ローヌワイン




ローヌワインは、フランス南部のローヌ川流域で生産されるワインで、広域AOCのコート・デュ・ローヌ(Côtes du Rhône)地域に相当する。北は、イゼール県のヴィエンヌ市(フランス語ではVienneという地名がほかにもいくつかあり、ヴィエンヌ県というのがあるほか、オーストリーの首都ウィーン(Wien)もVienneと呼ばれる)の対岸にあるコート・ロティー地区から、ヴォクリューズ県の県庁所在地アヴィニョンの周辺まで広範囲に及び、ローヌ=アルプ地域圏のローヌ県、ロワール県、アルデシュ県、ドローム県と、プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏のヴォクリューズ県、ラングドック=ルシヨン地域圏のガール県まで、南北200km、南部で東西が100kmあまりに及んでいる。


現在では、ボルドー、ブルゴーニュの「両横綱」に比べると、やや影の薄い存在になり、新しくできてきたラングドック=ルシヨンやプロヴァンスのワインとまとめて「南仏ワイン」と呼ばれることも多くなったが、歴史は、フランスで最も古く、紀元前600年頃にはぶどうの栽培が始められていたとされている。




目次






  • 1 特徴


  • 2 北部と南部


  • 3 主なAOC


    • 3.1 北部地区


    • 3.2 南部地区


    • 3.3 地域全体




  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





特徴


ローヌワインの産地(以下ローヌ地方と表記する)は、全体的に、冬はかなり寒くなるが、夏は非常に暑い大陸性気候で、ワインは、男性的で力強く、アルコール度数も高いものが多い。赤が多いが、白やロゼ、甘口の白ワインもあり、それらの中にも個性的なものがかなりある。



北部と南部


気候的にも土壌の面でも、北部と南部では違っている。


北部では、文字通りの大陸性気候で、土壌も花崗岩質の斜面が多く、赤ワインは、シラー種による、チョコレートやものが焦げたような香りの、濃い紫を帯びた赤の、いかにも甘い果実を凝縮したようなワインが作られている。白ワインは、ヴィオニエという品種で作られた、かなり強い香りのこくのある辛口が作られる。


一方、南部地区では、やや海洋性気候に近くなり、土壌は水はけのよい砂利の混じった土壌で、赤にはグルナッシュ、カリニャン、シラー、ムルヴェードル、サンソーなど、白ではグルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、マルサンヌ、クレレットなどが作られていて、地区によってかなりの違いがある。



主なAOC



北部地区



  • コート・ロティー

  • コンドリュー

  • シャトー・グリエ

  • サン・ジョゼフ

  • クローズ・エルミタージュ

  • タン=レルミタージュ

  • コルナス

  • サン=ペレ



南部地区



  • シャトーヌフ・デュ・パプ

  • リラック

  • タヴェル

  • ジゴンダス

  • ヴァケラス

  • ヴァンソーブル


  • グリニャン・レ・ザデマール(旧コトー・デュ・トリカスタン)

  • コート・デュ・ヴァントー

  • コート・デュ・リュベロン

  • コスティエール・ド・ニーム



地域全体



  • コート・デュ・ローヌ

  • コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ



関連項目



  • フランスワイン

  • AOCワインの一覧



外部リンク



  • INTER RHONE ローヌワイン委員会公式HP

  • Vive la Provence ! プロヴァンス万歳!












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