ウェスティン
ウェスティン・ホテルズ&リゾーツ (Westin Hotels & Resorts) はスターウッド・ホテル&リゾーツ・ワールドワイドが展開するホテルブランド。現在は世界37カ国に展開されている。
低価格の姉妹ブランドに「エレメント・バイ・ウェスティン (Element by Westin)」がある。
目次
1 歴史
2 日本における展開
2.1 営業中のホテル
2.2 かつて営業していたホテル
2.3 新規開業予定
3 脚注
4 外部リンク
歴史
1930年、ワシントン州ヤキマにウェスタン・ホテル (Western Hotels) としてアメリカ西部にホテルチェーンを運営されることが始まりであった[1]。1954年にウェスタン・インターナショナル・ホテルズと改称、1958年にはそれまで個別にホテル開発を行なってきたものを単一組織に改組、1963年に株式市場に上場。
開業50周年を記念し1980年に現在のウェスティン・ホテルズ&リゾーツに改称。
1970年にユナイテッド航空に買収され、同時期に買収されたヒルトン・ホテルやハーツ・レンタカーとともに旅行関連企業グループを形成しようとしたが計画が失敗に終わり、ウェスティンは1987年に日本の青木建設に売却。
青木建設は1994年にスターウッドとゴールドマン・サックスに売却[1]し、1998年にはスターウッドが完全所有とした。
ウェスティンは「ヘヴンリー・ベッド (Heavenly Bed)」など「ヘヴンリー (Heavenly)」という名称で特徴あるアメニティーを導入。その後ヘヴンリー関連商品は百貨店ノードストロームでも販売された。2008年にはユナイテッド航空とのパートナーシップを締結した[2]。
2005年以降さらに成長し、2011年現在37か国に160館以上のホテルを運営している。
2006年には姉妹ブランドとして「エレメント・バイ・ウェスティン (Element by Westin)」が誕生。ウェスティンより低価格なブランドとして展開されている。
日本における展開
営業中のホテル
ウェスティンルスツリゾート(旧・ルスツタワーホテル) - 2015年12月5日リブランド開業。- ウェスティンホテル仙台
- ウェスティンホテル東京
ウェスティン都ホテル京都(旧・都ホテル) - 都ホテルズ&リゾーツの「都ホテル」が2002年4月に加盟し、名称変更。- ウェスティンホテル大阪
- ウェスティンホテル淡路
かつて営業していたホテル
ウェスティンナゴヤキャッスル - ホテルナゴヤキャッスルが2000年4月4日に加盟し、ウェスティンナゴヤキャッスルに名称変更。2018年2月1日 - フランチャイズ契約終了によりホテルナゴヤキャッスルに再改称。
新規開業予定
ウェスティンホテル横浜(2022年開業予定、横浜みなとみらい地区〈44街区〉)[3]
脚注
- ^ ab“Westin Hotels and Resorts Records, 1905-2004”. Washington State University Libraries. 2007年12月28日閲覧。
^ Everson, Darren (2008年2月19日). “February Special: A 29th Day to Save”. The Wall Street Journal. http://online.wsj.com/article/SB120338700381076063.html?mod=travel_left_column_hs
^ 自然志向・健康志向を体現する外資系ラグジュアリーホテル 「ウェスティンホテル横浜」2022 年春に開業 (PDF) (積水ハウス株式会社、マリオット・インターナショナル 2018年11月30日)
外部リンク
- Westin Hotels & Resorts