小池真理子
小池 真理子 (こいけ まりこ) | |
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誕生 | (1952-10-28) 1952年10月28日(66歳) 東京都中野区 |
職業 | 小説家 エッセイスト |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 成蹊大学文学部英米文学科卒業 |
活動期間 | 1978年 - |
ジャンル | 恋愛小説 ミステリー ホラー エッセイ |
代表作 | 『恋』(1995年) 『欲望』(1997年) 『沈黙のひと』(2012年) |
主な受賞歴 | 日本推理作家協会賞短編部門(1989年) 直木三十五賞(1995年) 島清恋愛文学賞(1998年) 柴田錬三郎賞(2006年) 芸術選奨(2012年) 吉川英治文学賞(2013年) |
デビュー作 | 『知的悪女のすすめ』 |
配偶者 | 藤田宜永 |
影響を受けたもの
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ウィキポータル 文学 |
小池 真理子(こいけ まりこ、1952年10月28日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。夫は同じく小説家の藤田宜永。主な長編作品に『恋』『無伴奏』『水の翼』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』などがあり、「短編の名手」と謳われ、『妻の女友達』『水無月の墓』『怪談』など、短編集も多く上梓している。山本周五郎賞、島清恋愛文学賞、渡辺淳一文学賞選考委員[2]。
目次
1 来歴・人物
2 受賞歴
3 著作
3.1 小説
3.1.1 1980年代
3.1.2 1990年代
3.1.3 2000年代
3.1.4 2010年代
3.2 選集
3.3 エッセイ・対談集
3.4 共著
3.5 アンソロジー(小説)
3.6 アンソロジー(エッセイなど)
3.7 アンソロジー(編さん)
4 メディア・ミックス
4.1 テレビドラマ
4.2 映画
4.3 漫画
4.4 オーディオブック
5 外国語訳
6 作詞
7 テレビ出演
8 関連事項
9 脚注
10 参考文献
11 外部リンク
来歴・人物
1952年(昭和27年)、東京都中野区に、父・小池清泰と母・増子の長女として生まれる。父・清泰は、東北帝国大学を卒業後、昭和石油に勤務しており、またロシア文学、ドイツ文学に傾倒していたため、多くの蔵書があり、朝日歌壇への投稿歴がある。[3]。1959年(昭和34年)、大田区立久原小学校に入学。ピアノを習い始める。1962年(昭和37年)、『なかよし』『りぼん』などに掲載された少女漫画の影響を受けて、自分でストーリーを考えて漫画を描く。学校の図書館で本を借り、読書を楽しむ。小学6年の時、新潮文庫の『赤毛のアン』を読んで感動する。1965年(昭和40年)3月、父の転勤で、兵庫県西宮市に転居、私立甲子園学院中等部に入学。この頃から、父の蔵書を読み始める。D・H・ローレンス『チャタレイ夫人の恋人』を読んでいた時、「まだ早い」と父に叱られる。1967年(昭和42年)4月、西宮市立瓦木中学校に編入。1968年(昭和43年)4月、兵庫県立鳴尾高等学校に入学。同年9月、父の転勤で、宮城県仙台市に転居、宮城県第三女子高等学校に編入。全共闘運動など学生運動が盛んだった時期であり、小池もヘルメットを被って街頭デモに参加したり、自身の高校で「制服廃止闘争委員会」を結成したりしていた。また、高校時代には多感な想いの中で仙台の季節を味わいつつ、散文や詩を書いていた。高校卒業後は1年間、予備校での浪人生活を送った[4]。1972年(昭和47年)4月、成蹊大学文学部英米文学科に入学。吉祥寺で1人暮らしを始める。大学在学中から作家となることを志し、小説を書き始める。1976年(昭和51年)3月、大学を卒業。同年4月、本に近い場所ということから、出版社に就職、編集者となる。
1977年(昭和52年)7月、出版社を退職し、フリーの編集者、ライターになる。エッセイ集『知的悪女のすすめ』の企画をいくつかの出版社に持ち込み始める。山手書房(当時)で、自分で書けばいい、と言われ、自ら企画に沿ったエッセイを書く。1978年(昭和53年)7月、エッセイ集『知的悪女のすすめ』が刊行、ベストセラーとなり、エッセイストとしてデビュー。続けて関連のエッセイ集を発表する。1985年(昭和60年)、『第三水曜日の情事』を上梓、小説家デビューを果たす。コンスタントにミステリー、サスペンス作品を発表する。1984年、藤田宜永と夫婦になる。1989年(平成元年)、「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1990年(平成2年)、1万冊近い蔵書と愛猫ゴブのため、藤田宜永とともに長野県軽井沢町に移住。同時期に、ミステリーから恋愛小説へと新境地を開き、1995年(平成7年)には『恋』で第114回直木賞を受賞。その後も数々の文学賞を受賞。2012年には、『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞する。また、文学賞の選考委員も務めている。2008年1月に軽井沢の自宅で火災が発生。また、父・清泰を2009年3月に、母・増子を2013年8月に亡くす。近年の作品には、こうした経験が反映されており、人の生や死、老いなど、人生の折々で体験することをすくい取った作品が多くなっている[5][6]。
受賞歴
1989年 - 「妻の女友達」で(短編および連作短編集部門)受賞
1995年 - 『恋』で第114回直木賞受賞[7]
1998年 - 『欲望』で第5回島清恋愛文学賞受賞
2006年 - 『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞受賞
2012年 - 『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)受賞
2013年 - 『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞受賞
著作
小説
1980年代
- 第三水曜日の情事(1985年7月 角川文庫) - 主としてアメリカを舞台にした掌編(ショートショート)集。登場人物もすべて外国人で倒叙ものが多い。
- 【収録作品】第三水曜日の情事 / マイアミの優雅な午後 / ヌーヌーのクリスマス / 覚えのない殺人 / 訪ねてきた女 / 無邪気なものまね / ボン・ボワイヤージュ / 目撃者の三つの目 / 十三人目の被害者 / 彼女を愛した俺と犬 / 幸せのサウンド・オブ・サイレンス / 女の約束 / 不運な忘れ物 / やさしく呪って… / 計画通りの埋葬 / 几帳面な性格 / 待ちわびた招待 / 気にくわない奴 / 知らなかった偶然 / 死体のそばの犬
- あなたから逃れられない(1985年8月 集英社文庫)
- 彼女が愛した男(1986年2月 カドカワノベルズ / 1988年1月 角川文庫)
- 蠍のいる森(1987年4月 集英社文庫)
- 仮面のマドンナ(1987年5月 角川文庫)
- 彼方の悪魔(1987年11月 C★NOVELS / 1991年2月 中公文庫)
- 見えない情事(1988年4月 中央公論社 / 1992年7月 中公文庫)
- 【収録作品】ディオリッシモ / 春日狂乱 / 寂しがる男 / 黒の天使 / 車影 / 真夏の夜の夢つむぎ / 見えない情事
墓地を見おろす家(1988年7月 角川文庫 / 1993年12月 角川ホラー文庫)
プワゾンの匂う女(1988年7月 徳間書店 / 1991年8月 徳間文庫 / 1997年12月 光文社文庫)- 間違われた女(1988年9月 ノン・ポシェット / 2011年9月 祥伝社文庫 ※新装版)
- あなたに捧げる犯罪(1989年2月 双葉社 / 1992年1月 双葉文庫 / 2014年2月 双葉文庫 ※新装版)
- 【改題】 妻の女友達(1995年4月 集英社文庫) - 表題作「妻の女友達」は、第42回日本推理作家協会賞を受賞。
- 【収録作品】菩薩のような女 / 転落 / 男喰いの女 / 妻の女友達 / 間違った死に場所 / セ・フィニ 終焉
- キスより優しい殺人(1989年5月 勁文社 / 1991年7月 ケイブンシャ文庫 / 1999年3月 徳間文庫)
- 【収録作品】キスより優しい殺人 / 初めての男 / 洋菓子店殺人事件 / 絡み合った殺意 / 仮面の美女 / 短期は損気 / 奇妙な話 / 家族の風景 / 磯良 / キスはドライブの後に / レディス・メイト / 指輪 / 光あふれる樹 / 目には目を / 四度目の夏 ※「四度目の夏」は文庫のみ
- 死者はまどろむ(1989年6月 講談社ノベルス / 1993年8月 集英社文庫)
- 双面の天使(1989年7月 集英社文庫)
- 【収録作品】共犯関係 / 眼 / 薔薇の木の下 / 双面の天使
- 窓辺の蛾(1989年11月 実業之日本社)
- 【改題】 追いつめられて(1993年1月 ノン・ポシェット)
- 【収録作品】窓辺の蛾 / 悪者は誰? / 追いつめられて / 泣かない女 / 隣りの女 / 予告された罠
- 殺意の爪(1989年4月 カッパ・ノベルス / 1993年6月 光文社文庫 / 1998年1月 徳間文庫)
- 闇のカルテット(1989年12月 双葉社 / 1992年9月 双葉文庫 / 2016年10月 双葉文庫 ※新装版)
1990年代
- やさしい夜の殺意(1990年4月 中央公論社 / 1993年11月 中公文庫)
- 【収録作品】やさしい夜の殺意 / それぞれの顚末 / チルチルの丘 / 青いドレス / 未亡人は二度生まれる
- 無伴奏(1990年7月 集英社 / 1994年9月 集英社文庫 / 2005年3月 新潮文庫)
- 柩の中の猫(1990年9月 白水社 物語の王国 / 1996年7月 新潮文庫 / 2004年11月 集英社文庫)
- 恐怖配達人(1990年12月 双葉社 / 1993年7月 双葉文庫 / 2012年8月 双葉文庫 ※新装版)
- 【収録作品】梁のある部屋 / 喪服を着る女 / 死体を運んだ男 / 老後の楽しみ / 団地 / 霧の夜
- 唐沢家の四本の百合(1991年9月 中央公論社 / 1995年9月 中公文庫 / 2001年8月 徳間文庫)
- 会いたかった人(1991年10月 ノン・ポシェット)
- 【収録作品】会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て
- 懐かしい骨(1992年7月 双葉社 / 1994年12月 双葉文庫 / 2013年6月 双葉文庫 ※新装版)
- 夜ごとの闇の奥底で(1993年1月 新潮社 新潮ミステリー倶楽部 / 1996年2月 新潮文庫)
ナルキッソスの鏡(1993年3月 集英社 / 1996年4月 集英社文庫) - 女装して暮らす美青年とマザコン中年女性の愛憎劇。- 恐怖に関する四つの短編(1993年5月 実業之日本社)
- 【改題】倒錯の庭(1996年8月 集英社文庫)
- 【収録作品】倒錯の庭 / 罪は罪を呼ぶ / 約束 / 暗闇に誰かがいる
- 危険な食卓(1994年1月 集英社 / 1997年4月 集英社文庫)
- 【収録作品】囚われて / 同窓の女 / 路地裏の家 / 姥捨ての街 / 天使の棲む家 / 花火 / 鍵老人 / 危険な食卓
- 死に向かうアダージョ(1994年7月 双葉社 / 1997年10月 双葉文庫 / 2015年9月 双葉文庫 ※新装版)
- 贅肉(1994年9月 中央公論社 / 1997年2月 中公文庫)
- 【収録作品】贅肉 / ねじれた偶像 / 一人芝居 / 誤解を生む法則 / どうにかなる
- 記憶の隠れ家(1995年2月 講談社 / 1998年1月 講談社文庫)
- 【収録作品】刺繍の家 / 獣の家 / 封印の家 / 花ざかりの家 / 緋色の家 / 野ざらしの家
- 怪しい隣人(1995年4月 集英社 / 1998年4月 集英社文庫)
- 【収録作品】妻と未亡人 / 家鳴り / 終の道づれ / 寺田家の花嫁 / 本当のこと / 隣の他人
恋(1995年10月 早川書房 ハヤカワ・ミステリワールド / 1999年4月 ハヤカワ文庫JA / 2003年1月 新潮文庫)
水無月の墓(1996年1月 新潮社 / 1999年2月 新潮文庫 / 2017年9月 集英社文庫)
- 【収録作品】足 / ぼんやり / 神かくし / 夜顔 / 流山寺 / 深雪 / 私の居る場所 / 水無月の墓
- うわさ(1996年3月 光文社 / 1998年10月 光文社文庫)
- 【収録作品】独楽の回転 / 災厄の犬 / ひぐらし荘の女主人 / うわさ
- 欲望(1997年7月 新潮社 / 2000年4月 新潮文庫)
- 美神(1997年10月 講談社 / 2000年5月 講談社文庫)
- 律子慕情(1998年1月 集英社 / 2000年11月 集英社文庫 / 2016年10月 集英社文庫)
- 蜜月(1998年9月 新潮社 新潮エンターテインメント倶楽部SS / 2001年4月 新潮文庫)
- 【収録作品】花のエチュード / 交尾 / ただ一度の忘我 / 裸のウサギ / バイバイ / 夜のかすかな名残り
- 水の翼(1998年12月 幻冬舎 / 2002年2月 幻冬舎文庫 / 2004年5月 新潮文庫)
- ひるの幻 よるの夢(1999年1月 文藝春秋 / 2002年4月 文春文庫)
- 【収録作品】夢のかたみ / 静かな妾宅 / 彼なりの美学 / 秋桜の家 / ひるの幻 よるの夢 / シャンプーボーイ
- 冬の伽藍(1999年6月 講談社 / 2002年6月 講談社文庫)
- 薔薇船(1999年9月 早川書房 / 2003年10月 ハヤカワ文庫JA)
- 【収録作品】鬼灯 / ロマンス / 薔薇船 / 首 / 夏祭り / 彼方へ
- INNOCENT イノセント(1999年10月 新潮社 / 2006年6月 新潮文庫) ※写真 ハナブサ・リュウ
2000年代
- 月狂ひ(2000年10月 新潮社)
- 【改題】浪漫的恋愛(2003年6月 新潮文庫)
- ノスタルジア(2000年1月 双葉社 / 2002年12月 双葉文庫 / 2005年12月 講談社文庫)
- 薔薇の木の下(2000年2月 徳間書店 / 2002年9月 徳間文庫)
- 【収録作品】春の水音 / 囚われて / 封印の家 / 老後の楽しみ / 妻と未亡人 / 薔薇の木の下 / 秘密
- 蔵の中(2000年11月 祥伝社文庫)
- 天の刻(2001年1月 文藝春秋 / 2004年6月 文春文庫)
- 【収録作品】月を見に行く / 蝋燭亭 / 天の刻 / 襞のまどろみ / 堕ちていく / 無心な果実
- 午後のロマネスク(2001年4月 祥伝社 / 2003年9月 祥伝社文庫)
- 【収録作品】約束 / 灰色の猫 / 親友 / 彼方へ / 愛しい嘘 / 白い水着の女 / くちづけ / 年始客 / 再会 / 雪うさぎ / 花火 / 遠い思い出 / 花ざかりの夜 / 夏の雨 / 旅路 / ふしぎな話 / 声
- 薔薇いろのメランコリヤ(2001年10月 角川書店 / 2003年11月 角川文庫)
- 狂王の庭(2002年6月 角川書店 / 2005年9月 角川文庫)
- 夜の寝覚め(2002年10月 集英社 / 2005年10月 集英社文庫)
- 【収録作品】たんぽぽ / 旅の続き / 花の散りぎわ / 雪の残り香 / 時の轍 / 夜の寝覚め
- 虚無のオペラ(2003年1月 文藝春秋 / 2006年1月 文春文庫)
- 一角獣(2003年5月 角川書店 / 2006年9月 角川文庫)
- 【収録作品】こんな花あらしの日の午後は / 月影の中で / 石榴の木の下 / 雨の朝 / 闇のオンディーヌ / 一角獣 / 妖かし / 光きらめく海
- レモン・インセスト(2003年7月 光文社 / 2006年8月 光文社文庫)
- 瑠璃の海(2003年10月 集英社 / 2006年10月 集英社文庫)
- 雪ひらく(2004年1月 文藝春秋 / 2007年3月 文春文庫)
- 【収録作品】おき火 / 最後の男 / 仄暗い部屋 / 雪ひらく / 場所 / パラサイト
夜は満ちる(2004年6月 新潮社 / 2007年3月 新潮文庫 / 2017年8月 集英社文庫)
- 【収録作品】やまざくら / 縁 / 坂の上の家 / 夜は満ちる / イツカ逢エル… / 蛍の場所 / 康平の背中
- エリカ(2005年1月 中央公論新社 / 2008年1月 中公文庫)
- 夏の吐息(2005年6月 講談社 / 2008年6月 講談社文庫)
- 愛するということ(2005年9月 幻冬舎 / 2007年12月 幻冬舎文庫)
- 青山娼館(2006年1月 角川書店 / 2009年2月 角川文庫)
- 虹の彼方(2006年4月 毎日新聞社 / 2008年7月 集英社文庫)
- 玉虫と十一の掌篇小説(2006年10月 新潮社 / 2009年5月 新潮文庫)
- 【収録作品】食卓 / 千年烈日 / 一炊の夢 / 声 / いのち滴る / 死に水 / 妖かし / 飼育箱 / 一角獣 / 玉虫 / さびしい
- 美しい時間(2006年11月 ベストセラーズ / 2008年12月 文春文庫)共著:村上龍
- 【収録作品】冬の花火(村上) / 時の銀河(小池)
- 水底の光(2007年1月 文藝春秋 / 2009年8月 文春文庫)
- 【収録作品】パレ・ロワイヤルの灯 / 水底の光 / 闇に瞬く / 愛人生活 / 冬の観覧車 / ミーシャ
- 望みは何と訊かれたら(2007年10月 新潮社 / 2010年6月 新潮文庫)
- くちづけ(2008年4月 出版芸術社 ふしぎ文学館)
- 【収録作品】くちづけ / 神かくし / しゅるしゅる / 足 / 康平の背中 / 首 / ディオリッシモ / 生きがい / ミミ / 親友 / 鬼灯 / 車影 / 蛇口 / 災厄の犬
- 午後の音楽(2008年10月 集英社 / 2011年6月 集英社文庫)
- ふたりの季節(2008年12月 幻冬舎 / 2016年4月 幻冬舎文庫)
- ストロベリー・フィールズ(2009年3月 中央公論新社 / 2012年3月 中公文庫)
- 熱い風(2009年8月 集英社 / 2012年8月 集英社文庫)
2010年代
- 東京アクアリウム(2010年1月 中央公論新社 / 2013年1月 中公文庫)
- 【収録作品】リリー・マルレーン / 風 / 二匹の子鬼 / 東京アクアリウム / 小曲 / モッキンバードの夜 / 猫別れ / 父の手、父の声
- 存在の美しい哀しみ(2010年4月 文藝春秋 / 2013年2月 文春文庫)
- Kiss(2010年9月 新潮社 / 2013年6月 新潮文庫)
- 【収録作品】翼 / 歳月 / 白い花のような月 / 猫壺 / 夜噺 / 廃墟 / 蒼いトマト / ラプソディ / オンブラ・マイ・フ
- 無花果の森(2011年6月 日本経済新聞出版社 / 2014年4月 新潮文庫)
二重生活(2012年6月 角川書店 / 2015年11月 角川文庫)- 沈黙のひと(2012年11月 文藝春秋 / 2015年5月 文春文庫)
- ソナチネ(2014年4月 文藝春秋 / 2017年2月 文春文庫)
- 【収録作品】鍵 / 木陰の家 / 終の伴侶 / ソナチネ / 千年萬年 / 交感 / 美代や
怪談(2014年7月 集英社 / 2017年7月 集英社文庫)
- 【収録作品】岬へ / 座敷 / 幸福の家 / 同居人 / カーディガン / ぬばたまの / 還る
- 千日のマリア(2015年2月 講談社)
- 【収録作品】過ぎし者の標 / つづれ織り / 落花生を食べる女 / 修羅のあとさき / 常夜 / テンと月 / 千日のマリア / 凪の光
- モンローが死んだ日(2015年6月 毎日新聞出版 / 2018年10月 新潮文庫)
- 異形のものたち(2017年11月 角川書店)
- 【収録作品】面 / 森の奥の家 / 日影歯科医院 / ゾフィーの手袋 / 山荘奇譚 / 緋色の窓
- 死の島(2018年3月 文藝春秋)
選集
- 小池真理子短篇セレクション1 サイコ・サスペンス篇Ⅰ 会いたかった人(1997年6月 河出書房新社 / 2002年4月 集英社文庫)
- 【収録作品】会いたかった人 / 倒錯の庭 / 災厄の犬
- 小池真理子短篇セレクション2 官能篇 ひぐらし荘の女主人(1997年7月 河出書房新社 / 2002年5月 集英社文庫)
- 【収録作品】ひぐらし荘の女主人 / 花ざかりの家 / 彼なりの美学
- 小池真理子短篇セレクション3 幻想篇 命日(1997年8月 河出書房新社 / 2002年6月 集英社文庫)
- 【収録作品】命日 / 家鳴り / 流山寺 / 水無月の墓 / ミミ
- 小池真理子短篇セレクション4 ミステリー篇 妻の女友達(1997年9月 河出書房新社)
- 【収録作品】妻の女友達 / 泣かない女 / 悪者は誰? / 鍵老人
- 【改題】泣かない女(2002年9月 集英社文庫)
- 小池真理子短篇セレクション5 ノスタルジー篇 夢のかたみ(1997年10月 河出書房新社 / 2002年10月 集英社文庫)
- 【収録作品】夢のかたみ / チルチルの丘 / 路地裏の家 / ディオリッシモ / 約束
- 小池真理子短篇セレクション6 サイコ・サスペンス篇Ⅱ 贅肉(1997年11月 河出書房新社 / 2002年11月 集英社文庫)
- 【収録作品】贅肉 / 刺繍の家 / 終の道づれ / どうにかなる
- 小池真理子短篇ミステリ傑作集1 小池真理子のミスティ(2002年12月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
- 【収録作品】春日狂乱 / 真夏の夜の夢つむぎ / 未亡人は二度生まれる / 窓辺の蛾 / 妻の女友達 / 青いドレス / 眼
- 小池真理子短篇ミステリ傑作集2 小池真理子のラウンド・ミッドナイト(2003年1月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
- 【収録作品】予告された罠 / 死体を運んだ男 / 四度目の夏 / 梁のある部屋 / 木陰の墓
- 小池真理子短篇ミステリ傑作集3 小池真理子のマスカレード(2003年2月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
- 【収録作品】結婚式の客 / 罪は罪を呼ぶ / 独楽の回転 / 姥捨ての街 / 一人芝居
- 小池真理子短篇ミステリ傑作集4 小池真理子のエンジェル・アイズ(2003年3月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
- 【収録作品】獣の家 / 静かな妾宅 / 本当のこと / 夜顔 / 野ざらしの家 / 秋桜の家
- 小池真理子怪奇幻想傑作選1 懐かしい家(2011年5月 角川ホラー文庫)
- 【収録作品】ミミ / 神かくし / 首 / 蛇口 / 車影 / 康平の背中 / くちづけ / 懐かしい家
- 小池真理子怪奇幻想傑作選2 青い夜の底(2011年11月 角川ホラー文庫)
- 【収録作品】鬼灯 / 生きがい / しゅるしゅる / 足 / ディオリッシモ / 災厄の犬 / 親友
エッセイ・対談集
- 知的悪女のすすめ 翔びたいあなたへ(1978年10月 山手書房 / 1981年7月 角川文庫)
- 午後8時の女たちへ 続・知的悪女のすすめ(1978年11月 山手書房)
- 【改題】続・知的悪女のすすめ(1982年1月 角川文庫)
- とらわれない愛(1979年6月 広済堂出版)
- 【改題】悪の愛情論 とらわれない愛(1982年11月 角川文庫)
- 愛と自立のはざまで(1979年12月 日本ジャーナリスト専門学院出版部 ※発売 みき書房)
- 素肌でシェリー酒を 新・知的悪女のすすめ(1979年3月 山手書房)
- 【改題】新・知的悪女のすすめ(1982年4月 角川文庫)
- その結婚をする前に(1981年4月 東京白川書院)
- いとしき男たちよ(1982年12月 ダイナミックセラーズ / 1984年8月 集英社文庫)
- 悪女と呼ばれた女たち 阿部定から永田洋子・伊藤素子まで(1982年3月 主婦と生活社 / 1986年1月 集英社文庫)
- 愛は眠らせたくない 知的悪女のすすめ(1983年5月 角川文庫)
- 結婚アウトサイダーのすすめ 男と女の新しい関係(1983年9月 角川文庫)
- 恋人と逢わない夜に(1984年3月 集英社文庫)
- 猫を抱いて長電話(1991年1月 角川文庫)
- 深夜のネコ(1995年9月 河出書房新社 / 1998年5月 河出文庫)
- 男と女 小説と映画にみる官能風景(1996年9月 中央公論社 / 1998年10月 中公文庫)
- いとおしい日々(2000年9月 徳間書店 / 2005年1月 徳間文庫) ※写真 ハナブサ・リュウ
- 肉体のファンタジア(2001年6月 集英社 / 2003年11月 集英社文庫)
- 忘我のためいき 私の好きな俳優たち(2001年8月 講談社)
- 【改題】映画は恋の教科書(2004年12月 講談社文庫)
- 恋愛映画館(2004年4月 講談社 / 2007年4月 講談社文庫)
- 闇夜の国から二人で舟を出す(2005年10月 新潮社 / 2008年5月 新潮文庫)
- 秘密 小池真理子対談集(2006年9月 講談社 / 2009年12月 講談社文庫)
共著
- 夢色ふたり暮らし 熱い恋の醒めたディアローグ(1985年11月 新時代社)※共著 藤田宜永、インタビュー 秋元真澄
- 夫婦公論(1995年7月 毎日新聞社 / 1997年4月 幻冬舎文庫 / 2000年4月 集英社文庫)※共著 藤田宜永
- ネコ族の夜咄(1999年6月 清流出版)※共著 村松友視、南伸坊
アンソロジー(小説)
「」内が収録されている小池真理子の作品
- 封切劇場 SF冒険ミステリー2(1987年8月 講談社)「指輪」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1988(1988年5月 講談社)「未亡人は二度生まれる」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1989(1989年5月 講談社)「妻の女友達」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1990(1990年5月 講談社)「泣かない女」
- 紅玉は殺人者(1989年7月 カッパ・ノベルス)「窓辺の蛾」
- 【改題】狂想サミット(1995年4月 光文社文庫)「窓辺の蛾」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1991(1991年5月 講談社)「老後の楽しみ」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1992(1992年5月 講談社)「結婚式の客」
- 日本ベストミステリー「珠玉集」 中(1992年7月 カッパ・ノベルス)「危険な食卓」
- 【改題】秘密コレクション(1996年7月 光文社文庫)「危険な食卓」
- あざやかな結末 ミステリー傑作選23(1992年10月 講談社文庫)「未亡人は二度生まれる」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1993(1993年6月 講談社)「姥捨ての街」
- 誰がための殺人 ミステリー傑作選25(1993年11月 講談社文庫)「妻の女友達」
- 悪夢十夜 現代ホラー傑作選4(1993年12月 角川ホラー文庫)「しゅるしゅる」
- 明日からは、殺人者 ミステリー傑作選26(1994年4月 講談社文庫)「泣かない女」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1994(1994年6月 講談社)「獣の家」
- かなわぬ想い 惨劇で祝う五つの記念日(1994年10月 角川ホラー文庫)「命日」
- 完全犯罪はお静かに ミステリー傑作選28(1995年5月 講談社文庫)「老後の楽しみ」
- 「傑作推理」大全集 中(1995年7月 カッパ・ノベルス)「約束」
- 【改題】冥界プリズン(1999年6月 光文社文庫)「約束」
- 恐怖劇場(1995年10月 光文社文庫)「ミミ」
- あの人の殺意 ミステリー傑作選29(1995年11月 講談社文庫)「結婚式の客」
- 二十四粒の宝石(1995年12月 講談社 / 1998年11月 講談社文庫)「夫婦」
- 絆(1996年8月 カドカワノベルズ)「生きがい」
- 【改題】ゆがんだ闇(1998年4月 角川ホラー文庫)「生きがい」
- 万華鏡 ホラー・アンソロジー(1996年9月 ノン・ポシェット)「夜顔」
- 死導者がいっぱい ミステリー傑作選31(1996年11月 講談社文庫)「姥捨ての街」
- 現代の小説 1997(1997年5月 徳間書店)「彼なりの美学」
- 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1997(1997年6月 講談社)「彼なりの美学」
- いつか心の奥へ 小説推理傑作選(1997年9月 双葉社)「約束」
- 血(1997年9月 早川書房)「薔薇船」
- 【改題】血 吸血鬼にまつわる八つの物語(2000年6月 ハヤカワ文庫JA)「薔薇船」
- 犯行現場にもう一度(1997年10月 講談社文庫)「獣の家」
- 白のミステリー 女性ミステリー作家傑作選(1997年12月 光文社)「四度目の夏」
- Love songs(1998年1月 幻冬舎 / 1999年4月 幻冬舎文庫)「Storm」
- 奇妙な恋の物語(1998年3月 光文社文庫)「ロマンス」
- ドッペルゲンガー奇譚集 死を招く影(1998年12月 角川ホラー文庫)「ディオリッシモ」
- 少女物語(1998年5月 朝日新聞社)「昭和の風景」
- 現代の小説 1998(1998年5月 徳間書店)「親友」
- 最新「珠玉推理」大全 中(1998年9月 カッパ・ノベルス)「鬼灯」
- 【改題】怪しい舞踏会(2002年5月 光文社文庫)「鬼灯」
- 七つの怖い扉(1998年10月 新潮社 / 2002年1月 新潮文庫)「康平の背中」
- 誘惑 女流ミステリー傑作選(1999年1月 徳間文庫)「水無月の墓」
- 殺意の宝石箱 女性ミステリー作家傑作選1(1999年9月 光文社文庫)「四度目の夏」
- 金曜の夜は、ラブ・ミステリー(2000年1月 王様文庫)「寺田家の花嫁」
- 殺人哀モード ミステリー傑作選37(2000年4月 講談社文庫)「彼なりの美学」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2000(2000年5月 徳間文庫)「たんぽぽ」
- 少女怪談(2000年9月 学研M文庫)「ミミ」
- 花迷宮(2000年7月 日文文庫)「花ざかりの家」
- 緋迷宮(2001年12月 祥伝社文庫)「一人芝居」 ※結城信孝編
- 私は殺される 女流ミステリー傑作選(2001年3月 ハルキ文庫)「妻と未亡人」
- 悪魔のような女 女流ミステリー傑作選(2001年7月 ハルキ文庫)「静かな妾宅」
- ふるえて眠れ 女流ホラー傑作選(2001年8月 ハルキ・ホラー文庫)「夏祭り」
- 銀座24の物語(2001年8月 文藝春秋 / 2004年12月 文春文庫)「赤いコートの女」
- 事件現場に行こう(2001年11月 カッパ・ノベルス / 2006年4月 光文社文庫)「彼らの静かな日常」
- 蒼迷宮(2002年3月 祥伝社文庫)「死体を運んだ男」 ※結城信孝編
- 危険な関係 女流ミステリー傑作選(2002年5月 ハルキ文庫)「菩薩のような女」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2002(2002年5月 徳間文庫)「一角獣」
- 紅迷宮(2002年6月 祥伝社文庫)「ロマンス」 ※結城信孝編
- エクスタシィ 大人の恋の物語り(2003年4月 ベストセラーズ)「緋色の家」
- こんなにも恋はせつない 恋愛小説アンソロジー(2004年1月 光文社文庫)「倒錯の庭」
- With you(2004年3月 幻冬舎 / 2005年8月 幻冬舎文庫)「倶楽部フェニックス」
- 怪談 24の恐怖(2004年9月 講談社)「ミミ」
- 甘やかな祝祭 恋愛小説アンソロジー(2004年9月 光文社文庫)「天の刻」
- Female(2004年12月 新潮文庫)「玉虫」
- 恋愛小説(2005年1月 新潮社 / 2007年3月 新潮文庫)「夏の吐息」
- 恋する男たち(1999年2月 朝日新聞社 / 2005年3月 新潮文庫)「彼方へ」
- 恋は罪つくり 恋愛ミステリー傑作選(2005年7月 光文社文庫)「静かな妾宅」
- 空を飛ぶ恋 ケータイがつなぐ28の物語(2006年6月 新潮文庫)「虹の彼方に」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2006(2006年6月 徳間文庫)「千年烈日」
- 作家の手紙(2007年2月 角川書店 / 2010年11月 角川文庫)「去って行った恋人に贈る手紙」
- 文学 2007(2007年5月 講談社)「捨てる」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2007(2007年6月 徳間文庫)「一炊の夢」
- Vintage '07(2007年9月 講談社)「過ぎし者の標」
- 日本推理作家協会賞受賞作全集 76 短篇集Ⅳ(2008年6月 双葉文庫)「妻の女友達」
- ねこ! ネコ! 猫! nekoミステリー傑作選(2008年10月 徳間文庫)「共犯関係」
- あなたに、大切な香りの記憶はありますか?(2008年10月 文藝春秋 / 2011年10月 文春文庫)「スワン・レイク」
- 眠れなくなる夢十夜(2009年6月 新潮文庫 / 2017年1月 新潮文庫)「翼」
- Invitation(2010年1月 文藝春秋)「捨てる」
- 【改題】甘い罠 8つの短篇小説集(2012年7月 文春文庫)「捨てる」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2010(2010年6月 徳間文庫)「廃墟」
- 10ラブ・ストーリーズ(2011年11月 朝日文庫)「春爛漫」
- 女がそれを食べるとき(2013年4月 幻冬舎文庫)「贅肉」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2013(2013年6月 徳間文庫)「岬へ」
- 小川洋子の陶酔短篇箱(2014年1月 河出書房新社)「流山寺」
- てのひらの恋 けれど、いちばん大切なあの人との記憶。(2014年1月 角川文庫)「バスローブ」
- 読まずにいられぬ名短篇(2014年5月 ちくま文庫)「百足」
- エロスの記憶(2015年2月 文春文庫)「千年萬年」
- 日本文学100年の名作 第9巻(2015年5月 新潮文庫)「一角獣」
- 雪国にて 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集2(2015年6月 双葉文庫)「悪者は誰?」
- 短篇ベストコレクション 現代の小説 2015(2015年6月 徳間文庫)「テンと月」
- 私がふたり 冒険の森へ 傑作小説大全17(2015年8月 集英社)「足」
アンソロジー(エッセイなど)
- 母のキャラメル ベスト・エッセイ集 2001年版(2001年7月 文藝春秋 / 2004年7月 文春文庫)「クマは走る」
- 恋の魔法をかけられたら(2003年8月 角川春樹事務所 / 2005年5月 ハルキ文庫)「恋の魔法。愛の呪縛」
- 動詞的人生(2003年12月 岩波書店)「触れる」
- 片手の音 ベスト・エッセイ集 2005年版(2005年8月 文藝春秋 / 2008年7月 文春文庫)「アニーの恋人」
- 猫は魔術師(2008年11月 竹書房)
- 作家と猫のものがたり(2010年9月 新潮社〈とんぼの本〉)「そばにいるだけで」
- 幻想文学講義 「幻想文学」インタビュー集成(2012年8月 国書刊行会)「言葉が紡ぐ恐怖」
- 発火点 対論集(2009年9月 文藝春秋 / 2012年12月 文春文庫)「極私的オトコ論」
- 猫は音楽を奏でる(2013年3月 竹書房)「性懲りもなく」
- ベスト・エッセイ THE BEST ESSAY 2013(2013年6月 光村図書出版)「生と死の営み」
- 下ネタの品格(2013年11月 文春文庫)「いろごと男性論」
- 作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法(2014年2月 角川書店)
- 作家の決断 人生を見極めた19人の証言(2014年3月 文春新書)
- 猫は迷探偵(2015年11月 竹書房文庫)「性懲りもなく」
アンソロジー(編さん)
- 精選女性随筆集2 森茉莉 吉屋信子(2012年2月 文藝春秋)
- 精選女性随筆集3 倉橋由美子(2012年4月 文藝春秋)
- 精選女性随筆集6 宇野千代 大庭みな子(2012年6月 文藝春秋)
- 精選女性随筆集7 白洲正子(2012年8月 文藝春秋)
- 精選女性随筆集10 中里恒子 野上彌生子(2012年10月 文藝春秋)
- 精選女性随筆集11 向田邦子(2012年12月 文藝春秋)
メディア・ミックス
テレビドラマ
- テレビ朝日
土曜ワイド劇場 過去を消す女(1984年6月16日、主演:酒井和歌子)
- 日本テレビ
火曜サスペンス劇場
- あなたから逃れられない(1986年7月22日、主演:佐藤友美、原作:あなたから逃れられない)
- 殺意の爪(1986年8月8日、主演:伊藤蘭、原作:殺意の爪)
- 懐かしい骨(1993年1月19日、主演:伊藤蘭、原作:懐かしい骨)
- 関西テレビ
- 女性作家サスペンス
- 車影、死者の使い(1988年1月25日、主演:丘みつ子、原作:車影)
- 不運な忘れ物(1988年2月15日、主演:片平なぎさ)
- 現代神秘サスペンス 間違った死に場所(1989年9月18日、主演:浅野ゆう子、原作:間違った死に場所)
- 現代推理サスペンス
- ねじれた偶像(1990年10月8日、主演:多岐川裕美、原作:ねじれた偶像)
- 悪者は誰?(1991年1月14日、主演:長谷直美、原作:悪者は誰?)
- 旅情サスペンス
- 瀬戸内大誘拐ツアー(1991年4月1日、主演:かたせ梨乃)
- 伊豆大島 霧の夜(1991年5月20日、主演:藤真利子、原作:霧の夜)
- 不思議サスペンス 結婚式の客(1991年7月29日、主演:萩原流行、原作:結婚式の客)
- 小池真理子サスペンス 恐怖配達人
- 指輪(1992年1月13日、主演:檀ふみ、原作:指輪)
- 死体を運んだ男(1992年1月20日、主演:渡辺徹、原作:死体を運んだ男)
- 寄生虫(1992年1月27日、主演:池内淳子、原作:寄生虫)
- 夜の夢つむぎ(1992年2月3日、主演:堤大二郎、原作:真夏の夜の夢つむぎ)
- サスペンス・魔
- 隣の女(1993年7月12日、主演:小川眞由美)
- 喪服を着る女(1993年7月26日、主演:藤真利子、原作:喪服を着る女)
- 女性作家サスペンス
- TBS
土曜ドラマスペシャル 見えない情事(1989年8月26日、主演:藤真利子、原作:見えない情事)- 東芝日曜劇場 囚われて(1991年4月7日、主演:大原麗子、原作:囚われて)
月曜ドラマスペシャル
- セントポーリアは悪魔の匂い(1993年4月26日、主演:三浦友和)
- 姥捨ての街(1994年8月8日、主演:柴田恭兵、原作:姥捨ての街)
- 春の夜の夢3連発SP 奇跡の大逆転! 罪は罪を呼ぶ(2000年4月7日、主演:吉本多香美、原作:罪は罪を呼ぶ)
- 月曜ゴールデン特別企画 恋(2013年12月16日、主演:石原さとみ、原作:恋)
- テレビ東京
- 月曜・女のサスペンス
- 妻の女友達(1989年9月25日、主演:岡江久美子、原作:妻の女友達)
- 愛の死角(1989年11月13日、主演:篠田三郎)
- おびえた天使(1990年3月12日、主演:かとうかずこ)
- 女は二度生まれる(1991年10月28日、主演:大場久美子、原作:未亡人は二度生まれる)
- 彼女が愛した男(1991年12月9日、主演:渡辺典子、原作:彼女が愛した男)
- 女と愛とミステリー
- 小池真理子の「鍵老人」(2001年6月3日、主演:森繁久彌、原作:鍵老人)
- 寺田家の花嫁(2001年12月2日、主演:岸本加世子、原作:寺田家の花嫁)
- 月曜・女のサスペンス
- フジテレビ
- 男と女のミステリー
- 間違われた女(1990年6月1日、主演:萬田久子、原作:間違われた女)
プアゾンの匂う女(1991年3月8日、主演:浅野ゆう子、原作:プワゾンの匂う女)
世にも奇妙な物語 '12秋の特別編 蛇口(2012年10月6日、主演:伊藤英明、原作:蛇口)- ドラマ・ミステリーズ〜カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊〜 妻の女友達(2017年4月22日、主演:大泉洋、原作:妻の女友達)
- 男と女のミステリー
- BS日テレ
- ドラマ・ブック 恋のエチュード STORM(2003年1月2日、主演:純名りさ、原作:Storm)
- NHK BSプレミアム
モンローが死んだ日(2019年1月6日 -、主演:鈴木京香)
映画
欲望(2005年11月19日公開、配給:メディア・スーツ、監督:篠原哲雄、主演:板谷由夏)- 無花果の森(2014年6月14日公開、配給:BS-TBS、監督:古厩智之、主演:ユナク)
- 無伴奏(2016年3月26日公開、監督:矢崎仁司、主演:成海璃子)
二重生活(2016年6月25日公開、監督:岸善幸、主演:門脇麦)[8]
漫画
- 夜の寝覚め(幸田育子著、2004年5月 創美社 オフィスユーコミックス)
- 堕ちていく(本田恵子著、2009年3月 集英社 クイーンズコミックス)
オーディオブック
- 夏の吐息(2008年、USEN・ことのは出版)
外国語訳
- 戀(1998年 方智出版社) ※「恋」の中国語版
- Le chat dans le cercueil(1999年 Philippe Picquier) ※「柩の中の猫」のフランス語訳
- 欲望的迷宮(1999年 方智出版社) ※「欲望」の中国語版
- 闇夜深處(1999年 方智出版社) ※「夜ごとの闇の奥底で」の中国語版
- 流言(1999年 方智出版社) ※「うわさ」の中国語版
- Je suis déjà venue ici(2008年 Philippe Picquier) ※「玉虫と十一の掌篇小説」のフランス語訳
- 恋愛這点事(2008年4月 上海文芸出版社) ※「愛するということ」の中国語版
- 瑠璃之海(2008年4月 上海文芸出版社) ※「瑠璃の海」の中国語版
- 飛越彩虹(2008年4月 上海文芸出版社) ※「虹の彼方」の中国語版
- The Cat In The Coffin(2009年 Vertical) ※「柩の中の猫」の英語訳
- Без аккомпанемента(2012年 Гиперион) ※「無伴奏」のロシア語訳
- A Cappella(2013年 Anthem Press) ※「無伴奏」の英訳
作詞
- 「EVIL DANCE」(作曲:布袋寅泰、『DOBERMAN』収録)
テレビ出演
徹子の部屋(2001年9月21日・2003年11月14日、テレビ朝日)
レディス4(2003年11月6日、テレビ東京)- 今夜は恋人気分 とっておき夫婦物語(2004年9月1日、NHK)
スタジオパークからこんにちは 第2部(2005年11月8日、NHK)
情熱大陸(2007年11月25日、TBSテレビ)
関連事項
内田康夫 - 軽井沢在住の小説家。
唯川恵 - 軽井沢在住の小説家。
脚注
- ^ ab阿川佐和子他 『作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法』 角川書店、2014年、76頁。
^ 小池真理子|新潮社
^ 【小池真理子】「沈黙のひと」で吉川英治文学賞 “人は愛おしい”亡き父と向き合い
^ 「言霊の祈り」 小池真理子 『日本経済新聞』 平成23年3月24日夕刊
^ 生と死とエロス、一瞬を描く 『ソナチネ』 (小池真理子 著)
^ 140822江原啓之×小池真理子 - 婦人公論.jp
^ 直木賞-選評の概要-第114回
^ “門脇麦の主演作「二重生活」公開日決定、菅田将暉ら捉えた場面写真も到着”. 映画ナタリー (2016年1月7日). 2016年1月7日閲覧。
参考文献
- 小池真理子『贅肉』(1997年 河出書房新社)
外部リンク
小池真理子インタビュー - 作家の読書道
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