日経エンタテインメント!
日経エンタテインメント! | |
---|---|
ジャンル | 情報誌 |
刊行頻度 | 月刊(毎月4日) |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 500円(2012年時点) |
出版社 | 日経BP社 |
発行人 | 加藤栄 |
編集長 | 吉岡広統 |
副編集長 | 山本伸夫 |
ISSN | 1342-842X |
雑誌名コード | 07183-4 |
刊行期間 | 1997年4月号 - |
ウェブサイト | 公式サイト |
『日経エンタテインメント!』(にっけいエンタテインメント)は、日本経済新聞社の子会社である日経BP社が毎月4日に発売する情報誌。定価500円(税込み)。略称は日経エンタ。
目次
1 概要
2 歴代編集長
3 好きな芸人・嫌いな芸人ランキング
4 表紙について
5 連載コラム
5.1 現在
5.2 過去
6 脚注
7 外部リンク
概要
映画、音楽、本、テレビを中心にゲーム、ラジオ、演劇、インターネット、デジタル家電等の流行のものや人物等を幅広く掲載している。
毎回様々なテーマに沿ったランキングを掲載しており、2002年以降、芸人ランキングを年に1回行うようになっている。毎号、男優や女優をユニークな軸を用いて分類したチャートが登場する。
また、一部の特集ではナリナリドットコムで転載の許諾を得ている。
なお、本項で解説する雑誌の創刊以前、1988年から1993年に『日経エンタテインメント』(感嘆符はつかない)という週刊誌が日経BP社から出版されていた。
歴代編集長
- 初代 - 品田英雄(その後発行人に)
- 二代目 - 小川仁志(現在本誌別冊編集長、『大人のロック!』編集長)
- 三代目 - 品田英雄(現在本誌編集委員)
- 四代目 - 大谷真幸(現在日経新聞編集委員)
- 五代目 - 吉岡広統
好きな芸人・嫌いな芸人ランキング
2002年から本誌が独自に調査し、作成しているお笑い芸人の人気ランキングである。調査は日経BP社、日経BPコンサルティングの調査モニター『日経エンタテインメント!』が発行するメールマガジン『日経エンタテインメント!メール』受信者を対象としたウェブ調査で行われる。調査は毎年3月上旬以降に行われる[1]。編集部が選出した全国ネットのテレビ番組などで活躍するお笑い芸人100組以上の中からメール受信者が、「好きな芸人」「嫌いな芸人」「この1年で最もブレイクした芸人」「来年消えると思う芸人」の4項目について、1組ずつ挙げる形式である。また、「ネタ」「キャラクター」「ルックス」「(メディア)露出の仕方」「周囲の評判」など、その理由も書かなければならない[2]。調査協力者の年齢は10代から60代、男女比率は、男性が7割、女性が3割である[1][2]。2012年から休止され、2014年に復活した。
「好きな芸人」1位は調査開始の2002年から2017年まで14度連続で、明石家さんまが2位と大差をつけて選ばれている。2018年はサンドウィッチマンが1位で2位はさんまだった。「嫌いな芸人」では、2002年から2010年までの9年連続で江頭2:50が選ばれており、こちらも2位と大差をつけての首位。江頭が2011年も首位に選ばれなかったのは、本誌の分析によれば、2011年は調査が4月下旬から5月上旬と東日本大震災後に行われていたことから、3月に被災地へ支援に赴いた江頭の姿がメディアで取り上げられたのが影響した。また、2008年度調査から彼を「嫌い」に選びながらも、選出理由の項目に彼を応援する声を送る人が増え始めていた[2]。なお、江頭の10年連続1位を阻止したのが、島田紳助だった[3]。3年ぶりに復活した2014年の同ランキングで江頭が再び「嫌いな芸人」1位に返り咲く。2015年も1位となり、江頭が通算11度目の「嫌いな芸人」1位となっている。2016年と2017年の「嫌いな芸人」1位は石橋貴明で江頭は2位、2018年は石橋(3年連続)とアキラ100%が同率1位だった。一方で、江頭は2014年に「好きな芸人」7位になるなど、近年「好きな芸人」にも上位にランクインするようになっている。
表紙について
- 創刊号の表紙を飾ったのは奥菜恵[4]。
- 2017年4月号時点での表紙登場回数ランキングは以下の通り[4]。
- 9回 - AKB48
- 8回 - 嵐
- 6回 - 櫻井翔、ももいろクローバーZ
- 5回 - 関ジャニ∞、乃木坂46、浜崎あゆみ、松本人志、宮﨑あおい
- 4回 - 福山雅治
- 3回 - 蒼井優、綾瀬はるか、新垣結衣、上戸彩、上野樹里、奥菜恵、KinKi Kids、柴咲コウ、鈴木あみ、SPEED、東方神起、長澤まさみ、広末涼子、松たか子
- KinKi Kidsは、唯一1990年代・2000年代・2010年代の3つの西暦10年代で表紙を飾った(2017年4月号時点)[4]。
連載コラム
現在
ももいろクローバーZ「新 ももクロ61分3本勝負」
指南役「テレビ証券」
広瀬すず「負けず嫌い。」- エンタ! 女子会
- ヒットメーカーズ・ファイル
- 海外ドラマはやめられない!
堂本光一 エンタテイナーの条件
梅澤美波「乃木坂46 梅澤美波の清楚系熱血派」- ニッポンの超定番
- 欅坂46キャプテン 菅井友香のお嬢様はいつも真剣勝負
- 浜辺美波 気ままに美波
過去
高橋良輔「装甲騎兵ボトムズ 孤影再び」(小説) - 『日経キャラクターズ!』より連載移行
志村けん「変なおじさん」後に「変なおじさん」と「変なおじさんリタ〜ンズ」として日経BP社より刊行された[5] 他。
長谷川滋利「シゲキ的メジャーリーグ通信」
斎藤圭子・漫画「ギョーカイのゆかいな仲間たち」
326「音楽映画館」
松本人志(ダウンタウン)「シネマ坊主」
- 1999年連載開始、2008年6月号にて休載が発表された。休載は本人の希望によるもので、今後も映画をちゃんと撮っていきたいので純粋に評価される側に立ちたいという理由である。
井ノ原快彦(V6)「アイドル武者修行」
ノブ山田「ファッション観察記」- 文・田沼雄一、イラスト・すぎもと征「負け組ハリウッドの肖像」
田村淳「田村 淳のニッポン異論・激論」- 伝統芸能入門 初心者のための落語ガイド」
美輪明宏「美輪明宏の芸術原論」
市川哲史「市川哲史の音楽は人なり。」( - 2012年4月号最終回)
生駒里奈「乃木坂46生駒里奈のAKB48交換留学日記( - 2015年7月号最終回)
マーティ・フリードマン「マーティ・フリードマンのJ-POPメタル斬り」
井上聡(次長課長)「次長課長・井上の炎上DVD」( - 2013年7月号最終回)
麻生香太郎「麻生香太郎の業界潜行」( - 2013年7月号最終回)
中川翔子「しょこたんのまんヲタ日記」( - 2013年7月号最終回)
平野啓一郎「小説家 平野啓一郎の勝手に気になるエンタ!」- リサ子「リサーチャーリサ子が見た!業界のお値段」
加藤ローサ「加藤ローサのお試し魂」
本谷有希子「本谷国際映画祭」( - 2013年7月号最終回)
ビビる大木「業界おじゃまみ~す☆」( - 2013年7月号最終回)
SHIORI「フードコーディネーターSHIORI作ってみたいシネマごはん」( - 2013年7月号最終回)
吉田尚記「大人向けアニメWiki」
徳井義実「チュートリアル徳井義実の女性はみんなプリンセス」( - 2018年3月号最終回)
宮野真守「Meet & Smile」 2018年4月号 最終回
生駒里奈「乃木坂46 生駒里奈のほのぼの日記」 2018年4月号 最終回
脚注
- ^ ab「お笑い芸人人気ランキング 要注意人物11」、『日経エンタテインメント!』第10巻第8号、日経BP社、東京都、2006年6月、 pp.25、2011年7月8日閲覧。
- ^ abc木村尚恵、遠藤敏文、鈴木淳史「2008年版お笑い芸人人気ランキング 好きな芸人 嫌いな芸人」、『日経エンタテインメント!』第12巻第8号、日経BP社、東京都、2008年6月、 pp.32、2011年7月8日閲覧。
^ Narinari.com編集部 (2011年7月7日). ““嫌いな芸人”江頭が遂に陥落、V10阻みトップに立ったのは島田紳助。” (日本語). 東京都. http://www.narinari.com/Nd/20110715860.html 2011年7月8日閲覧。
- ^ abc『日経エンタテインメント!』2017年4月号、47頁。
^ 2冊の内容から選りすぐったのを合本として新潮文庫より『変なおじさん完全版』として刊行された。
外部リンク
公式ウェブサイト(日本語)
日経エンタテインメント! (@nikkei_ent) - Twitter