トレバー・ケーヒル
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オークランド・アスレチックス #53 | |
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2011年6月7日 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | カリフォルニア州サンディエゴ郡オーシャンサイド |
生年月日 | (1988-03-01) 1988年3月1日(30歳) |
身長 体重 | 6' 4" =約193 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2009年4月7日 ロサンゼルス・エンゼルス戦 |
年俸 | $1,500,000 (2018年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
五輪 | 2008年 |
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オリンピック | ||
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男子 野球 | ||
アメリカ合衆国 | ||
銅 | 2008 | 野球 |
トレバー・ジョン・ケーヒル(Trevor John Cahill, 1988年3月1日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ郡オーシャンサイド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLB・オークランド・アスレチックス所属。
目次
1 経歴
1.1 プロ入りアスレチックス時代
1.2 ダイヤモンドバックス時代
1.3 ブレーブス時代
1.4 ドジャース傘下時代
1.5 カブス時代
1.6 パドレス時代
1.7 ロイヤルズ時代
1.8 アスレチックス復帰
2 投球スタイル
3 詳細情報
3.1 年度別投手成績
3.2 記録
3.3 背番号
3.4 代表歴
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
経歴
プロ入りアスレチックス時代
2006年のMLBドラフト2巡目(全体66位)でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。
2007年にA級ケーンカウンティ・クーガーズで11勝4敗・防御率2.73を記録し、球団傘下の最優秀投手に選出された[2]。
2008年はオールスターフューチャーズゲームに選出された。シーズン中の8月には北京オリンピックの野球アメリカ合衆国代表に選出され、銅メダルを獲得。マイナーでは同年、A+級ストックトン・ポーツとAA級ミッドランド・ロックハウンズの2球団合計で11勝5敗・防御率2.61を記録し、球団傘下の最優秀投手に選出された[2]。
2009年は先発ローテーション2番手としてメジャーで開幕を迎え[3]、4月7日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。32試合に先発し、10勝13敗・防御率4.63でメジャー1年目を終えた。
2010年はチーム最多の18勝、防御率はリーグ5位の2.97と大ブレーク。オールスターにも初めて選ばれ、アスレチックスのエースに成長した。
2011年は開幕投手を任され、4月11日に2015年まで5年総額3050万ドル (2016年と2017年のオプションも含めると7年総額5700万ドル) で契約を延長した[4]。
ダイヤモンドバックス時代
2011年12月9日にライアン・クック、コリン・カウギル、ジャロッド・パーカーとのトレードで、クレイグ・ブレスロウと共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した。
ブレーブス時代
2015年4月2日にジョシュ・エランダーとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[5]。しかし15試合の登板で防御率7.52を喫して6月11日にDFAとなり[6]、19日に自由契約となった[7]。
ドジャース傘下時代
2015年6月30日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。8月14日に契約破棄条項を行使して自由契約となった。
カブス時代
2015年8月18日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ。9月1日にメジャー契約となり、アクティブ・ロースター入りした。カブスでは、かつてのバッテリー相手であるミゲル・モンテロが在籍する事もあり、投球内容が飛躍的に向上[8]。11試合にリリーフ登板して、防御率2.12・1勝無敗・WHIP0.77・17.0イニングで22奪三振という、圧巻の成績をマークした。この移籍後の好投が効いて、通年では26試合の登板(うち3試合で先発登板)で防御率5.40・1勝3敗・WHIP1.39という成績にとどまった。11月2日にFAとなった[9]が、12月14日にカブスと1年の再契約を結んだ[10]。2016年11月3日にFAとなった[7]。
パドレス時代
2017年1月20日にサンディエゴ・パドレスと1年175万ドルで契約を結んだ[11]。
ロイヤルズ時代
2017年7月24日にトラビス・ウッド、マット・ストラム、エステウリー・ルイーズ、金銭とのトレードで、ライアン・バクター、ブランドン・マウラーと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[12]。オフの11月2日にFAとなった[13]。
アスレチックス復帰
2018年3月19日にアスレチックスと1年150万ドルで契約を結んだ[14]。
投球スタイル
平均球速91.9mph(約147.8km/h)のツーシームが投球の約半分を占め、ゴロを打たせるのが持ち味。ほかには平均球速83.6mph(約134.5km/h)のチェンジアップ、さらにスライダー、ナックルカーブなど、変化球が中心の技巧派である。また、カウントを整えるためにフォーシームも用いる。
ナックルカーブは2014年から投げ始め、それ以来、奪三振率8.00以上を記録するようなるなど、三振能力が大幅に向上した。しかし、それに合わせて与四球率は4.00以上と大幅に悪化している。なお、ナックルカーブ以前は、ほぼ同球速の普通のカーブを投げていた。
2017年からカッターを新たに球種に加えた。既存のスライダーとほぼ同球速だが、変化量と変化するタイミングが異なる。いわゆる変化球ではなく、動く速球と言える。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
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2009 | OAK | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 10 | 13 | 0 | 0 | .435 | 773 | 178.2 | 185 | 27 | 72 | 0 | 4 | 90 | 5 | 0 | 99 | 92 | 4.63 | 1.44 |
2010 | 30 | 30 | 1 | 1 | 0 | 18 | 8 | 0 | 0 | .692 | 783 | 196.2 | 155 | 19 | 63 | 1 | 6 | 118 | 2 | 2 | 73 | 65 | 2.97 | 1.11 | |
2011 | 34 | 34 | 0 | 0 | 0 | 12 | 14 | 0 | 0 | .462 | 901 | 207.2 | 214 | 19 | 82 | 1 | 8 | 147 | 15 | 0 | 102 | 96 | 4.16 | 1.43 | |
2012 | ARI | 32 | 32 | 2 | 1 | 0 | 13 | 12 | 0 | 0 | .520 | 839 | 200.0 | 184 | 16 | 74 | 0 | 11 | 156 | 10 | 2 | 93 | 84 | 3.78 | 1.29 |
2013 | 26 | 25 | 0 | 0 | 0 | 8 | 10 | 0 | 0 | .444 | 636 | 146.2 | 143 | 13 | 65 | 2 | 6 | 102 | 17 | 0 | 70 | 65 | 3.99 | 1.42 | |
2014 | 32 | 17 | 0 | 0 | 0 | 3 | 12 | 1 | 0 | .200 | 499 | 110.2 | 123 | 9 | 55 | 2 | 4 | 105 | 5 | 0 | 76 | 69 | 5.61 | 1.61 | |
2015 | ATL | 15 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | .000 | 124 | 26.1 | 36 | 2 | 11 | 1 | 1 | 14 | 1 | 0 | 23 | 22 | 7.52 | 1.79 |
CHC | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | .455 | 63 | 17.0 | 8 | 2 | 5 | 0 | 1 | 22 | 1 | 0 | 4 | 4 | 2.12 | 0.77 | |
'15計 | 26 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 2 | .250 | 187 | 43.1 | 44 | 4 | 16 | 1 | 2 | 36 | 2 | 0 | 27 | 26 | 5.40 | 1.39 | |
2016 | 50 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 0 | 4 | .500 | 284 | 65.2 | 49 | 7 | 35 | 3 | 5 | 66 | 3 | 0 | 22 | 20 | 2.74 | 1.28 | |
2017 | SD | 11 | 11 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | .571 | 263 | 61.0 | 58 | 6 | 24 | 1 | 3 | 72 | 14 | 0 | 29 | 35 | 3.69 | 1.34 |
KC | 10 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | ---- | 118 | 23.0 | 33 | 10 | 21 | 0 | 0 | 15 | 2 | 0 | 21 | 21 | 8.22 | 2.35 | |
'17計 | 21 | 14 | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 1 | .571 | 381 | 84.0 | 91 | 16 | 45 | 1 | 3 | 87 | 16 | 0 | 50 | 46 | 4.93 | 1.62 | |
2018 | OAK | 21 | 20 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 450 | 110.0 | 90 | 8 | 41 | 0 | 5 | 100 | 8 | 0 | 52 | 46 | 3.76 | 1.19 |
MLB:10年 | 304 | 208 | 3 | 2 | 0 | 80 | 83 | 1 | 7 | .491 | 5733 | 1343.1 | 1278 | 138 | 548 | 12 | 54 | 1007 | 83 | 4 | 664 | 609 | 4.08 | 1.36 |
- 2018年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- MiLB
オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2008年)
- MLB
MLBオールスターゲーム出場:1回(2010年)
背番号
53(2009年 - 2011年、2015年途中 - 2016年、2018年 - )
35(2012年 - 2014年)
34(2015年 - 同年途中、2017年7月25日 - 同年終了)
38(2017年 - 同年7月23日)
代表歴
- 2008年北京オリンピック野球アメリカ合衆国代表
脚注
^ “Trevor Cahill Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2018年3月20日閲覧。
- ^ ab“Trevor Cahill and Chris Carter named organizational players of the year” (英語) (プレスリリース), MLB.com (Oakland Athletics), (2008年10月2日), http://oakland.athletics.mlb.com/news/press_releases/press_release.jsp?ymd=20081002&content_id=3582996&vkey=pr_oak&fext=.jsp&c_id=oak 2015年12月15日閲覧。
^ Chris Haft (2009年4月3日). “Cahill settles in after rough first” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
^ Jane Lee (2011年4月11日). “Cahill, A's agree to contract extension” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
^ Mark Bowman (2015年4月2日). “Braves 'buy low,' acquire Cahill for rotation” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
^ Mark Bowman (2015年6月11日). “Braves designate Cahill, promote Eveland” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
- ^ abMLB公式プロフィール参照。2018年3月20日閲覧。
^ 友成那智、村上雅則 『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』 廣済堂出版、2016年、369頁。ISBN 978-4-331-52002-4。
^ “Transactions | cubs.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。
^ Adam McCalvy (2015年12月14日). “Cubs announce one-year deal with Cahill” (英語). MLB.com. 2015年12月15日閲覧。
^ Manny Randhawa (2017年1月20日). “Padres finalize one-year deal with Cahill” (英語). MLB.com. 2017年1月22日閲覧。
^ Jeffrey Flanagan (2017年7月24日). “Royals deal for SD's Cahill, Maurer, Buchter” (英語). MLB.com. 2017年7月25日閲覧。
^ David Adler (2017年11月5日). “Key free agents for all 30 MLB teams” (英語). MLB.com. 2018年3月20日閲覧。
^ Jane Lee (2018年3月20日). “Cahill returns to A's on 1-year contract” (英語). MLB.com. 2018年3月20日閲覧。
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 C
- オリンピックの野球競技・メダリスト一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Trevor Cahill stats MiLB.com (英語)
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