松岸駅
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松岸駅 | |
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駅舎(2006年3月) | |
まつぎし Matsugishi | |
所在地 | 千葉県銚子市長塚町五丁目1260-23 北緯35度44分22.3秒 東経140度47分42.9秒 / 北緯35.739528度 東経140.795250度 / 35.739528; 140.795250 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | キシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 471人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)6月1日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■総武本線 |
キロ程 | 117.3km(東京起点) |
◄猿田 (5.5km) (3.2km) 銚子► | |
所属路線 | ■成田線 |
キロ程 | 75.4km(佐倉起点) |
◄椎柴 (4.4km) (-km) (銚子)*► | |
備考 | 業務委託駅 |
* 全列車が銚子駅まで乗り入れ。 |
松岸駅(まつぎしえき)は、千葉県銚子市長塚町五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
総武本線を所属線としており[2]、成田線を加えた2路線が乗り入れている。当駅は線路名称上での成田線の終点であるが、成田線の列車はすべて総武本線を通じて銚子駅まで乗り入れる。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
5 バス路線
6 隣の駅
7 その他
8 脚注
9 参考文献
10 関連項目
11 外部リンク
歴史
1897年(明治30年)6月1日 - 総武鉄道の成東駅から銚子駅までの延伸に伴い開業[1]。
1907年(明治40年)9月1日 - 総武鉄道が鉄道国有法により国有化され、国有鉄道の駅となる[3]。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称設定、総武本線の駅となる[3]。
1933年(昭和8年)3月11日 - 成田線が笹川駅から当駅まで延伸、接続駅となる[4]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継[4][5]。
2009年(平成21年)3月14日 - ICカード「Suica」供用開始[6]。東京近郊区間に組み込まれる[6]。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。ホームは嵩上げされていない。互いのホームは跨線橋で連絡している。単式ホームの北側に接して駅舎が建てられていて、内部には待合所や窓口がある。
改札口付近には精算所があるが、現在は使用されていない。
銚子駅管理のJR東日本ステーションサービスが駅業務を行う業務委託駅で、POS端末、自動券売機、簡易Suica改札機が設置されている。窓口の営業時間は9時20分から16時30分まで(中断あり)で、営業時間外は自動券売機の代わりに乗車駅証明書発行機を利用することとなる。
のりば
この駅は駅舎側のホームが3番線となっており、駅舎から一番遠いホームが1番線である。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■総武本線 | 上り | 旭・成東・千葉方面[7] | |
2 | ■総武本線 ■成田線 | 下り | 銚子行き[7] | 一部の列車 |
3 | ■成田線 | 上り | 佐原・成田・千葉方面[7] | |
■総武本線 ■成田線 | 下り | 銚子行き[7] | 通常はこのホーム |
後述のように、2番線は総武本線の下り主本線、3番線は成田線の主本線となっているが、下り列車については乗客が跨線橋を渡らずに済むように、総武本線経由・成田線経由ともに3番線に発着するのを基本としている。2番線は特急列車の通過のほか、成田線上り列車との行き違いがある場合や、成田線経由下り列車が総武本線上り列車と接続する場合に使用される。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 銚子方面着発 | 成東方面着発 | 佐原方面着発 | 備考 |
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1 | 1 | 8両分 | 到着可 | 出発可 | 出発可 | 総武本線上り主本線 |
2 | 2 | 8両分 | 出発可 | 到着可 | 到着可 | 総武本線下り主本線 |
3 | 3 | 8両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 成田線上下主本線 |
- 主本線を発着する場合は通過が可能。
- 1番線の上り出発側、3番線の下り出発側に安全側線が設けられており、上下列車の同時進入が可能。安全側線が無い2番線は同時進入できない。
* 参考資料:「JR東日本全線【決定版】鉄道地図帳」 第4巻 「水戸・千葉支社管内編」 『学研』 2010年3月
利用状況
2017年度の乗車人員は1日平均471人である。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 611 |
2001 | 625 |
2002 | 617 |
2003 | 616 |
2004 | 630 |
2005 | 641 |
2006 | 633 |
2007 | 596 |
2008 | 566 |
2009 | 532 |
2010 | 501 |
2011 | 611 |
2012 | 460 |
2013 | 470 |
2014 | 481 |
2015 | 497 |
2016 | 502 |
2017 | 471 |
駅周辺
銚子市の郊外にあたり、銚子駅付近から市街地が続いている。駅の北側は人家も多く、銚子ちぢみ伝統工芸館、千葉県立銚子商業高等学校海洋校舎(旧千葉県立銚子水産高等学校)、銚子市立海上小学校、銚子松岸郵便局、銚子市立第五中学校、自動車教習所などがあるが、南側は田園地帯となっている。
駅の北側に駅前広場が整備されており、タクシー会社や商店、食堂などがある。駅の北約200メートルのところを、国道356号(利根水郷ライン)が東西に走っている。
- 銚子松岸郵便局
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
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松岸駅前 | 豊里ニュータウン線 | 椎柴駅・豊里駅入口 | 豊里ニュータウン第4 | 千葉交通 | |
銚子駅 | 陣屋町 |
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
■総武本線
猿田駅 - 松岸駅 - 銚子駅
■成田線(当駅 - 銚子駅間は総武本線)
椎柴駅 - 松岸駅 - 銚子駅
その他
猿田駅 - 当駅間、椎柴駅 - 当駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。
脚注
- ^ ab『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 16頁
^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ ab『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 17頁
- ^ ab『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 23頁
^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 通巻26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線 19頁
- ^ ab“Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2008年12月22日), https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf 2018年7月8日閲覧。
- ^ abcd“時刻表 松岸駅:JR東日本”. www.jreast-timetable.jp. 2019年3月1日閲覧。
参考文献
- 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、5-23頁。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- JR東日本 松岸駅
国土地理院地図閲覧サービス - 松岸駅周辺の1/25000地形図
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