カザフスタン鉄道
カザフスタン鉄道シンボルマーク | |
略称 | ҚТЖ |
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種類 | 国営合資会社 |
目的 | 鉄道輸送 |
本部 | カザフスタン アスタナ |
ウェブサイト | カザフスタン鉄道 公式サイト |
カザフスタン鉄道(カザフ語: Kazakh: Қазақстан Темир Жолы (ҚТЖ) ラテン文字:Kazakhstan Temir Zholy、略称KTZ )とは、カザフスタンの国有鉄道である。
目次
1 概要
2 ネットワーク
3 ユーラシア横断鉄道
4 路線
5 車両
6 脚注・出典
7 関連項目
8 外部リンク
概要
合資会社として創立させて、カザフスタン政府で鉄道輸送を維持する事になり、アスタナに本部が存在する。関連した株式会社は所有車両牽引機材と乗客輸送分割を所有している。修理施設は民営化されている。
ネットワーク
現在の軌間はソビエト連邦時代に基づき、ロシアゲージの1520mm広軌。
カザフスタンのドストゥク駅(中国語:多斯特克站)と中華人民共和国の国境の阿拉山口駅では1520mmの広軌と1435mmの標準軌が単線並列で結ばれている。
日本通運の中国法人である日通国際物流(中国)が2017年9月、KTZ及びその物流子会社KTZ Expressと、東アジアと欧州・中央アジアを結ぶ輸送について業務提携覚書を結んだ[1]。
ユーラシア横断鉄道
ユーラシア大陸横断鉄道はCIS(旧ソビエト連邦)諸国の鉄道に乗り入れる際に、台車の交換を必要としている。
KTZは3862kmが中国・東南アジアをヨーロッパと結ぶ役割を担っている。しかし、ヨーロッパ、中国などとの軌間の違いから台車交換が必要となり、コスト上昇や遅延が発生していた。近年の計画はイランとトルクメニスタンを通過する標準軌の路線を敷設、台車交換無しで直通する事を目標としていたが、現在は既にその計画が挫折している。中国の港からヨーロッパの港まで、海上輸送で40日から65日かかっていたが、新しい標準軌の鉄道ならば7日から10日、現在の鉄道輸送の約半分の期間で輸送する事が可能となっていた。
また、東部国境のドストゥク駅からカスピ海沿岸のアクタウを結ぶ新線の建設も開始された。プロジェクトは50億~70億ドル。これによりアクタウ経由でイランへの輸送も可能となる。
路線
- トランス・アラル鉄道
- トルキスタン・シベリア鉄道
車両
ソ連時代からの機関車、エレクトリーチカ、客車が使用され、客車はカザフスタン国旗に塗装されている。カザフスタンではスペイン製のタルゴが高速列車として走っている。中国との直通を便利にするために軌間可変車軸が検討されている。
脚注・出典
^ 日通国際物流(中国)、カザフスタン鉄道と鉄道輸送協力の業務提携覚書を締結日通プレスリリース(2017年9月20日)
関連項目
テングリ・ユニトレード・カーゴ - カザフスタン鉄道公認の貨物輸送代行業者。- ロシア鉄道
- シベリア鉄道
- 中華人民共和国の鉄道
- 北疆線
- 精伊霍線
- en:Communications in Russia
- ロシアの鉄道一覧 en:List of railways in Russia
- カザフスタンの鉄道
外部リンク
- カザフスタンのタルゴの動画
カザフスタンのタルゴ (ロシア語)
カザフスタンの鉄道写真 (ロシア語)
カザフスタン共和国鉄道プロジェクト完工プレスリリース (PDF) - 川崎製鉄株式会社、蝶理株式会社、川鉄商事株式会社 2001年10月15日- KTZ official website
Report on KTZ (PDF)
- Interview with Chairman of KTZ
UN report on Trans Asian Railway (PDF)
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