岡県 6→4）

選挙区
- 小選挙区制 ‐ 改選数24
  - 2人区（単記投票）　-　24
- 中選挙区制 ‐ 改選数52
  - 4人区（単記投票）　-　18
  - 6人区（単記投票）　-　4
  - 8人区（単記投票）　-　1

比例区
- 拘束名簿式比例代表制 ‐ 選出数50

秘密投票

20歳以上の男女

有権者　stub（　男性：　女性：　）

その他

立候補者　（　地方区：　全国区:　）

主な争点

自由民主党・日本社会党・新党さきがけによる村山富市政権の是非。

阪神・淡路大震災・地下鉄サリン事件における政府の対応への評価。

選挙結果

投票率

当日有権者数：96,759,025名

比例代表区：44.50％

選挙区：44.52％

議席数

政党／無所属	改選	非改選	合計
与党	65	86	151
自由民主党	46	65	111
日本社会党	16	21	37
新党さきがけ	3	0	3
野党他	61	40	101
新進党	40	17	57
日本共産党	8	6	14
民主改革連合	2	0	2
第二院クラブ	1	1	2
公明	0	11	11
スポーツ平和党	0	1	1
平和・市民	1	0	1
無所属	9	4	13
合計	126	126	252

参考：日本の長期統計系列第27章公務員・選挙 27-13 参議院議員通常選挙の党派別当選者数及び得票率（昭和22年〜平成16年）

党派別得票と当選者数
	比例代表区			選挙区			当選合計
	得票	%	当選	得票	%	当選	当選合計
自由民主党	11,096,972	27.29	15	10,557,547	25.40	31	46
新進党	12,506,322	30.75	18	11,003,681	26.47	22	40
日本社会党	6,882,919	16.92	9	4,926,003	11.85	7	16
日本共産党	3,873,955	9.53	5	4,314,830	10.38	3	8
新党さきがけ	1,455,886	3.58	2	1,059,353	2.55	1	3
民主改革連合				1,854,175	4.46	2	2
二院クラブ	1,282,596	3.15	1				1
平和･市民	377,786	0.93	0	579,377	1.39	1	1
スポーツ平和党	541,894	1.33	0				0
諸派･無所属	2,649,930	6.52	0	7,278,089	17.51	9	9
合計	40,668,260		50	41,573,055		76	126
棄権･無効	53,698,904			53,684,302

出所：＜データ＞国会議員選挙の結果。石川真澄『戦後政治史　新版』岩波新書、268～269頁。なお、投票率の当日有権者数と比例代表区及び選挙区の投票率もこの著書からである。

政党・政治団体

主要政党

自由民主党

総裁	副総裁	幹事長	総務会長	政務調査会長	国会対策委員長	参議院議員会長
河野洋平	小渕恵三	森喜朗	木部佳昭	加藤紘一	島村宣伸	斎藤十朗

日本社会党

中央執行委員長	中央執行副委員長	書記長	政策審議会長	国会対策委員長	参議院議員会長
村山富市	井上一成千葉景子日野市朗	久保亘	関山信之	森井忠良	青木薪次

新党さきがけ

常任幹事会代表	常任幹事会代表代行	常任幹事会代表幹事	総務会長	政策調査会長	院内幹事	参議院議員会長
武村正義	田中秀征	鳩山由紀夫	園田博之	菅直人	渡海紀三朗	堂本暁子

新進党

常任幹事会党首	常任幹事会副党首	常任幹事会幹事長	政策審議会長	総務会長	参議院議員代表
海部俊樹	羽田孜石田幸四郎米沢隆	小沢一郎	中野寛成	渡部恒三	吉田之久

日本共産党

中央委員会議長	幹部会委員長	幹部会副委員長	書記局長	政策委員会責任者	国会対策委員長	参議院議員団長
宮本顕治	不破哲三	上田耕一郎小笠原貞子金子満広橋本敦松本善明山原健二郎	志位和夫	市田忠義	寺前巌	立木洋

民主改革連合

代表
笹野貞子

公明

中央幹事会代表	中央幹事会副代表	中央幹事会幹事長	政務調査会長	国会対策委員長	参議院議員会長
藤井富雄	浜四津敏子	鶴岡洋	続訓弘	矢原秀男	鶴岡洋

諸派その他

第二院クラブ - 佐藤道夫

スポーツ平和党 - 猪木寛至　上田哲

平成維新の会 - 大前研一　三浦雄一郎

日本福祉党

平和・市民 - 田英夫　國弘正雄　阿部知子

さわやか新党 - 小林繁　高田延彦　山下典子山中毅渡辺長武

新自由党

青年自由党

全日本ドライバーズクラブ

みどりといのちの市民・農民連合

新しい時代をつくる党

教育党

国民党

「開星論」のUFO党

日本世直し党 - 重松九州男

憲法みどり農の連帯 - 翫正敏　星野安三郎　尾形憲

雑民党 - 東郷健

世界浄霊会

議員

この選挙で選挙区当選

自民党新進党 ^{[注 1]} 社会党 ^{[注 2]} 共産党民改連 ^{[注 3]} さきがけ諸派無所属

北海道		青森県	岩手県	宮城県		秋田県
菅野久光^{[民 1]}	小川勝也^{[民 2]}	山崎力^{[自 1]}	高橋令則^{[由 1]}	市川一朗	亀谷博昭	金田勝年
山形県	福島県		茨城県		栃木県
阿部正俊	太田豊秋	和田洋子^{[民 3]}	狩野安	小林元^{[民 3]}	岩崎純三	国井正幸^{[自 2]}
群馬県		埼玉県			千葉県
山本一太	角田義一^{[民 4]}	高野博師^{[公 1]}	佐藤泰三	阿部幸代	岩瀬良三^{[自 3]}	倉田寛之
神奈川県			東京都
松あきら^{[公 1]}	石渡清元	斎藤勁^{[民 1]}	魚住裕一郎^{[公 1]}	保坂三蔵	緒方靖夫	田英夫
山梨県	新潟県		富山県	石川県	福井県
中島真人	吉川芳男	長谷川道郎^{[自 4]}	鹿熊安正	馳浩^{[自 5]}	松村龍二
長野県		岐阜県		静岡県		三重県
小山峰男^{[民 3]}	村沢牧	大野明	平田健二^{[民 5]}	鈴木正孝^{[自 5]}	竹山裕	平田耕一
愛知県			滋賀県	京都府		奈良県
山本保^{[公 1]}	鈴木政二	末広真季子^{[自 5]}	奥村展三	西田吉宏	笹野貞子^{[民 3]}	吉田之久^{[民 5]}
大阪府			兵庫県		和歌山県	鳥取県
白浜一良^{[公 1]}	山下芳生	谷川秀善	石井一二^{[連 1]}	鴻池祥肇	世耕政隆	常田享詳^{[自 6]}
島根県	岡山県		広島県		山口県	徳島県
景山俊太郎	片山虎之助	石田美栄^{[民 5]}	溝手顕正	菅川健二^{[民 6]}	林芳正	北岡秀二
香川県	愛媛県	高知県	福岡県		佐賀県	長崎県
真鍋賢二	塩崎恭久	田村公平^{[自 7]}	木庭健太郎^{[公 1]}	三重野栄子	陣内孝雄	田浦直^{[自 8]}
熊本県		大分県	宮崎県	鹿児島県		沖縄県
阿曽田清	三浦一水^{[自 5]}	梶原敬義	長峯基	鎌田要人	久保亘	照屋寛徳

補欠選挙

年	月	選挙区	当選者	当選政党	欠員	欠員政党	欠員事由
1996年	3月	岐阜県	大野つや子	諸派	大野明	自民党	死去
1997年	11月	宮城県	岡崎トミ子	民主党	市川一朗	無所属	宮城県知事選出馬
1998年	11月	和歌山県	世耕弘成	自民党	世耕政隆	自民党	死去
1999年	10月	長野県	羽田雄一郎	民主党	村沢牧	社民党	死去
2000年	4月	熊本県	魚住汎英	無所属	阿曽田清	自由党	熊本県知事選出馬
	6月	石川県	沓掛哲男	自民党	馳浩	自民党	第42回衆院選出馬
		三重県	高橋千秋	無所属	平田耕一	自民党
		愛媛県	関谷勝嗣	自民党	塩崎恭久	自民党
	10月	滋賀県	山下英利	自民党	奥村展三	さきがけ

比例代表選出議員

詳細は「参議院比例区」を参照

新進党自民党社会党共産党新党さきがけ第二院クラブ

1-5	大森礼子^{[公 1]}	武見敬三	日下部禧代子	扇千景^{[保 1]}	岡野裕
6-10	益田洋介^{[公 1]}	橋本敦	中原爽	松前達郎^{[民 3]}	寺崎昭久^{[民 5]}
11-15	成瀬守重	加藤修一^{[公 1]}	前川忠夫^{[民 3]}	石井道子	田村秀昭^{[由 1]}
16-20	吉川春子	尾辻秀久	水島裕^{[自 9]}	朝日俊弘^{[民 1]}	清水嘉与子
21-25	海野義孝^{[公 1]}	水野誠一^{[無 1]}	足立良平^{[民 5]}	石川弘	竹村泰子^{[民 3]}
26-30	須藤美也子	佐藤道夫	但馬久美^{[公 1]}	依田智治	伊藤基隆^{[民 1]}
31-35	木暮山人^{[由 1]}	須藤良太郎	福本潤一^{[公 1]}	釜本邦茂	谷本巍
36-40	笠井亮	友部達夫	小山孝雄	今泉昭^{[公 1]}	清水澄子
41-45	橋本聖子	渡辺孝男^{[公 1]}	海老原義彦	畑恵^{[自 5]}	筆坂秀世
46-50	菅野寿	岩井国臣	戸田邦司^{[由 1]}	堂本暁子	星野朋市^{[保 1]}

繰り上げ当選

繰上年月	当選者	名簿政党名	欠員	欠員事由
1998年6月	松崎俊久^{[民 3]}	新進党	木暮山人	死去
1999年10月	中島啓雄	自民党	石川弘	死去
2001年2月	柳川覚治	自民党	小山孝雄	辞職
2001年3月	黒岩秩子	さきがけ	堂本暁子	千葉県知事選出馬
2001年6月	金石清禅^{[保 2]}	新進党	友部達夫	失職

注釈

^ 1997年12月、解党

^ 1996年1月、「社会民主党（社民党）」に改名

^ 民政党結党後、1998年4月の民主党結党に合流

自民党関連

^ 新進党解党後は改革クラブを経て、2000年に自民党に入党

^ 1998年に自民党に入党

^ 新進党解党後は改革クラブを経て、1999年5月に自民党に入党

^ 新進党解党後、自民党に入党

^ ^a^b^c^d^e自民党に入党

^ 1997年5月、自民党に復党

^ 自由連合を経て、1997年、自民党に復党

^ 新進党除名後、自民党に入党

^ 新進党解党後、1998年7月、自民党に入党

民主党関連

^ ^a^b^c^d1996年8月の旧民主党結党に参加し、1998年の民主党結党にも参加

^ 1996年12月新進党を離党し、旧民主党に入党。1998年の民主党結党にも参加

^ ^a^b^c^d^e^f^g^h民主党に参加

^ 1998年の民主党結党に参加

^ ^a^b^c^d^e新進党解党後は新党友愛結党を経て、1998年の民主党結党に参加

^ 新進党解党後、改革クラブを経て、民主党に参加

自由党関連

^ ^a^b^c^d新進党解党後、1998年1月の自由党結党に参加

公明党関連

^ ^a^b^c^d^e^f^g^hⁱ^j^k^l^mⁿ新進党解党後、公明党再結党

保守党関連

^ ^a^b新進党解党後、自由党結党に参加した後、離党し、保守党を結党。

^ 繰り上げ当選時、新進党はすでに解党しており、保守党に参加

自由連合関連

^ 新進党を離党し、自由連合に参加

無所属関連

^ さきがけ解党後、無所属に

この選挙で初当選

衆議院議員経験者には「※」の表示。

現役議員には｢〇｣の、現役衆議院議員には｢□｣の表示。

自由民主党

岩井国臣

海老原義彦

大野明※

金田勝年□

景山俊太郎

釜本邦茂

亀谷博昭

北岡秀二

鴻池祥肇※〇

小山孝雄

塩崎恭久※□

鈴木政二

武見敬三〇

谷川秀善

中島真人

中原爽

長峯基

橋本聖子〇

林芳正〇

保坂三蔵

松村龍二

山本一太〇

依田智治

新進党

阿曽田清

石田美栄※

今泉昭

岩瀬良三

魚住裕一郎○

海野義孝

大森礼子

小川勝也〇

加藤修一

小林元

小山峰男

菅川健二

鈴木正孝

田浦直

但馬久美

高野博師

高橋令則

戸田邦司

友部達夫

長谷川道郎

畑恵

平田健二

福本潤一

益田洋介

松あきら

水島裕

山崎力

山本保

和田洋子

渡辺孝男

日本社会党

朝日俊弘

伊藤基隆

斎藤勁

前川忠夫

日本共産党

阿部幸代

緒方靖夫

笠井亮□

須藤美也子

筆坂秀世

山下芳生〇

新党さきがけ

奥村展三

水野誠一

民主改革連合

国井正幸

第二院クラブ

佐藤道夫

無所属

阿部正俊

市川一朗

末広まきこ

田村公平

常田享詳

照屋寛徳□

馳浩□

平田耕一

三浦一水

この選挙で返り咲き

自由民主党

石川弘

真鍋賢二

この選挙で引退・不出馬の議員

自由民主党

井上章平

大浜方栄

北修二

沢田一精

原文兵衛

吉川博

新進党

井上計

刈田貞子

黒柳明

高桑栄松

常松克安

中川嘉美

中村鋭一

矢原秀男

和田教美

日本社会党

穐山篤

糸久八重子

稲村稔夫

上野雄文

大森昭

小川仁一

北村哲男

久保田真苗

佐藤三吾

篠崎年子

庄司中

谷畑孝

浜本万三

安永英雄

日本共産党

市川正一

公明

中西珠子

無所属

野末陳平

喜屋武真栄

三石久江

安恒良一

この選挙で落選した議員

自由民主党

伊江朝雄

合馬敬

下条進一郎

増岡康治

八代英太

柳川覚治

日本社会党

会田長栄

岩崎昭弥

喜岡淳

櫻井規順

種田誠

野別隆俊

肥田美代子

深田肇

星川保松

細谷昭雄

堀利和

村田誠醇

森暢子

日本共産党

高崎裕子

林紀子

民主改革連合

粟森喬

池田治

磯村修

乾晴美

井上哲夫

萩野浩基

古川太三郎

第二院クラブ

コロムビア・トップ

平和・市民

旭堂小南陵

国弘正雄

スポーツ平和党

アントニオ猪木

憲法みどり農の連帯

翫正敏

無所属

岩本久人

紀平悌子

小林正

西岡瑠璃子

前畑幸子

三上隆雄

山田健一

吉田達男

参考文献

佐藤令 (2005年12月). “戦後の補欠選挙 (PDF)”. 国立国会図書館. 2016年5月26日閲覧。

外部リンク

『ザ・選挙』第17回参議院議員選挙

この項目は、政治に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル政治学/ウィキプロジェクト政治）。

[1] 1997年12月、解党

[2] 1996年1月、「社会民主党（社民党）」に改名

[3] 民政党結党後、1998年4月の民主党結党に合流

[kaikaku-6] 新進党解党後は改革クラブを経て、2000年に自民党に入党

[9] 1998年に自民党に入党

[12] 新進党解党後は改革クラブを経て、1999年5月に自民党に入党

[13] 新進党解党後、自民党に入党

[nyuu-14] 自民党に入党

[17] 1997年5月、自民党に復党

[19] 自由連合を経て、1997年、自民党に復党

[20] 新進党除名後、自民党に入党

[22] 新進党解党後、1998年7月、自民党に入党

[kyu-4] 1996年8月の旧民主党結党に参加し、1998年の民主党結党にも参加

[5] 1996年12月新進党を離党し、旧民主党に入党。1998年の民主党結党にも参加

[sanka-8] 民主党に参加

[minsan-10] 1998年の民主党結党に参加

[yuai-15] 新進党解党後は新党友愛結党を経て、1998年の民主党結党に参加

[kaikaku-18] 新進党解党後、改革クラブを経て、民主党に参加

[min-7] 新進党解党後、1998年1月の自由党結党に参加

[min-11] ⁱ^j^k^l^mⁿ新進党解党後、公明党再結党

[jiyuu-21] 新進党解党後、自由党結党に参加した後、離党し、保守党を結党。

[24] 繰り上げ当選時、新進党はすでに解党しており、保守党に参加

[16] 新進党を離党し、自由連合に参加

[23] さきがけ解党後、無所属に

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