ロシアサッカー・プレミアリーグ
| ロシア・プレミアリーグ | |
|---|---|
| 加盟国 | |
| 大陸連盟 | UEFA |
| 創立 | 2001 |
| 参加クラブ | 16 |
| リーグレベル | 第1部 |
| 下位リーグ | ナショナル・フットボールリーグ |
| 国内大会 | ロシア・カップ ロシア・スーパーカップ |
| 国際大会 | チャンピオンズリーグ ヨーロッパリーグ |
| 最新優勝クラブ | ロコモティフ・モスクワ (2018-19) |
| 最多優勝クラブ | スパルタク・モスクワ (10回) |
| 公式サイト | www.RFPL.org |
ロシア・プレミアリーグ (ロシア語:Российская Футбольная Премьер-Лига、ラテン文字転記:Rossijskaja Futbolnaja Premjer-Liga)は、ロシア連邦で開かれる国内のサッカートップリーグのタイトルである。
目次
1 大会概要
2 歴史
3 地理条件
4 2018-19シーズン所属クラブ
5 歴代優勝クラブ
6 クラブ別優勝回数
7 歴代得点王
8 関連項目
9 外部リンク
大会概要
リーグ戦は16チームによるホーム・アンド・アウェーの2回総当り方式で争われている。下位2チームは翌シーズンに1部リーグ(Первый дивизион ПФЛ)の上位2チームと自動昇降格し、13位・14位チームは2部リーグ4・3位チームと入れ替え戦を行う。
リーグ戦はヨーロッパで一般的な秋→春制ではなく、春→秋の暦年制(3月ないし4月ごろ開幕~10月ないしは11月ごろ閉幕)で争われていたが、2012年から他のヨーロッパ諸国と同じように秋→春制へと移行した。
また、天然芝が育ちにくい地域もあるため、人工芝を使用したスタジアムを本拠地としたクラブもいくつか存在する。
歴史
かつてはソビエト連邦リーグといい、15の連邦構成共和国の強豪チームが名を連ね、スパルタク、ディナモ、CSKAの首都・モスクワ勢のチームや、FCディナモ・キエフ(ウクライナ)といったチームがヨーロッパのカップ戦などにも進出し、ナショナルチームとともに東欧諸国の雄といわれた。
しかしソ連が1991年に崩壊すると、それぞれの構成共和国のサッカーリーグも独立するようになり、ロシアにも国内サッカーリーグが誕生するようになる。2001年までは国内の最上位リーグを「トップリーグ」「トップディヴィジョン」(下表参照)と称していたが、2002年に現在の「プレミアリーグ」に名称を変更した。
ロシアリーグ以後はスパルタク・モスクワが最初の10シーズンで9回の優勝を果たすなど圧倒的な強さを見せ、その後もスパルタク、CSKAモスクワ、ロコモティフ・モスクワが三つ巴でタイトルを争うなど例年モスクワ勢が上位を独占してきた。しかし2000年代に入ってから国内の好景気を背景として各クラブに大手企業の資本が投入されるようになると有力資本の参入を受けた地方クラブの勃興が目立ち始め、2007年シーズンはサンクトペテルブルク唯一のプレミアリーグクラブ、ゼニト・サンクトペテルブルクが初優勝、2008年、2009年シーズンはタタールスタン共和国のカザンに本拠地を置くルビン・カザンが優勝するなど勢力図は変りつつある。ブラジルや西ヨーロッパからの有名選手の獲得も増え、2004-05シーズンのUEFAカップにおいて、CSKAモスクワがロシア勢として初めてヨーロッパのカップ戦に優勝、2007-08シーズンのUEFAカップではゼニト・サンクトペテルブルクが再び欧州カップ制覇を果たすなどしている。
2010年9月13日、ロシアサッカー連盟は、3月から11月まで開催されているリーグのシステムを変更し、2012年以降のリーグ期間を、欧州各国で実施されている8月から5月までとする「秋春制」を導入すると発表した。2011年は春に開幕を迎え、秋まで継続して行なわれる。そしてそのままリーグは続き、12年春に閉幕することとなる。以降は、2012年8月上旬に開幕し、12月から2013年2月まで3か月間のウィンターブレイクを挟み、5月下旬にシーズンを終えるという。
このため、2011-12年度のシーズンは暫定的にスプリットシステムを採用。まず、11月まで16チーム2回総当りで予選リーグを開催し、その後次年度の出場チーム順位を決定するための「決勝リーグ」をまず2011年11月に2試合のみを行い、ウィンターブレークを挟んで2012年3-5月に残りの12試合を行う。1-8位のチームが「優勝決定プレーオフ」、9-16位が「残留・降格決定プレーオフ」としてそれぞれに8チームが出場して行う。(Foot!2011年11月1日放送の説明より)これは、スコットランド「スコティッシュ・プレミアリーグ」とほぼ同じ仕組みである。
地理条件
ゼニト・サンクトペテルブルクが優勝した2007年シーズンでも2位から7位までをモスクワ市ないしモスクワ州のクラブが占め、プレミアリーグでのモスクワ勢優位を裏付けている。- 一方、2006年シーズンにルチ・エネルギア・ウラジオストクが13年ぶりにプレミアリーグ(当時はヴィシャヤリーガ)へ復帰し、極東連邦管区地域で唯一のプレミア所属となった。ウラジオストクはモスクワ時間(GMT+3)よりも7時間早いウラジオストク時間(GMT+10)の地域にあり、ロシアプレミアリーグは世界一時差の大きなトップリーグとなっている(1部リーグでは東西8時間の時差がある)。
2018-19シーズン所属クラブ
| クラブ名 | ホームタウン | ホームスタジアム | 収容人数 |
|---|---|---|---|
ゼニト・サンクトペテルブルク | サンクトペテルブルク | ガスプロム・アリーナ | 68,134 |
ルビン・カザン | カザン | カザン・アリーナ | 45,379 |
ロストフ | ロストフ・ナ・ドヌ | ロストフ・アリーナ | 45,000 |
クリリヤ・ソヴェトフ | サマーラ | コスモス・アリーナ | 44,918 |
スパルタク・モスクワ | モスクワ | オトクリティ・アリーナ | 45,360 |
ウラル・スヴェルドロフスク・オブラスト | エカテリンブルク | セントラル・スタジアム | 35,000 |
クラスノダール | クラスノダール | クラスノダール・スタジアム | 33,979 |
アフマト・グロズヌイ | グロズヌイ | アフマド・アレーナ | 30,597 |
CSKAモスクワ | モスクワ | VEBアレーナ | 30,000 |
ロコモティフ・モスクワ | モスクワ | ロコモティフ・スタジアム | 27,320 |
ディナモ・モスクワ | モスクワ | VTBアレーナ | 26,700 |
アンジ・マハチカラ | マハチカラ | アンジ・アレーナ | 26,500 |
エニセイ・クラスノヤルスク | クラスノヤルスク | ツェントラリニ | 20,985 |
アルセナル・トゥーラ | トゥーラ | アルセナル・スタジアム | 20,074 |
ウファ | ウファ | ネフチャニク・スタジアム | 15,132 |
オレンブルク | オレンブルク | ガゾヴィク・スタジアム | 7,520 |
歴代優勝クラブ
(1991年まではソ連リーグ)
| シーズン | 優勝 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
1992 | スパルタク・モスクワ | スパルタク・ウラジカフカス | ディナモ・モスクワ |
1993 | スパルタク・モスクワ | ロートル・ヴォルゴグラード | ディナモ・モスクワ |
1994 | スパルタク・モスクワ | ディナモ・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ |
1995 | スパルタク・アラニア・ウラジカフカス | ロコモティフ・モスクワ | スパルタク・モスクワ |
1996 | スパルタク・モスクワ | スパルタク・アラニア・ウラジカフカス | ロートル・ヴォルゴグラード |
1997 | スパルタク・モスクワ | ロートル・ヴォルゴグラード | ディナモ・モスクワ |
1998 | スパルタク・モスクワ | CSKAモスクワ | ロコモティフ・モスクワ |
1999 | スパルタク・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ | CSKAモスクワ |
2000 | スパルタク・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ | トルペド・モスクワ |
2001 | スパルタク・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク |
2002 | ロコモティフ・モスクワ | CSKAモスクワ | スパルタク・モスクワ |
2003 | CSKAモスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク | ルビン・カザン |
2004 | ロコモティフ・モスクワ | CSKAモスクワ | クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラ |
2005 | CSKAモスクワ | スパルタク・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ |
2006 | CSKAモスクワ | スパルタク・モスクワ | ロコモティフ・モスクワ |
2007 | ゼニト・サンクトペテルブルク | スパルタク・モスクワ | CSKAモスクワ |
2008 | ルビン・カザン | CSKAモスクワ | ディナモ・モスクワ |
2009 | ルビン・カザン | スパルタク・モスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク |
2010 | ゼニト・サンクトペテルブルク | CSKAモスクワ | ルビン・カザン |
2011-12 | ゼニト・サンクトペテルブルク | スパルタク・モスクワ | CSKAモスクワ |
2012-13 | CSKAモスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク | アンジ・マハチカラ |
2013-14 | CSKAモスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク | ロコモティフ・モスクワ |
2014-15 | ゼニト・サンクトペテルブルク | CSKAモスクワ | クラスノダール |
2015-16 | CSKAモスクワ | ロストフ | ゼニト・サンクトペテルブルク |
2016-17 | スパルタク・モスクワ | CSKAモスクワ | ゼニト・サンクトペテルブルク |
2017-18 | ロコモティフ・モスクワ | CSKAモスクワ | スパルタク・モスクワ |
- リーグ名称は1992-1997年が「ヴィシャヤリーガ」(ロシア語で「トップリーグ」)、1998-2001年が「ヴィシーディヴィジョン」(「トップディヴィジョン」)
クラブ別優勝回数
| クラブ | 優勝回数 | 準優勝回数 | 優勝年度 |
|---|---|---|---|
スパルタク・モスクワ | 10 | 5 | 1992, 1993, 1994, 1996, 1997, 1998, 1999, 2000, 2001, 2016-17 |
CSKAモスクワ | 6 | 8 | 2003, 2005, 2006, 2012-13, 2013-14, 2015-16 |
ゼニト・サンクトペテルブルク | 4 | 3 | 2007, 2010, 2011-12, 2014-15 |
ロコモティフ・モスクワ | 3 | 4 | 2002, 2004, 2017-18 |
ルビン・カザン | 2 | 0 | 2008, 2009 |
アラニア・ウラジカフカス | 1 | 2 | 1995 |
ロートル・ヴォルゴグラード | 0 | 2 | |
ディナモ・モスクワ | 0 | 1 | |
ロストフ | 0 | 1 |
歴代得点王
| シーズン | |||
|---|---|---|---|
| 選手 | 所属 | 得点 | |
| 1992 | D・モスクワ/S・モスクワ | 16 | |
| 1993 | KAMAZ | 21 | |
| 1994 | ディナモ・モスクワ | 21 | |
| 1995 | ロートル・ヴォルゴグラード | 25 | |
| 1996 | ロスツェルマシュ | 23 | |
| 1997 | ロートル・ヴォルゴグラード | 22 | |
| 1998 | ロートル・ヴォルゴグラード | 22 | |
| 1999 | アラニア・ウラジカフカス | 21 | |
| 2000 | ロコモティフ・モスクワ | 15 | |
| 2001 | トルペド・モスクワ | 17 | |
| 2002 | CSKAモスクワ | 15 | |
| 2003 | ロコモティフ・モスクワ | 14 | |
| 2004 | ゼニト・サンクトペテルブルク | 18 | |
| 2005 | FCモスクワ | 15 | |
| 2006 | スパルタク・モスクワ | 18 | |
| 2007 | スパルタク・モスクワ FCモスクワ | 14 | |
| 2008 | CSKAモスクワ | 20 | |
| 2009 | スパルタク・モスクワ | 21 | |
| 2010 | スパルタク・モスクワ | 19 | |
| 2011-12 | CSKAモスクワ | 28 | |
| 2012-13 | クラスノダール/S・モスクワ クラスノダール | 13 | |
| 2013-14 | CSKAモスクワ | 18 | |
| 2014-15 | ゼニト・サンクトペテルブルク | 15 | |
| 2015-16 | クラスノダール | 20 | |
| 2016-17 | クラスノダール | 18 | |
| 2017-18 | スパルタク・モスクワ | 15 |
関連項目
- ソビエト連邦サッカーリーグ
- ロシア年間最優秀サッカー選手賞
- ロシア・カップ (サッカー)
- ロシア・プレミアリーグカップ
- ロシア・スーパーカップ
- 世界のサッカー
- 日本国外のリーグに所属する日本人サッカー選手一覧
外部リンク
- ロシア・プレミアリーグ公式サイト
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