マット・ハービー
シンシナティ・レッズ #32 | |
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メッツ時代 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | コネティカット州ニューロンドン郡ニューロンドン |
生年月日 | (1989-03-27) 1989年3月27日(29歳) |
身長 体重 | 6' 4" =約193 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2012年7月26日 |
年俸 | $606,625(2014年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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マシュー・エドワード・ハービー(Matthew Edward Harvey, 1989年3月27日 - )は、アメリカ合衆国コネティカット州ニューロンドン郡ニューロンドン出身のプロ野球選手(投手)。MLB・シンシナティ・レッズ所属。愛称は「Real Deal」,「The Dark Knight of Gotham」。
目次
1 経歴
1.1 プロ入り前
1.2 プロ入りとメッツ時代
1.3 レッズ時代
2 投球スタイル
3 詳細情報
3.1 年度別投手成績
3.2 表彰
3.3 記録
3.4 背番号
4 脚注
5 関連項目
6 外部リンク
経歴
プロ入り前
2007年のMLBドラフト3巡目(全体118位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名を受けるが契約せず、ノースカロライナ大学チャペルヒル校に進学した。
プロ入りとメッツ時代
2010年のMLBドラフト1巡目(全体7位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。
2011年にA+級セントルーシー・メッツでプロデビュー。AA級ビンガムトン・メッツでもプレーし、2球団合計で26試合に登板して13勝5敗・防御率3.32・156奪三振を記録[2]する。
2012年7月26日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。5.1イニングを11奪三振無失点の好投で初勝利を挙げる。打撃でも2安打を記録し、デビュー戦で2桁奪三振と複数安打を同時に記録したのは史上初だった[3]。同年は10試合に先発し、3勝5敗ながら防御率2.73・奪三振率10.62という成績を残した。
2013年は開幕から先発ローテーションに定着。4月は6試合に登板し、4勝0敗、40.2回、防御率1.56、46奪三振などの好成績でピッチャー・オブ・ザ・マンスを初受賞した。5月7日のシカゴ・ホワイトソックス戦で7回2死までパーフェクトに抑え、9回まで1安打無四球12奪三振と好投したが、援護がなく勝利は付かなかった[4]。7月16日にメッツの本拠地シティ・フィールドで行われたオールスターゲームでは先発投手を務め、2イニングを無失点に抑えた。8月7日のコロラド・ロッキーズ戦で、4安打、無四球、6奪三振、106球で初の完投・完封勝利を記録した。8月24日の登板の後、右肘の尺側側副靱帯の部分断裂が発覚し、シーズンを終えた。この年は26試合、9勝、178.1回、防御率2.27(リーグ3位)、WHIP0.931(同2位)、被打率.206(同5位)、K/BB 6.16(同3位)と大活躍し、サイ・ヤング賞の投票では3位に入った。オフの10月4日に右肘の手術を行うことを発表し[5]、10月22日にトミー・ジョン手術を受けた[6]。
2014年は前年の手術の影響で、マイナーを含めても実戦復帰することはなかった。
2015年4月9日、開幕3試合目で1年7ヶ月ぶりに復帰し、6回無失点で勝利投手となった。この年は29試合、13勝、189.1回、防御率2.71(リーグ6位)、WHIP1.019(同7位)、被打率.219(同6位)、K/BB 5.08(同6位)、最速99.4mph(約160.0km/h)を記録するなど手術前と変わらぬ活躍で、チームにとって9年ぶりの地区優勝に貢献した。手術明けのシーズンのため、代理人のスコット・ボラスや執刀医のジェームズ・アンドリュースどが登板イニング制限を提言したものの[要出典]、ポストシーズンでも4試合に登板し、26.2回、防御率3.04と安定した投球でリーグ優勝に貢献した。オフにはカムバック賞を受賞した。
2016年は、開幕から調子の上がらないピッチングが続いた。そして、7月6日に肩の不調で故障者リスト入りすると[7]、手術を受ける運びとなって、そのままシャットダウンした。この年は17試合に先発登板し、防御率4.86・4勝10敗・WHIP1.47に終わった。
2017年はさらに調子を落とし、19試合登板で防御率6.70・5勝7敗・WHIP1.69に終わった。
2018年5月5日にDFAとなった[8]。
レッズ時代
2018年5月8日にデビン・メソラコとのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍した[9]。
投球スタイル
スリークォーターから繰り出す手元で浮き上がるようなフォーシーム、鋭く曲がり落ちるスライダー、カーブ、チェンジアップを武器とする。フォーシームは常時90mph中盤、最速100.1mph(約161.0km/h、2013年6月18日計測)[10]、スライダーは常時90mph前後を計時し[11]、三振の山を築く。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | NYM | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 0 | 0 | .375 | 245 | 59.1 | 42 | 5 | 26 | 0 | 3 | 70 | 3 | 0 | 19 | 18 | 2.73 | 1.15 |
2013 | 26 | 26 | 1 | 1 | 1 | 9 | 5 | 0 | 0 | .643 | 690 | 178.1 | 135 | 7 | 31 | 1 | 4 | 191 | 2 | 0 | 46 | 45 | 2.27 | 0.93 | |
2015 | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 13 | 8 | 0 | 0 | .619 | 755 | 189.1 | 156 | 18 | 37 | 2 | 5 | 188 | 4 | 0 | 62 | 57 | 2.71 | 1.02 | |
2016 | 17 | 17 | 0 | 0 | 0 | 4 | 10 | 0 | 0 | .286 | 402 | 92.2 | 111 | 8 | 25 | 1 | 1 | 76 | 4 | 0 | 55 | 50 | 4.86 | 1.47 | |
2017 | 19 | 18 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 | 0 | .417 | 431 | 92.2 | 110 | 21 | 47 | 3 | 6 | 67 | 6 | 1 | 70 | 69 | 6.70 | 1.69 | |
2018 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 123 | 27.0 | 33 | 6 | 9 | 0 | 1 | 20 | 1 | 0 | 21 | 21 | 7.00 | 1.56 | |
CIN | 24 | 24 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 | 0 | 0 | .500 | 540 | 128.0 | 132 | 21 | 28 | 2 | 5 | 111 | 1 | 1 | 66 | 64 | 4.50 | 1.25 | |
'18計 | 32 | 28 | 0 | 0 | 0 | 7 | 9 | 0 | 0 | .438 | 663 | 155.0 | 165 | 27 | 37 | 2 | 6 | 131 | 2 | 1 | 87 | 85 | 4.94 | 1.30 | |
MLB:6年 | 133 | 128 | 1 | 1 | 1 | 41 | 44 | 0 | 0 | .482 | 3186 | 767.1 | 719 | 86 | 203 | 9 | 25 | 723 | 21 | 2 | 339 | 324 | 3.80 | 1.20 |
- 2018年度シーズン終了時
表彰
ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(2013年4月)
カムバック賞:1回(2015年)
プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:1回(2013年4月8日-14日)
記録
MLBオールスターゲーム選出:1回 (2013年)
背番号
33(2012年 - 2018年5月4日)
32(2018年5月11日 - )
脚注
^ “Matt Harvey Contracts, Salaries, Cap Hits, & Transactions” (英語). Spotrac.com. 2014年1月4日閲覧。
^ “Matt Harvey Minor League Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月16日閲覧。
^ Harvey strikes out 11 in Mets debut
^ “May 7, 2013, White Sox at Mets Play by Play and Box Score” (英語). Baseball-Reference.com. 2013年6月16日閲覧。
^ “Medical update on Matt Harvey”. MLB.com Mets Press Release (2013年10月4日). 2014年2月22日閲覧。
^ “Statement from the Mets regarding Matt Harvey”. MLB.com Mets Press Release (2013年10月22日). 2014年2月22日閲覧。
^ “メッツ 先発右腕ハービーが今季絶望の可能性「手術は避けられない」”. Sponichi Annex (2016年7月8日). 2016年11月22日閲覧。
^ Anthony DiComo (2018年5月5日). “Mets cutting ties with Matt Harvey” (英語). MLB.com. 2018年5月7日閲覧。
^ Anthony DiComo (2018年5月8日). “Mets deal Harvey to Reds for catcher Mesoraco” (英語). MLB.com. 2017年5月10日閲覧。
^ “Future is now for Mets thanks to imposing duo of Matt Harvey, Zack Wheeler” (英語) (2013年6月19日). 2016年1月10日閲覧。
^ “黒田博樹も認めたメッツの新エース、マット・ハービーに注目!”. Web Sportiva. 2013年6月16日閲覧。
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 H
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Matt Harvey stats MiLB.com (英語)
Matt Harvey (@MattHarvey33) - Twitter
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