ゴマ科

















ゴマ科

W goma2081.jpg

ゴマ(Sesamum indicum)の花


分類(クロンキスト体系)





























:

植物界 Plantae
階級なし
:

被子植物 Angiosperms
階級なし
:

真正双子葉類 Eudicots


:

シソ目 Lamiales


:

ゴマ科 Pedaliaceae


学名

Pedaliaceae R.Br., 1810

タイプ属

Pedalium D. Royen ex L. [1]

和名
ゴマ科


  • 本文参照





Uncarina ankaranensis


ゴマ科(Pedaliaceae)は、双子葉植物の科である。APG植物分類体系ではシソ目に属す。東南アジアから南アジア、マダガスカル、アフリカ南部にかけて、熱帯地方を中心に分布し、大部分が草である。作物のゴマ(胡麻)が最も有名で、胡麻の種子と、それを搾って得られるごま油は、今や世界的に重要な食材になっている。日本にも水草のヒシモドキが自生している。


狭義のゴマ科は14属50種ほどで、クロンキスト体系の分類ではさらにツノゴマ科(5属17種ほど)もゴマ科に含めているが、APG分類体系では別科とする。


花は合弁花で、花びらは筒状、先は5裂する。果実は胡麻のように多数の種子を含むさく果のほか、堅果もあり、とげを持つもの(ツノゴマ、ヒシモドキなど)もある。ツノゴマ科は葉や茎の表面の毛から粘液を分泌し、中にはこれで虫を捕らえる食虫植物もある(Ibicella属)。




目次






  • 1


    • 1.1 狭義のゴマ科


    • 1.2 クロンキスト体系に含まれる属




  • 2 脚注








狭義のゴマ科


  • ゴマ科

    • Ceratotheca

    • Dicerocaryum


    • ハルパゴフィツム属 Harpagophytum - ライオンゴロシ

    • Holubia

    • Josephinia

    • Linariopsis

    • Pedaliodiscus

    • Pedalium

    • Pterodiscus

    • Rogeria

    • Sesamothamnus


    • ゴマ属 Sesamum - ゴマ


    • ヒシモドキ属 Trapella - ヒシモドキ (独立のヒシモドキ科とする説もある)

    • Uncarina




クロンキスト体系に含まれる属



  • ツノゴマ科

    • Craniolaria

    • Holoregmia

    • イビセラ属 Ibicella - キバナツノゴマ(イビセラ・ルテア)

    • Martynia


    • ツノゴマ属 Proboscidea - ツノゴマ




脚注




  1. ^ Pedaliaceae Tropicos








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