吉野家







本来の表記は「𠮷野家」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。




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株式会社吉野家
YOSHINOYA CO.,LTD.

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(yoshinoya).JPG
店舗例

種類
株式会社
本社所在地
日本の旗 日本
103-8517
東京都中央区日本橋箱崎町36番2号
設立
2013年12月26日
創業 1899年
業種
飲食サービス業
法人番号
6011501019200
事業内容
牛丼チェーン
代表者
河村泰貴(代表取締役社長)
売上高
451億円(2017年2月期)
純利益
132億円(2017年2月期)
従業員数
社員907人、パート4,910人
(2015年5月31日現在)
決算期
2月
主要株主
株式会社吉野家資産管理サービス 100%
関係する人物
松田栄吉(創業者)
松田瑞穂(創業者)
安部修仁(元社長)
外部リンク
公式サイト/公式通販サイト
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吉野家(よしのや)は、牛丼を主力商品とする、大手外食チェーンストア(牛丼屋)。


株式会社吉野家ホールディングス(略称:吉野家HD)の孫会社・株式会社吉野家(英: Yoshinoya Co., Ltd.、略称:吉野家。株式会社吉野家資産管理サービスの子会社なので吉野家HDの孫会社)が、同店の運営企業である。日本国における牛丼チェーン店舗数では2008年9月末以降、すき家に次いで第2位である(沿革参照)。


本社所在地は、東京都中央区で、日本国だけでなく中華人民共和国、台湾、フィリピン、シンガポール、マレーシア、アメリカ合衆国、カンボジア、インドネシアにも支店を持つ。愛称・通称は「吉牛(よしぎゅう、野家の丼の略)」(後述)。吉野は誤記。




目次






  • 1 概要


  • 2 持株会社およびグループ構成企業


    • 2.1 持株会社


    • 2.2 牛丼事業子会社・関連会社・事業部門


    • 2.3 牛丼以外の飲食事業子会社・関連会社


    • 2.4 飲食事業以外の子会社・関連会社


    • 2.5 かつての子会社・関連会社・事業部門




  • 3 沿革


  • 4 メニュー


    • 4.1 主なメニュー


      • 4.1.1 牛丼・牛皿


      • 4.1.2 その他のメニュー




    • 4.2 過去の主なメニュー




  • 5 原材料・調理


    • 5.1 牛丼


    • 5.2 牛鮭定食




  • 6 接客


    • 6.1 注文時の専門用語


    • 6.2 代金の支払方法




  • 7 店舗


    • 7.1 店舗例


    • 7.2 特徴ある店舗


    • 7.3 実験的店舗


    • 7.4 移動販売車




  • 8 BSEによる米国産牛肉輸入停止の影響


    • 8.1 BSE・中国産野菜に対する企業姿勢




  • 9 広告・広報・作品


    • 9.1 テレビCM


    • 9.2 愛称・マスコットキャラクター


    • 9.3 吉野家の表記


    • 9.4 Twitter


    • 9.5 新日本プロレス


    • 9.6 作品




  • 10 エピソード


  • 11 関連項目


    • 11.1 関連のある会社


    • 11.2 関連のある人物


    • 11.3 関連作品・番組


    • 11.4 同業他社




  • 12 脚注


  • 13 関連文献


  • 14 外部リンク





概要


吉野家は、1899年(明治32年)に東京・日本橋で創業。創業者・松田栄吉が大阪府西成郡野田村字吉野(現在の大阪市福島区吉野)の出身だったことから屋号が吉野家になった。


2003年(平成15年)までは牛丼のみの単品販売が特徴的で、2001年(平成13年)夏にはコスト削減による体制を整えた上で外食大手の低価格競争に追随し、牛丼並盛一杯280円という低価格と他のファストフード店と比べても一線を画す配給スピード(築地店店長の盛り付け速度は、1杯あたり15秒)で人気を集めた。バブル崩壊以降、ミスタードーナツやマクドナルドなどと共に、低価格路線を採った外食産業における代表的なチェーン店のひとつであった。


他の牛丼店と同様、原料である牛肉のほとんどがアメリカ合衆国からの輸入であるため、2003年(平成15年)にワシントン州でBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認され米国からの輸入が停止されると牛肉の調達が不能になり、一時牛丼販売の休止に追い込まれ、営業の縮小や、牛カレー丼、豚丼などの代替商品の緊急投入を余儀なくされた。以降は多メニュー展開を行い、牛丼販売再開後も継続している。


牛丼を休止した理由として「米国産牛肉でなければ吉野家の牛丼の味が出せない」「米国産牛肉以外だったらタレの構成配分を変えなければいけない」「別の(肉をメインに使用した)牛丼を出したら『これ違う』と客から文句が出るに違いない」「長期的視野で間違いの少ない選択をするため」との見解を示している[1][2]


米国産牛肉の輸入再開後、牛丼は販売休止以前よりも高い並盛380円で販売を再開したが、原材料コスト高や採算性のなどの理由で、当時は牛丼の通常価格は値下げしない方針としていた[3]。2000年代後期に発生した牛丼低価格競争では、キャンペーンによる牛丼の期間限定値下げや低価格メニューの投入で対応していたが[3]、2013年になって280円に値下げした[3]。その後消費税の増税により2014年4月に300円になり、さらにその後、米国産牛肉が出荷量減少などで価格高騰。加えて急激な円安による輸入価格上昇で、同年12月17日から380円に値上げした。



持株会社およびグループ構成企業























































































株式会社吉野家ホールディングス
Yoshinoya holdings Co., Ltd.
種類
株式会社
市場情報

東証1部 9861
2000年11月6日上場

略称
吉野家HD
本社所在地

103-8517
東京都中央区日本橋箱崎町36番2号


リバーゲート18階(受付20階)
設立
1958年(昭和33年)12月27日
業種
小売業
法人番号
2011501016151
事業内容
外食・飲食事業
代表者
河村泰貴(代表取締役社長)
資本金
102億65万円
(2017年2月末日現在)
発行済株式総数
65,129,558株
(2017年2月末日現在)
売上高
連結:1,886億23百万円
単独:565億65百万円
(2017年2月期)
純利益
連結:12億48百万円
単独:15億0百万円
(2017年2月期)
純資産
連結:572億9百万円
単独:510億42百万円
(2017年2月末日現在)
総資産
連結:1,149億47百万円
単独:847億13百万円
(2017年2月末日現在)
従業員数
連結:4,251人
単独:329人
(2017年2月末日現在)
決算期
2月末日
主要株主
日本トラスティ・サービス信託銀行 10.64%
日本マスタートラスト信託銀行 3.64%
吉翔会 1.37%
三井生命保険(常任代理人日本トラスティ・サービス信託銀行) 0.84%
資産管理サービス信託銀行 0.64%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人みずほ銀行決済営業部)0.54%
ハンナン 0.50%
メリルリンチ日本証券 0.47%
サントリー酒類 0.43%
キユーピー 0.41%
(2017年2月末日現在)
関係する人物
松田栄吉(創業者)
松田瑞穂(2代目)
安部修仁(元社長)
深澤五郎(元副社長)
外部リンク
www.yoshinoya-holdings.com
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株式会社吉野家ホールディングスは、吉野家グループの持株会社。外食産業の競争激化に伴い、従来の牛丼中心から多角的に外食事業を行なうために、持株会社化したものである。2007年(平成19年)10月1日に、会社分割により吉野家事業のみを行なう完全子会社・株式会社吉野家を設立して、従来の株式会社吉野家ディー・アンド・シーが株式会社吉野家ホールディングスに商号変更する形で、持株会社化した[4]


持株会社制に移行したことで、牛丼事業を主軸としつつ、M&Aにより他の飲食店事業を積極的に傘下におさめ、グループとして幅広い事業に進出している。そのため、牛丼事業はグループの中心事業ではあるが、グループの一事業との位置づけである。


今後、少子高齢化による市場の縮小も見込まれ、日本国内の牛丼事業は大きな伸びが期待出来ない事や、牛丼事業に頼り過ぎない収益を目指す事や原材料共同調達等の相乗効果を狙う等の理由から、同社は「総合的な外食産業になりたい」「企業買収を積極的に進める」(安部修仁社長(当時))という方針を出している。これに伴い、吉野家ホールディングスは多角化経営戦略を強く打ち出しM&Aと海外展開を積極的に進めている[5]。しかし、牛丼以外の中核事業と位置付けている子会社が低迷しており[6]、その影響で2008年2月期連結決算は最終利益が前期比91.1%減の大幅減益になったこともあって[6]、今後不採算店舗の閉鎖や運営の効率化、不採算事業の撤退も含めて方針を見直すことも検討している[6][7]


2010年(平成22年)、本社機能を新宿区から北区赤羽南にある旧カルビー本社ビル(現・PALTAC東京支社)に移転。
その後2015年(平成27年)、本社機能を中央区にあるリバーゲートに移転。



持株会社


  • 株式会社吉野家ホールディングス


牛丼事業子会社・関連会社・事業部門



  • 株式会社吉野家資産管理サービス(完全子会社かつ中間持株会社)

    • 株式会社吉野家(完全子会社)

    • 株式会社沖縄吉野家(株式会社吉野家資産管理サービスの完全子会社)

    • 株式会社北海道吉野家(株式会社吉野家が49%を出資する関連会社)

    • 株式会社中日本吉野家(株式会社吉野家資産管理サービスの完全子会社) - 2009年(平成21年)8月4日に新設。同年9月1日付で、株式会社ビー・エル・アイから中部地方(岐阜・愛知・福井・石川・長野の5県)の吉野家事業を譲受[8]

    • 株式会社北日本吉野家(株式会社吉野家資産管理サービスの完全子会社) - 2010年(平成22年)3月1日に新設。同日付で北日本(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟の7県)の吉野家事業を分割譲受[9]

    • 株式会社西日本吉野家(株式会社吉野家資産管理サービスの完全子会社) - 2014年3月1日に四国吉野家・九州吉野家の事業を承継。



  • YOSHINOYA AMERICA INC.(100%出資の完全子会社)

  • 台灣吉野家股份有限公司(83.43%出資子会社)

  • 上海吉野家快餐有限公司(50%出資子会社)

  • 深圳吉野家快餐有限公司(40%出資子会社)

  • ASIA YOSHINOYA INTERNATIONAL SDN.BHD.(マレーシア、100%子会社)

  • Yoshinoya (S) Pte. Ltd.(シンガポール、マレーシア法人の100%子会社)[10]



牛丼以外の飲食事業子会社・関連会社



  • 株式会社京樽(完全子会社) - 「京樽」「海鮮三崎港」「すし三崎丸」などの運営。1999年(平成11年)4月に会社更生法の下で経営再建中だった同社の支援に参画し、同年11月に株式の50.14%を取得した。2011年に完全子会社(100%出資子会社)化。

  • 株式会社グリーンズプラネット(旧株式会社ピーターパンコモコ、完全子会社) - 「一口茶屋」「ピーターパン」などの運営。2014年(平成26年)3月1日社名変更。

  • 株式会社千吉(旧株式会社ポット・アンド・ポット) - カレーうどん店の「千吉」「名代千吉」「伍郎蔵」、カレー店の「POT&POT」の運営。2007年(平成19年)3月1日社名変更。

  • 株式会社はなまる(完全子会社) - はなまるうどんの運営。2004年(平成16年)6月に33.34%出資し関連会社とした後、2006年(平成18年)5月18日に追加出資して子会社化。2012年(平成24年)12月に完全子会社化。

  • 株式会社アークミール(完全子会社) - 「ステーキのどん」「フォルクス」「しゃぶしゃぶどん亭」の運営。2008年(平成20年)2月28日の第三者割当増資により関連会社化。2015年9月1日の株式交換により完全子会社化。

  • 株式会社せたが屋(66.5%出資子会社)- ラーメン店「せたが屋」「ひるがお」の運営。2016年(平成28年)6月27日に創業者より株式を取得し子会社化[11]



飲食事業以外の子会社・関連会社



  • 株式会社MRサービス(株式会社吉野家ホールディングスの完全子会社) - 店舗の建設・維持管理の請負会社

  • 株式会社三幸舎ランドリーセンター(株式会社吉野家51%出資) - 業務用ユニフォームのクリーニング。2003年(平成15年)1月31日に株式の51%を取得し子会社化。



かつての子会社・関連会社・事業部門



  • おかずの華 - 総菜・弁当チェーン店事業[12]
    吉野家の事業部門として、東京・神奈川・埼玉地区で惣菜・弁当専門店を展開。おかずの華独自のポイントサービスもあった。2015年5月に全店舗を閉店して撤退。


  • 旧株式会社ハミータコーポレーション - 回転寿司店「鮨ハミータ」を展開。2002年(平成14年)に京樽へ事業統合し、翌2003年(平成15年)2月28日付で解散。

  • 株式会社上海エクスプレス - 中華・洋食料理の宅配サービス事業「上海エクスプレス」「ニューヨークニューヨーク」を運営。かつては90%を出資する子会社であったが、2009年(平成21年)3月31日付で全株式をジェーシー・コムサに売却し、グループから離脱。

  • 株式会社アール・ワン(完全子会社) - 2007年(平成19年)8月13日設立の後、2007年(平成19年)10月1日に株式会社ラーメン一番本部から「びっくりラーメン」「ラーメン一番」を事業譲受され、当該事業の収益構造の変革や商品・サービスの向上に取り組み、その結果、譲渡時と比べて収益構造の大幅な改善は図られた。しかし、2009年(平成21年)6月18日開催の取締役会において、事業構造の抜本的な改革には至ることなく、また、原価の高騰、消費の低迷等の外的影響を勘案した結果、当該事業を廃止することを決定した[13]。事業廃止決定後は会社清算手続に入り、2010年(平成22年)11月29日付で清算を結了している。

  • 株式会社石焼ビビンパ - 2000年(平成12年)12月に18%を出資後、2003年(平成15年)9月に増資を引き受け子会社化(非連結)。最大時で67.17%を出資した。その後事業効率化のため、黒字店舗をグループ内のピーターパンコモコに譲渡したうえで[14]、会社を清算している(2010年11月29日付で清算結了)。

  • 株式会社新杵(京樽の完全子会社) - 1910年(明治43年)創業[15]の和菓子製造・販売業者[16]。1990年(平成2年)に京樽によって完全子会社化され、京樽とともに吉野家グループ入り(京樽の子会社なので、吉野家から見れば孫会社にあたる)。しかし、京樽が寿司事業など中核部門への経営資源集中戦略をとることを理由に、2010年(平成22年)9月30日付で菓子・ベーカリーの製造・販売を手掛ける株式会社エフ・エフ・エスに株式などの資産を完全に譲渡し、グループを離れた[17]。譲渡翌日の平成22年10月1日付でエフ・エフ・エス傘下となった後は、翌2011年(平成23年)2月にエフ・エフ・エスに吸収合併されている。

  • 株式会社牛繁ドリームシステム - 「元氣七輪焼肉牛繁」の運営。2001年(平成13年)3月に10%を出資し、2007年(平成19年)9月20日に業務提携を行い、併せて33.34%まで株式を取得して関連会社化。2011年(平成23年)4月に業務提携を解消し、同月25日付で全株式を売却しグループから離脱。

  • 株式会社九州吉野家(株式会社吉野家の完全子会社) - 2005年(平成17年)4月8日に西洋フードシステムから株式取得し子会社化。2014年3月1日に吉野家資産管理サービス(旧・2代目吉野家)に合併、事業は新設された西日本吉野家に承継。

  • 株式会社四国吉野家(株式会社吉野家の完全子会社) - 2007年(平成19年)11月1日新設。グローバルフードから四国の吉野家事業を譲受。2014年3月1日に吉野家資産管理サービス(旧・2代目吉野家)に合併、事業は新設された西日本吉野家に承継。

  • 株式会社吉野家インターナショナル[18] - 2016年12月1日に吉野家ホールディングスが吸収合併。



沿革





築地一号店




  • 1899年(明治32年) - 東京府東京市日本橋区(現:東京都中央区日本橋)にあった魚市場に個人商店吉野家が誕生(創業)。


  • 1926年(大正15年) - 関東大震災に伴う魚市場の築地市場移転に伴い、築地場内へ移転。


  • 1952年(昭和27年) - 24時間営業を開始[19]


  • 1958年(昭和33年)12月27日 - 松田瑞穂社長が牛丼屋の企業化をめざし(初代)株式会社吉野家を設立。


  • 1965年(昭和40年) - 年商1億円を達成。渥美俊一の教えを受け、チェーン展開の構想を練り始める。


  • 1968年(昭和43年)12月 - チェーン展開を開始、2号店として新橋駅前に新橋店を開店[20][21]


  • 1973年(昭和48年) - フランチャイズ事業を開始(1号店・小田原店)


  • 1975年(昭和50年) - アメリカ1号店(デンバー)オープン。


  • 1980年(昭和55年) - 120億円の負債を抱えて7月15日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請し事実上の倒産。店舗の急増に伴い、つゆのコストダウンのために粉末のつゆに変更したこと、輸入牛肉の供給不足のため、輸入制限が適用されないフリーズドライの乾燥牛肉の利用に踏み切った事などから、味の悪化による客離れの進行、さらに外食産業の発達に伴う輸入牛肉の需要増による牛肉価格の高騰から原価の上昇などの複合要因によって経営が急激に悪化した事が原因。


  • 1983年(昭和58年) - 更生計画が認可され、セゾングループ傘下で再建に乗り出す。一時期はダイエー傘下での再建も検討されたが、最終的にダイエー側が断念。


  • 1987年(昭和62年) - 更生計画終結。倒産の元になった債務(更生債務100億円)を完済。


  • 1988年(昭和63年)

    • 月日不明 - 同じセゾングループのダンキンドーナツ運営会社「株式会社ディー・アンド・シー」と合併し、株式会社吉野家ディー・アンド・シーになる。


    • 2月 - 台湾1号店(台北)オープン。




  • 1990年(平成2年) - 株式を店頭公開(JASDAQ店頭市場)。


  • 1991年(平成3年)

    • 月日不明 - 香港1号店オープン。

    • 月日不明 - 中国・北京1号店オープン。




  • 1997年(平成9年) - 会社更生法の適用を申請した持ち帰りすし店チェーン「京樽」の再建支援に乗り出し、子会社化。シンガポール1号店オープン。


  • 1998年(平成10年) - 高知県に初出店し、全都道府県への出店を達成。ダンキンドーナツ事業から撤退。


  • 2000年(平成12年)11月 - 東京証券取引所第一部に上場。


  • 2001年(平成13年)

    • 月日不明 - フィリピン1号店オープン。

    • 月日不明 - 伊藤忠商事と資本業務提携し、後日同グループに帰属する。


    • 3月 - カレーショップPOT&POTの運営会社として株式会社ポット・アンド・ポット(現:株式会社千吉)を設立。


    • 3月23日 - 東日本旅客鉄道(JR東日本)の外食グループ会社であるジェイアール東日本レストラン(現ジェイアール東日本フードビジネス=JEFB)との業務提携により、JR駅構内1号店「駅の牛丼 吉野家 JEFB(ジェフビー)」を東京・渋谷駅のハチ公口高架下にオープンし、同31日には赤羽駅南改札内に2号店をオープン。


    • 7月26日(西日本)・8月1日(東日本) - 外食大手の低価格競争に追随し、牛丼並400円→280円に値下げ[22](2004年(平成16年)2月まで)。




  • 2002年(平成14年)

    • 月日不明 - 中国・上海1号店オープン。ニューヨークのタイムズスクエア近くに開店し話題に。


    • 10月 - 株式会社上海エクスプレスワールドワイドの運営する「上海エクスプレス」および「ニューヨーク/ニューヨーク」の営業譲渡を、子会社・株式会社築地家が受けて、株式会社上海エクスプレスに商号変更。




  • 2003年(平成15年)


    • 1月31日 - 株式会社三幸舎ランドリーセンターの株式を51%取得し、子会社化(障害者雇用の特例子会社)。


    • 8月1日 - 株式会社石焼ビビンパの増資に応じて、出資比率を18%から67.2%に上げ子会社化。




  • 2004年(平成16年)


    • 1月15日 - マレーシア1号店オープン。


    • 2月11日 - BSE問題の影響でアメリカ産牛肉の輸入停止による影響を受け、一部店舗を除き牛丼の販売を休止(詳しくは後述参照)。


    • 6月1日 - 讃岐うどん店のはなまるうどん運営会社の株式会社はなまると資本業務提携。33.4%出資してグループ企業化。


    • 10月25日 - オーストラリア1号店オープン


    • 10月27日 - 中国・深圳1号店オープン




  • 2005年(平成17年)2月11日牛丼の販売を一日限りの復活祭を行われ、店の外には長蛇の列ができていた。

    • 4月7日 - 西洋フードシステムズ九州(現:西洋フード・コンパスグループ)から分割して新設された、九州吉野家の全株を取得して子会社化。



  • 2006年(平成18年)


    • 5月19日 - 株式会社はなまるへの出資比率を51%に高めて、子会社化。


    • 9月6日 - 安部修仁社長が記者会見を行い、2年7ヶ月ぶりに牛丼の販売を9月18日に限定再開する件を発表。


    • 9月18日 - 「牛丼復活祭」を1年7カ月ぶりに行われ、限定100万食プロモーションキャンペーンを実施。有楽町店での復活イベントを各マスコミが報道、虎ノ門店にはジョン・トーマス・シーファー駐日アメリカ合衆国大使が来店し、牛丼復活を祝福するなど米国産牛肉のPR活動を行った。


    • 12月 - 相次ぐ飲酒運転事故に対する社会的な批判を受けて、駐車場付き店舗全店におけるアルコール類(冷酒・ビール)の販売を、在庫がなくなり次第中止する(駐車場のない店舗については今後も販売を継続)。




  • 2007年(平成19年)


    • 2月28日 - 10月1日をもって純粋持株会社への移行を発表。


    • 8月30日 - 「びっくりラーメン」チェーンを運営するラーメン一番本部が民事再生法の適用を申請したのを受けて、大阪地裁の許可を条件に店舗や工場などの事業を譲り受ける形で支援に乗り出す方針を発表。成り行きは違うが所縁の地は、奇しくも同じ大阪市福島区吉野である。


    • 10月1日 - 持株会社体制への移行に伴い、株式会社吉野家ディー・アンド・シーから社名を株式会社吉野家ホールディングスへ商号変更。また、吉野家事業に特化した100%子会社の(2代目)株式会社吉野家を同年同日に設立(後述)。


    • 10月11日 - 8月中間決算発表の会見で吉野家HD社長は「吉野家は全国一律という価格戦略を転換する」方針を発表[23]。発表時点では具体的な実施時期・地域・内容は未定であり、明確な値上げのスタンスには否定的[23]


    • 11月1日 - 四国内の店舗を運営していたフランチャイジーの株式会社グローバルフードサービスから会社分割する形で株式会社四国吉野家を設立、同時に株式会社吉野家の完全子会社化[24]


    • 11月27日・12月5日 - 12月11日 - 「歳末牛丼祭」として、期間限定であるが2004年(平成16年)2月以来、約3年10ヶ月ぶりに牛丼の24時間販売を行う事と牛丼・牛鮭定食・牛皿の50円引きセールを行う事を11月27日に発表し、同年12月5日午前11時から同年12月11日午前零時までの1週間限定で実施された[25][26]


    • 12月12日・27日 - 業績不振で支援先を探していたステーキレストラン最大手の「どん」を吉野家HDが子会社化することで両社が大筋合意し[27]、同月27日資本・業務提携すると正式発表[28]。翌2008年(平成20年)2月末にどんは持ち分法適用会社となった[29]




  • 2008年(平成20年)


    • 3月17日・20日 - 牛丼の主原材料である米国産牛肉の調達先開拓が進み、終日営業に必要な量の確保が可能になった事により、全国の吉野家約1040店で牛丼の常時24時間販売を再開すると3月17日発表、同月20日実施[30]。また「完全復活」を記念して特別割引券を全国の主な店舗で枚数限定にて同月20日午前0時より配布[30]


    • 4月21日・23日 - 伊藤忠商事が吉野家向けに2007年(平成19年)8月に輸入した米国産牛肉(ナショナルビーフ社カリフォルニア工場出荷)700箱中1箱から特定危険部位の脊柱が混入していた腰部の肉を吉野家の加工工場「東京工場」(埼玉県大利根町)で4月21日発見、農林水産省と厚生労働省は同月23日この事実を発表[31][32][33]。問題の牛肉は工場でのチェック体制がきちんと働いたことにより、消費者には販売されていないため「吉野家の牛丼は安全だ」と同社は強調した[32]


    • 6月 - 持ち株会社化により当月以降配布の株主優待が変更され、吉野家とおかずの華以外に石焼ビビンバと千吉及びピーターパンコモコでも使用可能になった。


    • 9月19日 - 吉野家においてイオンの電子マネーWAONを導入に関し基本合意[34]。2009年(平成21年)春より順次展開し、2011年度(平成23年度)中に全店導入完了予定であり、吉野家WAONカードも発行する[34]


    • 10月7日 - 単独の牛丼チェーン店舗数(2008年9月末時点)で、ゼンショーが運営する「すき家」が首位(2008年9月末時点、1,087店舗)となり、吉野家が2位(2008年9月末時点、1,077店舗)に転落した事が判明[35]




  • 2009年(平成21年)


    • 1月26日 - 日本国外の事業展開迅速化のため子会社「株式会社吉野家インターナショナル」設立を発表、事業開始は同年3月1日[36]


    • 3月31日 - 吉野家HDが、赤字の続く傘下子会社・上海エクスプレスの全株式を、ジェーシー・コムサの子会社であるベネフィットデリバリーに1円で譲渡[37]


    • 5月11日 - 電子マネーWAONを沖縄県全店舗に導入完了[38]、他地域も一部を除き2010年(平成22年)4月28日までに順次導入[39]


    • 9月 - ステーキの「どん」の13店舗(群馬3店、埼玉8店、東京1店、長野1店)でO157による食中毒が発生、27名が感染。営業停止処分を受ける。




  • 2010年(平成22年)


    • 2月16日 - 神奈川県横浜市に地元農家との合同出資で農業生産法人を設立、牛丼用タマネギの自社生産を行う旨を発表[40]


    • 4月6日 - 2010年2月期の連結最終赤字が89億円になる見通しで、赤字幅はBSE問題が発生して牛丼販売休止の影響があった2005年2月期の赤字を上回り、1990年(平成2年)の上場以来、過去最悪の見込み[41]


    • 7月20日 - 吉野家HD(グループ各社を含む)が本社を東京都北区赤羽南(カルビーの旧本社屋)に移転。


    • 9月7日 - 低価格メニューの第1弾として午前10時より牛鍋丼を並280円で販売開始[42]、オリジナルカレーなど一部メニューの販売を中止した。




  • 2011年(平成23年)


    • 1月17日 - 伊藤忠商事が資本提携解消を申し出、同社保有株(発行済み株式の20.1%)を自社株として買い取ることを決議。買取価格は140億円で、メインバンクのみずほ銀行から後日資金調達している。[43]


    • 4月14日 - 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故後の約1週間で吉野家で働く首都圏の外国人アルバイト約200人が退職したことを明らかにした。


    • 5月12日 - 牛丼並盛りの具材分量を戦後初めて変更した「次世代牛丼」を発表。


    • 7月27日 - オリジナルカレーなど一部メニューの販売を再開。


    • 8月 - タイ1号店オープン。


    • 9月15日 ‐ 味の改善を行なった新味「牛鍋丼」を販売開始[44]




  • 2012年(平成24年)


    • 11月30日 - 新メニュー「焼鳥つくね丼」、および「半玉焼鳥つくね丼」を販売開始。


    • 12月27日 - 「焼鳥つくね丼」が販売開始からおよそ1ヶ月間で300万食を突破[45]




  • 2013年(平成25年)


    • 4月18日 - 牛丼並を280円に値下げ。これに伴って牛鍋丼の販売を終了。


    • 9月26日 - 東京都千代田区神田小川町3-5-3に“1人鍋専門店”「いちなべ家」1号店がオープン。3年で10店舗の出店を目指しているという。メニューは「牛すき鍋」「豚しゃぶ鍋」「ちゃんこ鍋」「坦々餃子鍋」「きのこと鶏だんご鍋」「キムチチゲ」「豆乳鍋」の7種類[46]


    • 10月10日 - 以前は裏メニューとなっていた(店によっては大盛のご飯少なめと頼む店舗もある)牛丼のアタマの大盛(ご飯は並盛で牛肉は大盛の分量がある)をレギュラーメニューとして380円で販売開始。


    • 10月11日 - 国会議事堂の敷地内に永田町一丁目店がオープン。

    • 12月26日 - 吉野家事業の再編のため、準備会社として株式会社吉野家準備会社と株式会社西日本吉野家を設立。いずれも本社は吉野家本社内。




  • 2014年(平成26年)

    • 3月1日 - (2代目)株式会社吉野家を株式会社吉野家資産管理サービスに商号変更して中間持株会社化し、株式会社四国吉野家と株式会社九州吉野家を吸収合併。(2代目)株式会社吉野家の事業を株式会社吉野家準備会社に承継し、同社は(3代目)株式会社吉野家に商号変更。株式会社四国吉野家と株式会社九州吉野家の事業を株式会社西日本吉野家(本社は旧九州吉野家に移転)に承継[47]


    • 5月22日 - 安部修仁吉野家HD会長が取締役を退任[48]




  • 2015年(平成27年)

    • 7月16日 - 株式会社Tポイント・ジャパンとTポイントプログラム契約を締結[49]。2015年度末には全約1200店でTポイントを導入し、消費者の購買履歴を販促に生かすビッグデータ活用を本格化する方向[50]



  • 2016年(平成28年)
    • 4月6日 - 豚丼の発売を再開[51]



  • 2018年(平成30年)

    • 10月6日 - 築地市場の豊洲移転に伴い、1号店の築地店が閉店[52]。なお、10月11日には豊洲市場店が開業する[53]




メニュー




主なメニュー




牛丼 並盛




豚丼とけんちん汁
(2013年現在絶版)


具を丼飯の上に盛ったメニューを「○丼」、具のみを皿の上に盛ったメニューを「○皿」と称している。



牛丼・牛皿


牛丼・牛皿 - 軽盛(そば処吉野家のみ)・並・アタマの大盛[54]・大盛・特盛[55]


吉野家の主力商品。注文における構成比は、BSE問題などの影響で減少してはいるものの、6割弱を占める(2008年(平成20年)5月時点)[56]


牛丼並盛1杯(通常価格380円、対象期間:2008年3月1日 - 2009年2月28日)の内訳は、原材料費が41.0%、人件費が51.3%で残りの7.7%が利益との調査結果がある[57]。2009年(平成21年)にデフレの影響で、同業他社が再度牛丼など一部メニューの通常価格について値下げを行っているが、吉野家は通常価格について「値下げの予定はない」(広報部)と度々表明しており[58][59]、理由として「牛丼の値下げは客数が増えても利益が出ないから」と説明している[42]。ただし、期間限定で値下げを実施することがある[59][60]


2010年(平成22年)4月13日、新メニューとして牛丼軽盛を開始したが、通常店舗では後に販売終了し、現在はそば処吉野家のみのメニューに変更。同年5月31日までの期間限定メニューで牛丼特大盛を販売した。


2011年(平成23年)5月17日、「次世代牛丼」として牛丼並盛のご飯を従来の260グラムから250グラムに減らし、具は85グラムから90グラムに増やした[61]


2013年(平成25年)4月18日:米国産牛肉の安定的な供給が見込めるため、牛丼の並の価格を380円から280円に、大盛を480円から440円に、特盛は630円から540円に値下げを行った[62]。なお、4月18日より24日15時までは牛丼、牛丼弁当、牛皿、牛鮭定食、牛鮭サラダ定食、朝定食以外のメニューを一時休止する措置がとられた[63]


2013年(平成25年)10月10日、築地店限定で販売されていたアタマの大盛(具は大盛、ご飯は並盛)が、大盛と同じ440円から並盛の価格から100円増しの380円に改訂され、通常店舗でも販売されるようになった[54]



その他のメニュー



  • 豚丼・豚皿 - 並・大盛・特盛・アタマの大盛[64]
    • 2004年3月1日に発売開始[65]。開発などの経緯については後述参照。2010年(平成22年)夏から同年9月14日までメニュー入れ替えの関係で一時中断を経て[66][67]再開、2011年12月8日に焼味豚丼の発売開始[68]に伴い、販売終了したのち[69]、2016年4月6日に要望が多かったとして、「アタマの大盛」を加えて4年半ぶりに販売が再開された[70]


  • ベジ丼 2015年(平成27年)5月21日発売。「健康且つ食べ応えのある商品」をコンセプトに、一日に必要とされる野菜の量の半分を特製の「うま塩ダレ」で提供。小盛サイズの牛丼に温野菜を盛りつけた「ベジ牛」、カレーに温野菜を盛りつけた「ベジカレー」も同時発売した。

  • 牛ねぎ玉丼(並・頭の大盛[54]・大盛・特盛)

  • 牛カルビ丼(小盛・並盛・ご飯増し)

  • ねぎ塩ロース豚丼(小盛・並盛・ご飯増し)
    • 夏季限定メニュー。後述する絶版メニュー「焼味豚丼」の塩ダレ版との見方もある。


  • 新焼鳥つくね丼(小盛・並盛・大盛)
    • 後述する絶版メニュー「焼鳥つくね丼」のリニューアル版。「焼鳥つくね丼」との相違点はきざみ海苔とねぎに代わり、新たにししとうとうずらのゆで卵がトッピングされているという点である。


  • 鳥マヨつくね丼(小盛・並盛・大盛)
    • 後述する絶版メニュー「半玉焼鳥つくね丼」の事実上の後継メニューにあたる。


  • その他、牛鮭定食・牛鮭サラダ定食・各種朝定食など。カレー系メニューは2004年以降に4度導入しており、最新導入は2011年8月2日[71]。しかし、過去3度は定着せずに発売開始から1年程度で他の新商品との入れ替えにより販売終了していた[71]


  • 2009年(平成21年)8月7日より一部メニューにおいて、定食類の大盛がご飯のみ大盛に限定、ドレッシングが有料化、マヨネーズが30円などの変更が行われた。

  • アルコール類(冷酒・ビール)は飲酒運転事故防止の観点から、2006年(平成18年)12月以降は店舗環境によって提供の有無が異なっており、駐車場付き店舗は全店販売無し、駐車場のない店舗については一人3本まで販売する。風営法が定める公安委員会の許可を取っていないため提供時間は6時 - 24時までである。

  • 沖縄県内の店舗ではタコライスを扱っている[72]。別料金でサルサソースを付けることができる。

  • 一部店舗では十割そば[73]を扱っている[74](後述)。


  • 2013年(平成25年)11月1日より、吉野家で初めて女性を対象にした小さめの牛丼(小盛)とサラダをセットにした「コモサラセット」を新発売[75]


  • 2013年12月、牛すき鍋膳、牛チゲ鍋膳を発売。特に牛すき鍋膳はその月の前年同月比16%増で「吉野家を救った救世主」と呼ばれるほどの大ヒットを飛ばした。[76]



過去の主なメニュー




牛鍋丼・並



  • 牛鍋丼 - 並・大盛


    • 2009年(平成21年)に発生した牛丼チェーン店における価格競争に対抗するために企画された低価格メニュー(並280円)の戦略新商品で2010年(平成22年)9月7日発売開始[42]

    • 原点回帰を目指し、吉野家創業時に販売していた「牛鍋ぶっかけ」(牛肉を豆腐や野菜と一緒に煮込んだ牛鍋の具を丼に入れた飯にかけたもの)の復刻版である111周年記念商品[42][77]

    • 「客数を増やすのに最も有効なのは低価格」との見解から、低価格化に対応した内容であり、食材として牛肉は並盛で52gと牛丼並盛の67gより量が少なく、肉の産地・部位・割合は牛丼に使用するショートプレート部位とは違い「米国産その他の部位」を9割使用し、他にオースラリア産も1割導入し、ご飯も並盛で230gと牛丼並盛の260gより少なくなっており、更にしらたきや豆腐を使用してコストを抑え、容器は直径が牛丼より3ミリ短い専用の丼を使用するなどの工夫をすることで利益率を向上させている[42][78]


    • 2010年(平成22年)10月4日、発売開始から1か月未満で販売数1000万食を突破したことが発表された[79]


    • 2011年(平成23年)9月15日、新味牛鍋丼発売。味の改善に努め[44]、牛丼に近いあっさり味にしてたれの甘さを抑え、具材の牛肉も従来より軟らかくした[44][80]。栄養価は牛丼並盛674kcalに比べ具材の豆腐、しらたきを使用している分(ほぼ同量で)、牛鍋丼並盛は102kcal少ない572kcalとなっており低カロリー化している[81]


    • 2013年(平成25年)4月、4月18日からの牛丼の値下げに伴い、材料がなくなり次第販売が終了された[63]



  • 焼味豚丼・豚焼定食(ともに十勝仕立て、大盛あり) - 2011年(平成23年)12月8日より販売開始[68]。先述の牛カルビ丼発売に伴い販売終了となった。

  • 焼鳥つくね丼・半玉焼鳥つくね丼(ともに大盛あり) - 2012年(平成24年)11月30日より販売開始。先述の牛ねぎ玉丼発売に伴い販売終了となった。

  • 牛丼バーガー - 沖縄県ほか一部地域限定メニュー。


  • コールスロー - サイドメニュー。牛丼に合うよう酸味とスパイス味を付けたサラダ。2010年(平成22年)3月30日より、従来の生野菜・ごぼう・ポテトサラダに代わり販売開始されたが[82]、2013年初頭に販売中止され、生野菜・ごぼう・ポテトサラダに戻された。



原材料・調理



牛丼



原材料

主要メニューの牛丼に使用されている原材料の産地は下記のとおり(表記は使用量の多い順である。2009年(平成21年)2月時点)[83][84]


  • 牛肉 - 米国、その他(オーストラリア[85]

    • 牛丼に使用する部位は「ショートプレート」と呼ばれる穀物肥育牛のばら肉で、生産量の関係から主に米国産を中心に使用しているが[86]、オーストラリアでもそれを生産しているので、以前から現在に至るまで、少ない割合ではあるが牛丼にも豪州産牛肉を使用している(牛肉総使用量の内、豪州産の割合は牛丼休止前:1%前後、牛丼販売再開後2006年(平成18年)時点:10%程度である)[85]

    • 吉野家は必ずしも米国産牛肉にこだわっているわけでもなく、「“安い・美味い・早い”が実現できる牛肉(ショートプレート)を、他に安定供給してくれるところがあったら米国産牛肉ではなくてもいい」との見解を示している[86]。しかし、その条件を実現できる産地はアメリカのみで、それ以外は絶対的に不足する状況のため、結果的に米国産牛肉の割合が大多数を占めている[86]

    • 米国産牛肉のBSEに関する事は「#BSEによる米国産牛肉輸入停止の影響」を参照。




  • 玉ねぎ - 中国、日本


  • 米 - 日本

  • ベジ丼 - 原材料11種類の野菜(ヤングコーン、オクラ、ブロッコリー、サツマイモ、赤パプリカ、黄パプリカ、インゲン、ニンジン、キャベツ、ニラ、玉ネギ)





調理

中心メニューである牛丼の具を大鍋で煮込むための調理スペースがメインになっている。牛鮭定食などで提供される焼魚などについては一切れずつ焼くのではなく、大正時代に開発された蒸し焼き調理法を採用し、あらかじめ工場で大量にスチーム調理してレトルトパウチされているものを電子レンジや湯煎などで温めなおすことで、手間を最小限に留めている。汁物に関してもレトルトパックにされたけんちん汁や豚汁を電子レンジや湯煎などで加熱している(各手法は店舗ごとに差異がある)。焼味豚丼や朝定食のハムエッグはIHヒーターで一人前ずつ調理している。



牛鮭定食


牛鮭定食に使用されている魚は鮭ではなく、トラウトである。2013年に日刊ゲンダイが取材した際、吉野家の広報では「トラウトは厳密に言えば“ニジマス”ですが、『サケ属』に属する魚です。弊社で使用しているのは海水養殖モノ。養殖モノでも海で育てば『サケ』、川だと『マス』の名称になると認識している」としている[87]


なお、日本の消費者庁の見解では、海水養殖のニジマスをサケとして表示することは問題なしとされている[88]



接客



注文時の専門用語


専門用語を使ったオーダーも受け付けている[89][90]



  • つゆだく - つゆだくさんの略。汁が多め。丼を少し傾けただけで汁が見える。10グラムつゆが追加される。

  • つゆぬき - 具の汁を切って載せる。玉を上下に振って汁を切る。


  • 黄身だけ - 卵の黄身の部分のみ。

  • 半熟 - 半熟卵の店員による略称のこと。

  • 頭(あたま)の大盛 - ご飯の量は並で具の量が大盛(2013年10月9日までは大盛り料金だったが、2013年10月10日から通常店舗でも並盛から100円プラスの料金で注文できる[54])。ただし、牛丼及び牛ねぎ玉丼でのみしか注文できない。

  • 頭(あたま)の特盛 - ご飯の量は並で具の量が特盛(特盛り料金)。

  • かるいの(ご飯「小」) - ご飯を少なくすること(用例「かるいのいっちょう」)。


過去


  • つゆだくだく - 通常店舗にて原則としてこの様な特殊オーダーは存在しない。実際に使っているお客はつゆだくの意味すら知らない人も少なくない。但し過去にはこの様にして注文を受け付けていたこともあるため、その名残で使用している客や、「だく」の数を増やすほど「更に追加量が増える」の意図で使用している客もいる[89][91]。そのため営業部(地域単位)での対応に若干差見受けられる(店長及びお客様相談室談)。

  • 玉ねぎ量変更 - 2007年(平成19年)11月・12月をもって、通常店舗ではオーダー終了[91][92][93][94][95]

    • ネギ抜き - タマネギを抜いた具。「肉のみ」ともいうが、断られることもあった。普通に盛ってからネギを抜くのが正式で、その分肉が増えるわけではない。豚丼では出来ない場合が多かった。

    • ネギだく - 具のネギを多めに入れたもの。牛丼復活後は断る店舗が多かった。これも豚丼では出来ない場合が多かった。





築地店のみ使用される専門用語の例[89][93][95][96][97]

築地店では、こだわりの注文法を持った、築地市場内で働く業者の常連が多く存在し[89][97]、それに合わせて多種多様な注文に対応できるマニュアルを用意しており[96][97]、吉野家店員も了解して準備していることなので[89][93][96][97]、他の店舗では不可能[98]。余談だが築地店店長は常連客約600名の注文を暗記しており、席に着くより早くその客のメニューが出されることもある[99]

  • ご飯系

    • ツメシロ - 冷ました白ご飯に熱い牛肉汁だくをかけたもの。市場の従業員が早く食べるため。

    • アツシロ - ご飯をレンジで更に熱くした牛丼。または、蒸らし中や炊き上がり直後のご飯(そこに生玉子をかけると、余熱で半熟状態になる)。

    • 半シャリ - ご飯半分。

    • 極かる - ご飯少量。

    • 極々かる - ご飯さらに少量。



  • 肉系

    • トロだく - 脂身(トロ)を多めに入れたもの。

    • トロ抜き - 脂身を少なめにしたもの。鍋底の方の肉。



  • ネギ系

    • ネギちょい抜き - ネギを少し抜いたもの。

    • ネギちょいだく - ネギを少し多めに入れたもの。

    • ネギだくだく - ネギをさらに多めに入れたもの(「だく」の数が増えるほどネギの量は増えるので、「ネギだくだくだく」などの表現方法もある)。

    • ネギだけ - これにはさらにヤワネギとカタネギの2種類がある。前者は柔らかく良く煮込んであるもの。後者は煮込まれていない堅いネギ。




普通の店舗でネギ増減(ネギダク・ネギ抜き)の注文は終了したが(前述)、築地店に限り可能でネギだくは肉の量は減らない状態でネギが増量される。


  • つゆ系

    • つゆちょい抜き

    • 完全つゆ抜き

    • つゆちょいだく - つゆだくよりもご飯へのつゆの浸り具合がやや軽い。

    • つゆだくだく



  • 味噌汁系

    • 冷汁 - 冷ました味噌汁かけんちん汁を牛丼にかける。

    • お湯割り - 味噌汁のお湯をつぎ足し、薄くする。



  • その他
    • 芯だけ - お新香の白菜の芯の部分のみ。




など。



代金の支払方法


代金は基本的にレジによる支払いであり、これは顧客と店員とのコミュニケーションを重視しているため[100][101][102]、伝統的に醸し出してきたひとつの文化[100]、という意味合いがある。


一部では「機会損失防止説」が自動券売機を置かない理由の定説として流布されているが、それは間違いであり逆に「労働生産性を徹底的に追求した場合、券売機は必然の道具」と吉野家側も認めているが、前述の理由にて収益が許す限り、レジによる支払いを続ける方針としている[100][102]


ただし、駅ナカテナントなどの一部店舗においては、自動券売機が導入されている[103]。また、2010年(平成22年)から通常店舗の一部において、店舗維持・利益確保の対応策として実験的に券売機を導入している[104]


日本国内の店舗において、一部商品券やジェフグルメカード、株主優待券などで支払いが可能(一部店舗除く)[105]


電子マネーについては、Edyは高速道路の一部サービスエリア・パーキングエリアと沖縄県全店舗で利用可能である[105][106]


WAONは、イオングループ外初の大型導入であり[105]、2009年(平成21年)5月11日より沖縄県全店舗で導入開始[38]、2010年(平成22年)4月28日までに一部店舗を除き全店に導入完了し[107]、吉野家WAONカードも発行している[34]


Suicaなど、交通系乗車カードは大半の店舗で導入されていないが、大阪周辺のJR駅舎内・駅改札内およびJR駅に近接する一部の店舗では、ICOCAが導入されているほか[108]、博多駅・熊本駅に近接する3店舗では、SUGOCAが導入されている[109]


また、イオン系のショッピングモールに、テナントとして入居している店舗でも、WAONや交通系IC乗車券が利用可能である。いずれも、これらと相互利用を実施している、Suica・Kitaca・PASMO・TOICA・manaca・nimoca・はやかけんも使用できる。


クレジットカードでの決済については、東京国際空港と成田国際空港の空港ターミナルビル店舗のみ可能である[110][111]


クーポンについては、CM(後述)を流して全国の店舗にて行う大規模なものから、新聞の折込チラシ、一部店舗による販促キャンペーンなど特定の範囲内で行うもの、特定商品購入時に付帯するもの[112][113]、など各種存在し、特典も店内・持ち帰りの一部商品を無料・値引き、特定条件を満たした時のみ無料・値引き、丼などの景品[114]、などと状況によって異なっている。



店舗


国内は1,207店舗、海外は703店舗(2017年2月末現在)[115]。海外は、中国に376店舗、アメリカに103店舗、台湾に58店舗、香港に58店舗、インドネシアに57店舗、タイに15店舗、シンガポールに12店舗、フィリピンに12店舗、マレーシアに9店舗、カンボジアに3店舗である(2017年2月末現在)。


基本は、馬蹄形(U字型)のカウンター席。「牛丼を単品で早く出す」ことに特化した作りである[56]。吉野家の利益率の向上に一役買っているが、2008年(平成20年)時点では来客の8割以上が男性一人であり、新たな客層を取り込む側面からはデメリットである。そのため、ファミリー層や女性グループなど取り込みたい客層に応じて、後述のテーブル型を増やすといった出店戦略を採るようになった[56]。飲食業として日本で初めて24時間営業を行ったのは吉野家である[116]



店舗例




特徴ある店舗



小型の牛丼専門店

多品目メニューの展開に適さない小型店舗を対象にした単品の牛丼専門店を2007年(平成19年)以降展開する[117][118]。また、面積が標準的店舗の3分の1で済む、持ち帰り専門店も展開開始した[102]

ドライブスルー設置店

一部店舗にはドライブスルーが設置されている[119]

沖縄県内の店舗

沖縄県内の店舗は、ハンバーガーなどのファストフード店と同様のウォークアップスタイル(セルフサービス方式)をとっており、すべてテーブル席で馬蹄形のカウンター席はない。県内初出店した吉野家USAの方式をそのまま踏襲しているためである[120]

2011年11月4日に新装開店した331号線小禄バイパス店では沖縄県内で初めて馬蹄形のカウンター席を設けた。

テーブルサービス店舗を展開

吉野家の客層は男性中心で女性層や家族層に弱かったため、対策として定番のカウンター席を縮小し、2〜8人程度が同時に座れるテーブル席を中心としたファミリーレストランスタイルのテーブルサービス型郊外店を増やしている(先行実験店舗として宮城県の仙台藤松店がある)[56][117][118]。2010年(平成22年)時点で約5割の店舗が該当する[102]


そば提供店舗「そば処吉野家」を展開


2000年代後半以降に推進していく店舗形態の一種として[121]、店内製麺の十割蕎麦や牛丼以外にも天丼などのメニューを提供する店舗「そば処吉野家」[74]を2009年(平成21年)6月時点で全国17店舗展開しており[122]、2010年(平成22年)には30店舗に拡大[73]。その店名には「そば処」が入っており、看板は紺色の色彩にして通常店舗との違いを出している[122]

全国売り上げ第1位の店舗

吉野家における日本全国売り上げ第1位の店舗は、東京都千代田区有楽町にある「有楽町店」で、2007年(平成19年)11月時点[123][124]、通常時1日3,000食の売り上げがある[125]。要因として「有楽町駅に隣接」「通常の店舗より大きく客席数が多い」「回転率が高い」「オペレーション練度の高い店長・店員」等がある[123][124]


国会内の店舗

2013年10月11日、国会議事堂の敷地内に永田町一丁目店がオープンした[126]。「和牛牛重」は同店限定メニューで、1,200円。牛丼など一般店舗と同じメニューもある。座席数はカウンター14席。国会議員や国会職員など国会通行証を持つ人のみが利用でき、国会の傍聴者・見学者など一般人の利用は不可。一般人の利用ができないため、公式ウェブサイトの店舗検索には表示されない。ちなみに地元有権者から「和牛牛重が国会内でしか食べられないのはおかしい」と批判されたこともあった[126]

国際空港内の店舗


羽田空港国際線旅客ターミナル内の一般エリアにある店舗で、国会議事堂内で提供されている「和牛牛重」を2015年(平成27年)から、取扱を始めている[127]

2016年(平成28年)7月6日には、成田国際空港第2ターミナル2Fの一般エリアにて、7月20日には、第2ターミナル出発ロビーの制限区域(サテライト地区)にて、吉野家が開店した[128]。一般エリアの店舗は24時間営業、出国審査が済んだ制限区域内の店舗営業時間は8時から21時までだが、制限区域内の店舗には、日本の吉野家で初めてのラーメン「牛骨出汁ラーメン」や、日本でも此処だけの定食メニュー「ビーフ&テリヤキチキンコンボ」が提供されている[129]

これらの空港ターミナルビル店舗では、各種クレジットカードでの支払いが可能である[110][111]

企業の社員食堂に出店中の店舗

2010年11月に完成したリコーのテクノロジーセンター(海老名市)新棟内の社員食堂に吉野家が出店中。営業時間は11:30〜13:30、ただし一般客は利用できない模様[130]

また、ソフトバンク[131]、佐川グローバルロジスティクス[132]の社員食堂にも同様に出店中である。

居酒屋併設店

2階フロアがある店舗で、夜に客足が止まりフロアが遊んでしまうことが多かった点に着目し、夕方から夜の時間帯のみ2階フロアを居酒屋「吉呑み」とした店舗。2013年7月に神田駅前に実験店舗を開設してデータ収集を行い、夜間の売上が約4割増加するなど十分採算が取れるとの目算が立ったことから、2014年より本格的に店舗展開を開始している[133]。食材は京樽、どん、おかずの華などのグループ会社から調達することでコストを抑えている[133]



実験的店舗


市場調査の為、実験的店舗を開設することがある。いずれも1990年代後半頃に通常型店舗に改装、または閉店した。



  • 吉野家USA(YOSHINOYA USA)[134]

    • 吉野家が米国で展開している店舗を参考に1990年(平成2年)前後 - 1990年代後半に展開された店舗。


    • 浜松町、水道橋、北浦和、上北沢、国立、東大和、沖縄などに存在した。

    • メニューを米国流に呼称するのが特徴(牛丼→ビーフボウル、大きさ:並→レギュラー、大盛→ラージ、特盛→エクストララージ など)。

    • 米国の店舗にあるチキンボウル(焼鳥丼)やソフトドリンクなど日本の通常型店舗と異なったメニューが存在した。



  • 特選吉野家あかさか[134]

    • 吉野家の高級店路線として1990年代初旬 - 後半頃に展開された店舗。東京都港区赤坂に存在した。


    • 料亭を感じさせる外装と高級感漂う内装、テーブル、いす、食器類。肉は日本国産牛を使用。味の評判も高かった。

    • メニューは牛丼などの単品が1000円前後、そのセットが各種1000円以上。その他「特選しゃぶしゃぶ」やワインなど通常型店舗と異なったメニューが存在した。



  • 吉野家うどん・吉野家カレー

    • 1980年代中盤 - 1990年前後にそれぞれの専門店が展開された[135]


  • 牛皿一丁[136]

    • 2015年12月に西新宿駅前に開店し、およそ1年で閉店した。跡地には吉野家 西新宿8丁目店が営業している。

    • 店内の造作や紺色の看板という特徴はそば処吉野家と同様であった。

    • メニューに牛丼はなく、通常の「牛皿」・通常のタレに選り分けた肉を使う「別選」・黒毛和牛を甘めの割り下で煮込んだ「別格」の三種類の牛皿がメニューの中心だった。これらは牛小鉢と同程度の量を漆塗りの丸型重に盛り付けられており、大盛等のサイズ違いはなかった。



  • 他にも、惣菜専門店やカレー店など、アンテナショップを1〜数店舗出店し市場調査する戦略を一時期行っていたが、調査終了後に閉店している[134][135]



移動販売車




オレンジドリーム号 (いすゞ・エルフ)


「オレンジドリーム号」と称するキッチンカーを3台保有している(東北/関東、中京、関西各1台)[137][138]。主に店舗改装時に使用されるが稼動スケジュールに余裕があり約300食以上が見込める場合は外部イベントでも活用されるほか、災害被災地(2011年の東日本大震災や、16年の熊本地震)への炊き出しにも活用されている[139]


牛丼弁当のみ提供される。



BSEによる米国産牛肉輸入停止の影響



2003年(平成15年)



  • 12月24日 - アメリカワシントン州においてBSE(牛海綿状脳症)感染疑惑牛発見の発表があり、同12月26日に政府はアメリカ産牛肉の輸入禁止を決定。これに対応するため、都内を中心とした11店舗で年末年始の休業や深夜時間帯(日本時間22:00から翌朝10:00まで)の営業休止を行う。


  • 12月30日 - 深夜閉店店舗を123店舗に拡大。



2004年(平成16年)



  • 1月1日 - 特盛販売中止、朝定食の終日販売。


  • 1月6日 - 一部店舗で新商品の「吉野家のカレー丼」の販売を開始。その後、「吉野家のいくら鮭丼」、「豚キムチ丼」、「吉野家のマーボー丼」、「吉野家の焼鶏丼」などの新メニューを順次展開。


  • 2月11日 - アメリカ産牛肉の禁輸が長引き在庫がなくなったため、牛丼、牛皿、牛鮭定食の販売休止に踏み切る。これに伴い、前日の2月10日最後の一杯を食べに熱心なファンや一般客、話題性から今まで食べたことがなかった人も店に駆けつけ、一部店舗で食べ納めの行列ができた。
    • 但し、創業店として特別な位置付けがされている築地店や、出店契約や他店との兼ね合いで牛丼(サイズは常時「大盛」限定)以外のメニューを提供できない競馬場・戸田競艇場にある店舗では、国産牛などを使って牛丼の販売を継続。しかし、並盛500円、大盛650円に値上げを行った。


  • 2月11日 - 茨城県神栖町(現神栖市)「124号線神栖店」で酒に酔った客が牛丼の販売中止に対して暴れ、逮捕される。


  • 2月19日 - 長崎県長崎市「長崎滑石店」で酒に酔った客が牛丼の販売中止に対して店員に暴行を加え、逮捕される。


  • 2月23日 - トリインフルエンザによる中国、タイの両国からの鶏肉禁輸処置で鶏肉の在庫が少なくなったとして、「吉野家の焼鶏丼」を3月中旬をめどに一旦販売中止する方針を発表。牛丼の販売中止を受けて代替メニューとして販売していたが、結局2ヶ月強で販売打ち切られる。


  • 3月3日 - 豚丼・豚皿をレギュラーメニューとして3月1日より順次導入し、この日までに全国の店舗で販売開始(一部店舗除く)[65]

    • 元々はBSE騒動以前から多メニュー化プロジェクトの一環として開発に取り組んでいたメニューであったが、その途中でBSE騒動が発生したためやむなく牛丼の代替メニューとして投入、当初の現場では調理・オペレーションが不十分・不徹底な面が目立ち、その影響によって低評価を下した客も少なくなかった[140]

    • その後、地道な改良を重ねて豚肉により合った調理法とオペレーションを築き上げ、独自の味付けに変化することで牛丼とは別の顧客が開拓された[140][141]。2009年(平成21年)4月時点においても牛丼に次ぐ2番手の売上を確保していた[141]




  • 3月11日 - 代替メニューのカレー丼などが不調で、「松屋」「すき家」「なか卯」など他チェーンへの流出が続いているため、販促キャンペーンとして3月15日までの期間限定で「豚丼」並盛を250円に値下げ、かつ期間中は他のメニューの提供を中止。この日から、朝定食の販売時間を従来の午前5時 - 10時に戻した。


  • 12月上旬 - オーストラリア産牛肉を使った「牛焼肉丼」の提供開始。



2005年(平成17年)



  • 2月11日 - 牛丼の販売停止からちょうど1年のこの日、牛丼の販売再開を期待する多くの声に応え、1日限定(午前11時から各店舗ごとに売り切れまで)で、牛丼が復活販売された。吉野家の倉庫に残っていた在庫の他、国内に残る米国産牛ショートプレート肉が可能な限り集められた。吉野家の各店舗には、早朝から「1年ぶりの吉野家の牛丼」を求めようとする長い列ができた。


  • 10月1日 - 豚丼、豚皿の値段を10円値上げ。同社は「牛丼で目指してきた何度食べても飽きないうまさを、豚丼でも実現するべく研究を続けてきた結果、たれの味に熟成を重ねて作り上げた自信作」としている。店内でも同内容の告知放送が行われた。



2006年(平成18年)



  • 6月21日 - 米国産牛肉の輸入再開決定で日米が正式合意。


  • 7月27日 - 米国産牛肉の輸入再開解禁。


  • 9月4日 - 社内イベント:牛丼復活決起集会を都内某ホールで開催。


  • 9月18日 - 「牛丼復活祭」開催用に作られた特製のたれを使用。長時間煮込んだ濃厚な味が吉野家の牛丼の特徴だが、限定販売で長時間煮込むことができないため、最初からある程度味を調えた特製たれで提供された。


  • 9月21日 - 今後の安定提供に向け、テストとして北海道内の店舗のみ、午前11時から午後3時までの時間限定で牛丼を毎日提供。


  • 10月1日 - 10月5日 - 全国で牛丼復活祭を開催、期間限定牛丼販売。


  • 11月8日 - 安部修仁代表取締役社長が視察したアメリカの牛肉加工業社・スイフト社から輸入された牛肉に、日本政府が危険部位にしている箇所の肉が混入していることが発覚し、同社からの牛肉輸入が停止された。


  • 11月1日 - 11月5日 - 前月に引き続き、全国で期間限定牛丼販売。


  • 12月1日 - 全国で毎日昼食時間帯(11時から15時)のみの販売開始。



2007年(平成19年)



  • 2月21日 - 3月1日より、牛丼の販売時間を深夜0時までに延長することと、「特盛」「牛皿」「牛鮭定食」の販売を再開することが発表された。


  • 10月11日 - 2007年(平成19年)8月中間決算発表の会見で吉野家HD社長は「2007年(平成19年)12月、2008年(平成20年)2月の第4・四半期には、来期の価格戦略や牛丼販売時間などを決めたい」とし、牛丼の常時24時間販売計画は、2007年(平成19年)下期分には織り込んでいないとした[23]


  • 11月27日・12月5日 - 12月11日 - 期間限定であるが、2004年(平成16年)2月以来、約3年10ヶ月ぶりに牛丼の24時間販売を行う事を11月27日に発表し、12月5日午前11時から同年12月11日午前零時までの1週間限定で実施された。その際「まだ(牛丼の)24時間販売をフルに再開できない」と牛丼の常時24時間販売計画は未定である事を再度示した[25][26]



2008年(平成20年)



  • 3月17日・20日 - 牛丼の主原材料である米国産牛肉の調達先開拓が進み、終日営業に必要な量の確保が可能になった事により、全国の吉野家約1040店で牛丼の常時24時間販売を約4年1ヶ月ぶりに再開すると3月17日発表、同月20日実施[30]。これにより、牛丼の販売時間に関してはBSE騒動による販売休止以前の状態に戻った。


  • 4月21日・23日 - 伊藤忠商事が吉野家向けに2007年(平成19年)8月に輸入した米国産牛肉(ナショナルビーフ社カリフォルニア工場出荷)700箱中1箱から特定危険部位の脊柱が混入していた腰部の肉を吉野家の加工工場「東京工場」(埼玉県大利根町(現加須市))で4月21日発見、農林水産省と厚生労働省は同月23日この事実を発表[31][32][33]。問題の牛肉は工場でのチェック体制がきちんと働いたことにより、消費者には販売されていないため「吉野家の牛丼は安全だ」と同社は強調した[31][32]。特定危険部位の混入は2006年(平成18年)7月の米国産牛肉の輸入再々開以降初めてである[32]。当該工場以外にも調達先があるため「牛肉の在庫は確保しており、24時間販売の見直しはしない」(吉野家HD広報部長)としている[33]



BSE・中国産野菜に対する企業姿勢



  • 吉野家は、独自調査等の結果を根拠に米国産牛肉の安全を主張している[85][142]

  • 中国産野菜について、「堂々と使う。きちんと管理し検査をしている以上、中国産も国内も同じことだ。」と出射孝次郎(元吉野家社長)が公言している[143]



広告・広報・作品



テレビCM




  • 1980年(昭和55年)以前(会社更生法適用申請前)
    • 『吉野家牛丼CMソング』(作詞・作曲:郷伍郎、JASRAC作品コード:063-8181-2)を使用したテレビCMが盛んに放送されていた。「牛丼一筋80年」「やったねパパ。明日はホームランだ!」などのフレーズが知られているものである。この曲は、後の『あー、牛丼食いてー』編でも一部使われている。



  • 2007年(平成19年)9月 - 「牛丼3杯目が並盛り100円」、同年12月「歳末牛丼祭(牛丼24時間販売、50円引き)」、2008年(平成20年)3月「牛丼24時間販売完全復活」、同年4月「新生活応援祭」
    • 上記キャンペーンCMに松井秀喜が出演。前述の「明日はホームランだ」というフレーズを牛丼を、食べた後に言うセリフで復活(9月CM時)。「松井が牛丼を食べているように見えない」と話題になった(9月・12月CM時)。



  • 2008年(平成20年)10月 - 「牛丼関連商品80円引きセール(秋の牛丼週間)」
    • 上記キャンペーンCMに佐藤隆太とアンタッチャブルが出演。



  • 2008年(平成20年)10月から2009年(平成21年)3月までクイズ!ヘキサゴンII(フジテレビ系)のスポンサーだった。


  • 2009年(平成21年)4月 - 「春のヨシギュー祭 丼・定食どれでも50円引き!」
    • 上記キャンペーンCMには佐藤隆太、塚地武雅(ドランクドラゴン)、市川由衣、小野武彦が出演。



  • 2009年(平成21年)4月から半年間しゃべくり007(日本テレビ)のスポンサーになった。


  • 2009年(平成21年)4月から9月まで太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ)のスポンサーになった。


  • 2009年(平成21年)7月からリンカーン(TBS系)のスポンサーになった。


  • 2011年(平成23年)7月 - 「アニキ部長」
    • 上記キャンペーンCMでは仲村トオルが出演している。



  • 2013年(平成25年)4月 - 「「登場」篇 (牛丼値下げ)」北大路欣也・宮川大輔・相武紗季 CMソングに斉藤和義「Hello! Everybody!」その後宮川のみが現在まで続投し(CMソングは引き続き起用)、牛すき鍋膳などのCMに登場。一部CMで坂田利夫と共演。


  • 2015年(平成27年)12月 - 「Enjoy! 吉野家」
    • 上記キャンペーンCMには、ローラが出演している。


  • この他には、大槻ケンジ、ウッチャンナンチャン、飯島愛、中居正広、佐々木健介、益子卓郎などもCMへの出演歴がある。



愛称・マスコットキャラクター


吉野家は、牛丼屋であることから 「吉牛」(よしぎゅう)と省略した愛称で呼ばれることも多い。しかし、一連のBSE問題の影響で牛丼の販売が出来なくなっている間については、主力商品を豚丼にシフトしていたことから、自然発生的に 「吉ぶー (よしぶぅ)」 という愛称でも呼ばれるようになった。吉野家側もその愛称を公認し、2004年(平成16年)3月よりマスコットキャラクター「吉ブー (よしぶー)」別称:BOOちゃん(ぶーちゃん)、「吉ギュー(よしぎゅー)」別称:GYUちゃん(ぎゅーちゃん) を登場させて広報活動を行っていたが、2006年(平成18年)10月31日に終了したが、2012年(平成24年)6月よりこれらに代わる新キャラクターとして「よっぴー」が誕生した。なお、現行マスコットキャラクターの「よっぴー」に関しては主に同社のモバイルサイトを中心に広報活動を行っている。



吉野家の表記


吉野家は「吉」の字に「Tsuchiyoshi.svg」(「土」の下に「口」、つちよし)の字体を用いている。しかしながら、そのメジャーさとは裏腹に日本の文字コード規格でこの字体は包摂の対象になっており、表示できない環境もある[144]


本文中では「吉野家」と表記する(公式ウェブサイトでの社名の表記には画像が用いられているが、Wikipediaほか一般では、「吉」(「士」の下に「口」)で代替表記される)。


また、漫画『キン肉マン』などの作中で「吉野屋」の名が頻繁に出ていたことや、競合チェーンに「松屋」が存在することによる影響から、「吉野」と誤表記されることが多い。過去には吉野を強調する新聞広告を出したこともあった[145]



Twitter


2010年(平成22年)8月23日から吉野家はTwitter公式アカウント「@yoshinoyagyudon」で情報発信を開始した[146]。文体の特徴として「ぎゅう」を多用する独自のスタイルが定着している[146][147]



新日本プロレス


新日本プロレスのスポンサーでもあり、コラボ企画として所属選手である真壁刀義や中邑真輔を起用した限定CMや、冠スポンサー大会となった「吉野家 Presents KIZUNA ROAD 2013」では新日本プロレスとのコラボどんぶりが制作され抽選でプレゼントされた。



作品


楽曲


  • 「吉野家牛丼CMソング」(作詞・作曲:郷伍郎) - 前述。

  • 「狼になりたい」(作詞・作曲・歌:中島みゆき) - 1979年(昭和54年)発表。深夜の吉野家を舞台にした楽曲。

  • 「さらば吉GYUよ!また逢う日まで」(GYU-BAND) - 2004年(平成16年)の吉野家の牛丼販売停止を題材にした楽曲。

    • クイズダービーの2004年復刻版で、作詞問題として出題された。


  • 「うめえなあもう」(ザ・クロマニヨンズ) - 2007年(平成19年)発表のCMソング。


ゲーム

  • 「SuperLite2000シリーズ「吉野家」」 - サクセスから2004年(平成16年)6月に吉野家を題材としたゲームソフトがPlayStation 2にて発売、音楽を葉山宏治が担当した。


エピソード




  • 台北の吉野家では紅ショウガの色が薄く甘酸っぱい風味の、寿司用の物に近い物を使用している。日本国内と同じように米国産牛肉を使用していた為、当局が輸入禁止した後に豚丼をメニューに加えた。

  • 店舗と同様の牛丼・豚丼・牛焼肉丼が味わえる冷凍商品(牛丼の具、豚丼の具、牛焼肉丼の具)と紅生姜も発売しており、生協や通信販売、一部のスーパーマーケット等で購入可能であるが、吉野家店舗内での直接販売は行われていない[148][149]。オリジナルではキムチが商品化されている[148]


  • 1968年(昭和43年)頃、当時中華料理店を営んでいた「松屋」創業者の瓦葺利夫が牛丼の研究をしている最中、吉野家築地店に立ち寄りその牛丼に感銘を受け[150]、毎日立て続けに通うようになった。また、吉野家が新橋に2号店を立ち上げる際に瓦葺をスタッフとして誘ったが丁重に断った上で松屋を牛めし・定食店として新たに展開させた際、吉野家スタッフとの縁で松屋1号店(江古田店)開店後最初期の食材卸は吉野家と共有していた時期があった。

  • 吉野家の名称に関わる地区である大阪市福島区において、JR環状線福島駅前には吉野家の店舗を出店しているが、同区内で屋号ゆかりの地である「吉野」に吉野家の店舗は存在していない。他方で、競合牛丼チェーンの松屋となか卯は同所に店舗を出店している[151](2014年(平成26年)11月時点)。


  • 2001年(平成13年)に日記サイトで、吉野家を戯画した文章が発表された。吉野家は殺伐としてるべきで、大盛りねぎだくギョクを頼むのが通と主張するこの文章は、掲示板サイト2ちゃんねるで人気となり、くりかえし転載され、「吉野家コピペ」と呼ばれるようになった。同年12月23日に、「吉野家コピペ」に出てくる通のように、吉野家で大盛りねぎだくギョクを頼むというパフォーマンスが2ちゃんねるで提案され、翌24日から数次のオフ会が発生した。2002年12月24日には412店舗、述べ1947人参加の最大規模でオフ会が行われた[152]


  • 2007年(平成19年)11月30日、日本の動画配信関連サービス「ニコニコ動画」に『【吉野家で】メガ牛丼に対抗して、テラ豚丼をやってみた【フリーダム】』(後に投稿した本人により削除済)という動画が投稿された[153]。この動画は、吉野家の店員が店舗厨房で丼から溢れんばかりに肉を盛り付けた豚丼(テラ豚丼)及びコーンを1缶使用した野菜(テラ生野菜)を作っている様子を録画したものだった。投稿者がコメントに「盛り付けた肉を鍋へ戻した」旨の投稿をしたことから、閲覧者からは「食べ物を粗末にするな」「不衛生である」などの苦情が同社に相次いで寄せられた[154]

    • これらの苦情を受け、吉野家はすぐに調査を開始し、当日中に店舗及びアルバイト店員をほぼ特定したと公表した[155]

    • 同年12月3日には、同社公式サイト上で「弊社商品を悪用した動画『テラ豚丼』がWeb上に投稿され、お客様には大変不安・不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪する発表を行った[153][156][157]

    • 同年12月5日、「テラ豚丼」動画に関与したとして、近畿地方のアルバイト店員2名を処分したが、これ以上の処分・調査を行わないとのことを公表した[157][158]


    • 安部修仁社長(当時)はこの事件のことを聞いたとき、まず「腹が立った」が、その後「果たして経営側に問題はなかったか」、そして「事件と何も関係の無い他の職員の心情を慮った」との心境だったと述べている[155]

    • テラ豚丼騒動は蛙男商会のアニメ、鷹の爪-独立愚連広報部や爆笑問題のDVDで風刺ネタにされ特に独立愚連広報部ではゆとり世代のネガティヴさが強調されている。




  • 香港の吉野家で男性店員3人が女性店員を強姦し、携帯電話でその様子を録画しインターネット上に2008年(平成20年)8月頃から流出していることが発覚、男性店員3人は逮捕され、3人は16 - 19歳でうち1人は店舗マネージャーであった。事件を受け、香港の吉野家では再発防止を目指し1,350万円を投じて社員教育などを実施するとの考えを示した[159]



関連項目










関連のある会社




  • 伊藤忠商事 - 吉野家ホールディングスの大株主。伊藤忠東京本社の社食には吉野家の牛丼がある。価格は市井と同じ、ただし並盛のみ。つゆだくは可能。サラリーマンNEOの「世界の社食から」コーナーでも紹介されたが、吉野家の名前は伏せられた。


  • KISCO - 旧岸本産業株式会社。吉野家の持ち帰り用容器の過半数(約70%)はKISCO製である。


  • 日本電気 - 通称NEC。本部と各店舗を結ぶ回線システムに「Clovernet(クローバーネット)」を導入している。また、POSシステムも長年NEC製を採用してきた(ただし、POSレジスターについては、現在はWAONの本格導入に伴い大半が東芝テック製に切り替わっている。一部でNEC製を併用)。


  • りそな銀行 - 親密企業。店舗外の現金自動預け払い機(ATM)設置で提携。


  • 東武動物公園 - 東京工場から出た白菜とキャベツの外葉を動物のエサ用に寄付している。また、運搬も自家用運搬車を使用し、廃棄コストの削減にも努めている[160]


  • 備後漬物 - 紅生姜、浅漬け、キムチなどの漬け物類を受託生産。



関連のある人物



  • 松田栄吉 - 吉野家創業者


  • 松田瑞穂 - 2代目。株式会社吉野家(現・株式会社吉野家ホールディングス)を設立。


  • 木梨憲武 - 「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」で吉野家の牛丼が好物であることを盛んに言ったところ、吉野家から「名入りのどんぶりおよび湯呑み」が贈られた。それを持って牛丼を食べに行くとタダになると相方石橋に言われ、番組で実際に吉野家の店舗にそれらをもって行った。持ち込んだ名入り丼は洗浄後、盛り付けはしてもらい食べられたが、お金を払わずに店外へ出ようとしたところ、店員に止められしっかり代金を支払うこととなった。その後同番組の企画「ノリさんの"日本の職人"第1弾!牛丼職人に挑戦」(2000年1月19日・1月26日等放送)にて番組出演者数名と吉野家一日体験入店を行い、終了後吉野家(当時・吉野家D&C)本社から顔写真付きの「牛丼並盛り半永久無料カード」を贈呈された。


  • ゆでたまご - 漫画『キン肉マン』の作者。牛丼を世間に広くアピールしてくれた礼として、木梨と同様の「名入りのどんぶりおよび湯呑み」を贈られた。ゆでたまごは「このmyどんぶりを持って行ったら、全国どこの吉野家さんでも牛丼をタダにしてもらえませんかね?」と語っており[161]、2003年10月15日放送『トリビアの泉』で取り上げられたが、無料にしてもらうことはできなかった。更に、ゆでたまごは後に謝罪に来た吉野家社員の対応[162]や、連載開始29周年記念に関して吉野家に持ちかけるも「私どもはやる気はありません」と拒否された事により、吉野家と確執が発生していることも告白しており、キン肉マン29周年キャンペーンはライバル社のすき家となか卯で行っている[163]


  • 中井貴一、ヒロミ、トミーズ雅、久本雅美 - 吉野家から「名入りどんぶり」を贈られた[164]。なお、トミーズ雅は、この「名入りどんぶり」を2004年(平成16年)6月上旬に吉野家店舗に持参して豚丼を無料で食べることに成功した[165]


  • 明石家さんま・上地雄輔 - 社長より有田焼の湯呑とどんぶりが贈られた。


  • 華原朋美 - テレビ番組などで吉野家の牛丼が好物であると述べ、それまであまり知られていなかった「つゆだく」という言葉を広めた。


  • 道重さゆみ - 新メニュー「焼鳥つくね丼」の記者発表会にお笑い芸人のスギちゃんと共に出席。その後2013年2月1日には東京の吉野家西五反田一丁目店で一日店長を務めたというエピソードがある。ちなみに「焼鳥つくね丼」は一部のファン、およびネットユーザーの間からは「さゆ丼」の愛称で親しまれている[166]。また、2013年3月17日のオリンパスホール八王子で行われたモーニング娘。コンサートの昼公演後に会場付近の吉野家において、「焼鳥つくね丼」を売り切れに追い込んだことがある。


  • 竹達彩奈 - 肉好き、牛丼好きを公言しており、「アタマの大盛」の正式メニュー化の際にTwitterで「長い注文をしなくてすむ」と歓迎するコメントを出したところ[167]、これを見た吉野家広報部がタイアップを打診、同メニューのPR企画やコラボレーション企画などを展開している。また、「名入りどんぶり」も贈られている[168][169][170]



関連作品・番組




  • ランチリクエスト - ニッポン放送制作番組で全国ネットスポンサーにより、ヒッチハイク扱いされている。


  • キン肉マン - ゆでたまご原作の漫画・アニメ。主人公の大好物を牛丼とし、その飲食店名として漫画では「吉野」、アニメではそのまま「吉野家」[171]として頻出する。当時の吉野家は倒産からの会社更生法申請による再建を進めており、アニメ版の番組協賛社ではないものの、会社再建につなげることができた。



同業他社




  • すき家(株式会社ゼンショーホールディングス子会社の株式会社すき家本部。ゼンショー創業者・ゼンショーホールディングス社長の小川賢太郎は吉野家に1978 - 1982年在籍していた)


  • なか卯(株式会社ゼンショーホールディングス子会社の株式会社なか卯)


  • 松屋(株式会社松屋フーズ)

  • 神戸らんぷ亭


  • 牛丼太郎(株式会社深澤。創業者の深澤五郎は吉野家に1970 - 1980年に在籍し副社長を務めた[172]


  • どん亭(株式会社富士達)



脚注


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  1. ^ 日経スペシャル カンブリア宮殿(テレビ東京)2007年10月15日放送「ピンチをチャンスに変えろ」(ゲスト:吉野家HD社長)より Archived 2007年12月17日, at the Wayback Machine.


  2. ^ 危機を克服して進化する吉野家流経営 - 第1章 / 第2章 / 第3章 / 第4章 / 第5章 academyhills 2008年4月・5月

  3. ^ abc詳細は#主なメニューや牛丼#飲食店における牛丼価格の変遷を参照。


  4. ^ 吉野家・安部社長に戦略聞く FujiSankei Business i 2007年9月15日掲載


  5. ^ FujiSankei Business i.(産経デジタル)2007年12月13日掲載「吉野家がステーキの『どん』買収へ…単品経営リスク教訓」より

  6. ^ abcFujiSankei Business i.(産経デジタル)2008年4月16日掲載 吉野家、最終利益9割減 多角化路線つまづく 08年2月期


  7. ^ asahi.com(朝日新聞)2008年4月15日掲載 吉野家HDの09年2月期は14%の営業増益見通し、市場予測下回る


  8. ^ 株式会社吉野家 子会社新設(株式会社中日本吉野家)に関するお知らせ(吉野家ホールディングス) (PDF)


  9. ^ 株式会社吉野家 子会社新設(株式会社北日本吉野家)に関するお知らせ (PDF)


  10. ^ 連結子会社の異動に関するお知らせ - 吉野家ホールディングス・2016年6月27日


  11. ^ 資本提携実施および子会社の異動のお知らせ - 吉野家ホールディングス・2016年6月27日


  12. ^ おかずの華 公式サイト


  13. ^ 当社連結子会社におけるラーメン事業からの撤退に関するお知らせ(吉野家ホールディングス) (PDF)


  14. ^ 株式会社吉野家ホールディングス 2010年2月期決算説明会資料 (PDF)


  15. ^ 株式会社化し現在の組織体制となったのは1953年(昭和28年)。


  16. ^ 新杵 会社概要・沿革


  17. ^ 子会社の異動(株式及び資産譲渡)に関するお知らせ (PDF) 京樽から2010年9月27日付で発表されたニュースリリース。


  18. ^ 吉野家HD、海外事業強化で新会社「吉野家インターナショナル」を設立 NIKKEI NET 2009年1月26日


  19. ^ 1958年の会社化の際に取り止め。1日8時間(5時〜13時)の営業となる。


  20. ^ 株式会社吉野家ホールディングスの沿革・役員経歴 企業情報サイト「COPO」(インディビジョン)


  21. ^ 新橋駅前西口広場でC11形蒸気機関車に向かって右手にあった。


  22. ^ 読売新聞 2001年7月6日朝刊より(参考資料)
    みずほコーポレート銀行 > 金融経済情報 > 産業情報 > みずほ産業調査 > 「興銀調査」バックナンバー > 興銀調査 305「特集:2001年度の日本産業動向」 > 11 食品・外食 (PDF) (インターネットアーカイブ)より


  23. ^ abcロイター2007年10月11日掲載「全国一律の価格戦略を転換、値上げスタンスではない=吉野家HD社長」より


  24. ^ 吉野家HD 2007年10月16日付プレスリリース 株式会社四国吉野家 株式譲り受けのお知らせ (PDF)

  25. ^ ab時事通信2007年11月27日掲載「牛丼、12月5日から1週間だけ24時間販売=吉野家」より

  26. ^ abFujiSankei Business i.(産経デジタル)2007年11月28日掲載「吉野家『歳末牛丼祭』…『牛丼24時間』1週間限定復活」より


  27. ^ asahi.com(朝日新聞)2007年12月12日掲載「吉野家、ステーキの『どん』買収へ」より


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    (誤差±10グラム)であった(出典:【トレビアン】吉野家のおもしろオーダー!“つゆだくだくだく”も!? ライブドアニュース 2009年3月13日、吉野家で「肉は多く、ご飯は少なく」食べたい人はコレ ライブドアニュース 2009年9月13日 より)。


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  • 吉野家(テレビゲーム)

  • がっちりマンデー!! 吉野家特集

  • 吉野家——新たな店舗形態と新たなお客様〜環境変化と「セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング」を革新するマーケティング〜



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